木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

寝床から雷鳴が聞こえたので、ずぶ濡れの散歩を覚悟したのですが、

身支度を整え、傘をさして出かけた散歩ではその傘も不要でした。

気温は12℃、長袖シャツ1枚でも寒さは感じません。

天気にかかわらず、練習は休み、空いた時間で蜜汁叉焼を仕込みました。

さて、昨日は本来なら、母屋西側も基礎土台をやるはずでした。

昨年暮れに、母屋の囲炉裏の床ををはがした時に、

床下から錆び錆びの鎹(かすがい…こういう漢字だと変換で初めて知りました)や

柄の折れた玄能などが出てきました。

あと、石割用の矢(?)でしょうか、それに私の工具の一部も入れて、

サンポールの原液をかけます。

以前、ネットの書き込みに、錆び落としにいいと書いたあったので。

これを水で適当に希釈して、放置します。

駐車場の軽トラが奥まで入れずに、買ってきた砂利が積みぱなしになっています。

山荘西側の護岸工事で倒された杉の丸太の一部を、業者さんに頼んで置いてもらってあります。

これを一輪車や手押しでごろごろと庭まで数メートル移動をさせます。

重くて転がしたり、載せたりできないものは割ります。

大きな丸太を割るのは、斧ではなく、楔をハンマーで打ち込みます。

これがとても大きな体力を使います。

息が上がり、50代はこんなじゃなかったと衰えを実感する時でもあります。

1時間ほどで、体力を使い果たしたので、軽作業に切り替えます。

サンポールを水洗いして、玄能だけはグラインダーでさらに錆を落とします。

だいぶ、頑固な錆が、酸に漬けただけで取れます。

後はこれにCRCを吹きかければ、

まだまだ現役の道具として使えそうです。

鎹は現代では補強金物に代替され使いどころがないので、

家具の飾りか何かに使えればと思います。

こんなわけで、基礎土台作業は行えず、

午後1時に昼食となりました。

冷凍のシーフードミックスを茹でて、セロリ、ニンジン、タマネギと卵炒飯にしたのですが、

イカが少し、他の具材と比べて大きすぎました。

茹でたら、さらにイカだけさいの目に切る工夫が必要でした。

すっかり疲れたので、1時間ほど昼寝。

まだ、割っていませんが、今季の炊き残りと合わせれば、

来季の薪もほぼ何とかなる気がします。

駐車場が空いたので、最後に砂利運びをして本日の作業終了。

心配されていた雨は降りださず、作業開始ともに暑くて脱いだヒートテックが

カキの木の枝につるされ、風になびいていました。

それでは今週も元気に行きましょう。



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