今日も天気が良く、気温も21℃まで上がり、今の時期にしては暑い一日でした。
りんご園では伐採した樹をユンボで抜根し終わり、植穴を大きく掘ってもらった所に大苗を移植する。
植え替える樹は5~6年になる「ふじ」の大苗です。これは自分で作って育てたものです。丸葉台木は樹の根元に生えるヒコバエを利用したもので、りんごが成り始めてきたものです。この位の樹は手作業でも掘ることはできますが、ユンボですぐ移動できるようにしてもらいました。
植穴は直径150~200cm位で、深さは50~60cmで、結構大きく掘ってもらいました。植穴には大量の堆肥を投入して、少し土を被せたところに大苗を植え付ける。トラクターのバケットには自家製の稲藁堆肥で3年寝かせたもので完熟して、ほとんど土になりかけたものを使う。
土壌改良材を投入して、その他りんごの樹の炭の粉も入れて植えています。せっかく植えるから土に良いものを入れて樹もいい状態にしてやりたいので、やるようにしている。なんといっても、稲わらをりんご園の空いてる場所に積んでおいて、生ごみを混ぜて腐らせて3年放置して置いたものを植え替えに使っています。作る堆肥は殆どりんごの樹の植え替えに使われています。
土を被せて、まわりを均して植え替え完了です。
今年一年休ませて、来年からりんごが採れるようになります。この位の大きい苗木は即戦力になります。しっかりと根付いて欲しいものです・・・。