後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
中央が甲斐駒岳で山麓に私の小屋があります。

あなたは写真を撮る時どんな工夫をしていますか?

2015年03月06日 | 日記・エッセイ・コラム
ネットに掲載する写真を撮る時にあなたはどんな工夫をしているでしょうか?
みなさんそれぞれ工夫して、苦心して撮っていると思います。
私の工夫の仕方を書いてみたいと思います。ご指導やご意見を頂けたら大変参考になると思いますのでよろしくお願い申し上げます。
以下は私の工夫していることです。
小金井の海岸禅寺で2月25日に撮った写真を用いて順々に私の工夫の数々をご説明します。
(1)花のクローズアップの写真がお好きな方々が多いのでまず花のクロ-ズアップ写真を示します。

(2)詩情を感じさせるような写真も入れる。
上の様なクローズアップ写真は花々のあでやかさだけがお好きな方にはよいのです。しかし、梅の花には淋しげな詩情があると思っている方々の為に下のような写真も掲載します。

梅の花が楚々と寂しげに咲いています。詩情を感じさせるような構図にしたつもりです。右奥の鎌倉時代風の五輪の塔は私が工夫して背景に入れたものです。この世の無常を感じて頂ければ嬉しいと思います。

(3)花の咲いてる環境が分かる写真を入れる。
上の写真は本堂の脇にある観音堂を背景にした梅の花です。花の写真を掲載する時、私は花がどのような場所に咲いているかが分かるような写真を工夫して挿入します。

(4)花々の写真にお寺の歴史を加え、記事の内容を奥深くする。
上の写真はこの禅寺の一番魅力的な場所です。江戸時代に名も分からない流れ大工が作った鎌倉時代風の山門です。そして下の写真はこの山門の出来た経緯が書いてあります。

そして写真に添えて以下の短い文章を入れます。
・・・このお寺は1783年、天明3年に作られました。流れ大工の作った鎌倉風の山門が楚々としていて静かなお寺です。山門、本堂、観音堂の配置がバランス良く、庭木も何時も綺麗に剪定されています。お会いしたことはありませんが住職様の品格を感じ、時々境内を散歩してきます。私の大変気に入っているお寺です。
今日は梅が満開になっていましたので写真を静かに撮ってきました。写真をお楽しみ頂ければ嬉しく思います。・・・・
私は高級カメラが使えません。小さな軽いデジカメを持って写真を撮ってきます。
写真を撮りに行く前に「組み写真」のテーマと物語を考えます。写真術の下手なことを工夫して少しでも良くしようと努力しているつもりです。
写真を撮る時にあなたはどんな工夫をしているでしょうか?
ご指導やご意見を頂けたら大変参考になると思いますのでよろしくお願い申し上げます。
それはそれとして、今日も皆様のご健康と平和をお祈りいたしす。後藤和弘(藤山杜人)