9月に入ってしまいました。夏はあっという間でしたね・・・。今日は天気が良く気温も上がって昼頃には27℃近くになる。黒石市にある地方独立行政法人青森県産業技術センターりんご研究所(旧 青森県りんご試験場)参観デー(9月1日~2日)に行く。午前中は園生会(試験場で勉強した人達の団体)の受付をする。
毎年今の時期にりんごの研究成果などを公表するりんご農家や関係者にとっても一大イベントだ。いろんな店やりんご関係の資材業者や農機具店、露天の店など数々出店して賑わっていました。
今回の受付のメインはこの本、再出版の「りんご剪定葉隠れ論語 / 福島 住雄 著」の販売で初版は平成6年で、近年無くなってしまって再出版希望の人が多く、この度出版し、多くに人に読んでもらいたいと言う事です。この本はりんご剪定の先人や指導者の言った言葉を理論付けて分かりやすく解説したものです。りんごの剪定はりんご栽培の中でも一番難しく上達するにも長い年月を要するもので少しでもその理論を吸収して技術を身に付けて欲しいという趣旨です。今日の午前中で結構若い人中心に買い求める人がいました。りんご作りの若い人や初心者でよんだ事はない人は是非ともよんで頂きたい。
昼までで、午後の人と受け付けを交代して参観デ-の場内を見て回った。知ってる人と会うと足が止まり話し込んだり研究所の職員と話をしたり一回りするのに1時間以上もかかる。このイベントは津軽のりんご作りにとってもこれから忙しくなる前のつかの間の楽しみの一つだと思う。