木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

空はまだ暗くてよく見えませんが、星が見えないので、穏やかな曇り空でしょう。

気温は7.5度と冷え込みはありません。

さて、写真の黒豆、つや良く皮のしわも破れもなくきれいに出来てるでしょう。

これは昭和の料理番組で温厚な語り口で家庭料理を教えていた土井勝さんのレシピで、

今は息子の土井善晴氏が引き継いで、もちろんこのように公開しているものです。

黒豆300g

砂糖250g

醤油50ml

塩大さじ1/2

重曹小さじ1/2

これを水10カップ(2000ml)に加え、煮立たせたら、この中に黒豆を入れて

一晩おきます。(昭和レトロなほうろう鍋が味をさらによくする……ことはないか)

最初から煮汁に浸すところが土井式です。

2日目、この豆と煮汁を煮立たせて、あくを取り

カップ半分程度のびっくり水を差します。

これを三回繰り返したら

落としぶたをさらに鍋ぶたをして

弱火で8時間煮ればできあがり。

これが、オリジナルレシピですが、

我が家のコンロは90分で自動的に安全装置が働き消火します。

それでも90分を三回繰り返したら豆は十分に柔らかくなっていました。

ただ煮汁の煮詰まり具合が甘いので

煮汁だけ中火で適度なとろみが出るまで1時間弱煮詰めます。

どうですか!このきれいな煮上がり。

ここに煮詰めた煮汁を戻せば完成です。

食べる分だけタッパーにとり、あとは煮汁と一緒に冷凍庫に保存すれば

いつでも、おいしい黒豆が食べられます。

黒豆は栄養価が高いのでお正月のおせち料理だけではもったいないです。

足かけ2日はかかりますが、ご覧のように手間もこつも要りません。

是非、土井式をお試しください。

それではMayと伊豆に帰ります。

皆さんもよい週末をお過ごしください。



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