りんごの花が半分以上散りました。今頃に咲いているものは殆ど落されてしまいますが・・・。「ふじ」の実止まりが確定しました。
5月12日頃までは満開で、見頃だったのに早いもので、実止まりして日に日に肥大しています。
目通りの高さの幼果の横径を測って見ました。樹によって違いますが、大体5.5mm前後になりました。「ふじ」に摘花剤(ミクロデナポン)の散布のタイミングをみています。中心花の殆どが7~8mmになれば丁度良いタイミングです。指導では10mmで散布となっておりますが、その頃の散布は効きが良くないので、少し早めに散布します。遅く咲いた花は弱い花叢なので、落ちてくれた方が樹の負担も軽くなると言うことで、いくらかでも落ちてくれれば樹にとっても良いと言うことだ。
「王林」の樹です。今年は特に、「王林」が霜の影響で中心花が無いと言うことです。
場所によって程度が違ってきますが、中心果が無いもの、小さいもの、中心果が変形したもが見受けられる。
このように、中心果が小さくなっているものも有ります。花叢葉が多く、もったいないけれども、落してしまいます。まあ、落せば丁度い良いと思う。
「王林」は結構大きくなって7.8mmです。実止まりを確認したところで、これから気の遠くなるような作業が続きます。