木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

散歩の時に暖かいなと思ったら18℃、練習ジャージは半袖で十分でした。

9月で終わったかと思っていたキンモクセイの香りが、

走る先々で漂っていました。

さて、昨日は8時15分過ぎに職人さん2名が到着。

サエツ冷機の佐藤さんは、バーナーを外して、レバーなどの調整をしていきます。

もう一人の職人さんは、外の陽だまりで外したバーナーの中の錆び、

バーナーの穴の詰りを千枚通しで掃除していきます。

手前のガスノズルを調整するレバーは2個は

交換します。

きれいになりました。

レバーの後ろの空気の取り入れ口は、油で固まって全く動きません。

こちらもパイプレンチで回して動くようになりました。

ここで教えてもらったのは、ガス器具の潤滑に油類を使ってはいけません。

そこから発火してガスを呼び込むからだそうです。

そんな話をしていると、2人に共通の同級生に結び付きました。

私と佐藤さんは、学校は一度も一緒にはなりませんでしたが、同じ地域の同学年でした。

外の職人さんと話をしていると、「こちらの人ですか、お名前は?」と聞かれます。

「はい、この村の出身で、山本章氏です。」

「あ、やっぱりそうだよね、おれ、石川文明。」

「え、ブンメイさん、全く気が付かなかった。

 中学校の頃、もっと大きかった気がしたので。」

奇しくも3人とも同じ西伊豆で同じ時間を過ごしていたのです。

3時間近くの調整の末、

大きなバーナーも

小さなバーナーもきれいな青い火が出ました。

石川さんも「新品はやっぱりきれいでいいね。」

ところが

石川さんが2時間もかけてきれいしてくれたバーナーですが、火が立ち上がりません。

原因は目詰まりをしないように、バーナーの穴を私が繰り返し、

丸やすりで穴をこすり過ぎて広がってしまったのが、原因だそうです。

たしかに言われてみれば、穴が相当広がっています。

覆水盆に返らず、結局この2台のバーナーも新たに交換となりました。

せっかく、石川さんが2時間以上も掃除してくれたのに、すみません。

でも、いろいろと話をして、親近感が持てて、意義ある作業の立ち合いでした。

11時9分、同級生2人の職人さんを見送ると、私もとんぼ返り。

伊豆滞在、ほぼ12時間でした。

今日は浜松に出張です。

皆さまは良い日曜日をお過ごしください。

 



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