6月30日になりました。一年は早いもので今日で半年が過ぎようとしている。あっという間ですね・・・。岩木山が雲に隠れていて梅雨空そのものです。
午前中で「ふじ」の袋掛けは終了した。「ふじ」の一部なんですけども・・・。この園地は古い樹を2本伐採したので昨年に比べて2,500枚少ない25,000枚で終わる。とりあえず「有袋ふじ」が終わってホッとしました。
袋掛けが終わって昨日草刈りをしていたので見れる畑になった(^_^;)。
さて、ホッとするのもつかの間、「つがる」の摘果(一発仕上げ)をする。近くの人たちはいつもの年には「王林」と同じく摘花しているので「今年はどうしちゃったの?」口々に言っていました。枝が垂れ下がっていますが新梢の実が一つ成りになったり元の実も2~3個になっているのが多いので初めから樹上選果をしてこれ1回で済ませたい。「つがる」は自然落果しやすく、豊産性でしかも隔年結果しにくいので摘花するのに比べて捗る。今になると残す実と落とさなくてはならない実がはっきりしてくるので摘果しやすい。
今年はこの黒い斑点(黒星病の果実病斑)が結構見られる。この病気は4月から6月末まで雨が長く低温が続き、りんごの葉が湿った状態が長時間になると感染しやすい病気だ。今年の4月末~6月末にかけて晴れた日が多く乾燥した日が続いているの発病する条件ではないので原因は今のところ分かりません。後で分かると思いますが・・・。
黒星病の被害化やサビ果、かたちのわるいもの、大きくなれば枝ですり傷が付きそうなもの、果叢葉が少ないものを落としても結構成っている。「つがる」は特に今年は大きいというので玉伸びを極力抑えたいというのが狙いだ。
今頃開花が早いこの品種の摘果をするもんだから落とした実ははんぱない。今まで無駄な養分のロスをしたんだから勿体ない気がしますがじっくり樹上選果がで出来るのがメリットだ。
「つがる」の摘果は少し残りました。明日の午前中で終われるようだ。午後6時頃ようやく山が見えてきて、頂上付近にはかすかに残雪が見えます。でも、空が曇りの梅雨空なのでなんかスッキリしませんがやはり岩木山が見えるといいね~。