後藤和弘のブログ

写真付きで趣味の話や国際関係や日本の社会時評を毎日書いています。
反対のご意見やコメントも歓迎します。

負の世界遺産(2)ビキニ環礁核実験場

2013年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

マーシャル諸島共和国のビキニ環礁核実験場は2010年に世界文化遺産として認定され登録されました。

1946年から1958年にかけてアメリカが67回の核実験を実施した場所です。

世界文化遺産に認定された理由は、核爆発の威力を伝える重要な証拠であり、人類が核の時代に入った象徴であるという理由です。

ビキニ環礁で行なわれた最初の核実験は、1946年7月1日と7月25日のクロスロード作戦です。

これは1945年のニューメキシコ、ヒロシマ、ナガサキに続く史上4番目と5番目の核爆発であったのです。

 大小71隻の艦艇を標的とする原子爆弾の実験であり、アメリカ軍が接収した日本海軍の戦艦長門、軽巡洋艦酒匂やドイツ海軍の重巡洋艦プリンツ・オイゲンなども標的にして破壊したのです。

その他、老朽化したアメリカ海軍の、戦艦ネバダ、アーカンソー、ニューヨーク、ペンシルベニア、空母サラトガなども一緒に破壊されました。

第二次世界大戦が終了したので要らなくなった艦艇を一挙に沈めてしまうという実に荒っぽい実験をしたのです。その時の写真を下に示します。

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上の写真の巨大なキノコ雲の足元の海上に点々と黒く見えるのが日本海軍の戦艦長門、軽巡洋艦酒匂やドイツ海軍の重巡洋艦プリンツ・オイゲンなどです。

下は現在の美しいビキニ環礁の写真です。

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この美しい海域で1954年には第五福竜丸が水爆実験の死の灰を浴びたのです。

現地の人々も64人が被爆しました。そして多くの島民が強制的に移住させられたのです。

このビキニ環礁の核実験は、その後の原水爆禁止運動の出発点になったのです。

この世界文化遺産は、負の世界遺産(1)人類の愚かな悲劇を忘れないようにと認定された世界遺産の一覧表 で示した19件の負の遺産に含まれています。

そして、洋泉社発行の「負の世界遺産」(佐倉由美子、常井宏平、長谷川大の共同編集)に取り上げられた45件の負の文化遺産のなかにも含まれています。

しかし人類が核エネルギーを制仰し、利用する技術を得た最初の記念すべき場所です。そのお蔭でガンなどの病気の放射線治療も可能になりましたし、原子力発電も発達したのです。

この事実は見る人の立場によって世界遺産は負の遺産になったり、正の遺産なったりすることを明快に示しています。

原爆実験は人類に良いことをもたらしたのか?反対に悪いことをもたらしたのか?

それは貴方が判断することです。

一般的に世界文化遺産は政治的な立場によって負の遺産になったり、正の遺産なったりするのです。

ですからこそ、国連のユネスコは絶対に「負の遺産」という言葉を使いません。

どちらでもとれるような曖昧模糊とした認定理由を公表しているのです。

この曖昧さの問題は、この記事の続編で考えてみることにします。(続く)

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竹内義信著、「イタリアの魅力とその混沌」(1)その魅力のいろいろを纏めてみました

2013年09月30日 | 日記・エッセイ・コラム

ヨーロッパ文化は国々や地域によって非常に違います。私はドイツに住んだことがあるのでヨーロッパ文化をかなり知っているつもりでした。それは実に浅はかな理解だったのです。 

イタリーに住んで居た竹内さんの手記を読んでしみじみと思い知らされました。そこで皆様へもヨーロッパ文化のみなもとのようなイタリアのことをご紹介したいと思います。

竹内義信さんは私の50年ほど前の大学時代の友人です。

1974年からイタリアのミラノに4年間、家族とともに住んで、イタリアの地方色豊かな文化にすっかり魅了されました。また仕事ではイタリア社会の混沌ぶりには驚きもしました。

彼に関する詳しいご紹介は、日々が淡々と流れゆく(6)心地よい秋風がそっと頬をなでていくようなエピソード という先日の記事に御座います。<o:p></o:p>

 ご依頼して、このブログへ、「イタリアの魅力とその混沌」と題する連載記事を執筆して頂くことになりました。日本人があまり知らないイタリアの実情と、その魅力をお楽しみ下さい。第一回は魅力を総括的にご紹介します。<o:p></o:p>

=「イタリアの魅力とその混沌」(1)魅力のいろいろを簡単に纏めてみました=

 イタリアくらい毀誉褒貶の激しい国はないと思います。「イタ公」と言う侮蔑した呼称があり、イタリアはいい加減な人間の集まりで国としても頼りにならないと言うマイナスの面がある一方で、イタリアの素晴らしさを礼賛する人達もいます。先ず、イタリアの魅力を上げてみましょう。

 イタリアはヨーロッパ文明の源泉と言えます。古くはローマ文明です。「すべての道はローマに通ず」といわれ、当時のヨーロッパのあらゆる意味での中心だった訳です。次に、ルネッサンスです。14世紀から16世紀にかけて、イタリアを中心に近代文明の先駆けとなりました。文化、美術、学術の伝統が現在まで、イタリアに脈々と生き続けています。

 また、イタリアの地理的環境の素晴らしさです。スイスに接する北イタリアはアルプスの山々と湖に囲まれ、中部イタリアのなだらかな丘陵に展開するブドウ、オリーブさらに穀物の実るトスカーナ地方に代表されます。さらに南に行けばナポリとその近くのソレント、アマルフィとカプリ島の青い空と海、どこを見てもBRAVO !です。どんよりとしたヨーロッパからアルプスを越えてイタリアに入れば、青い空と輝く太陽、まさに「君よ知るや南の国」なのです。夏にはヨーロッパからどっと観光客がイタリアに押し掛けます。

 これだけの景観と気候が揃えば、観光地としては文句なく最高ですが、さらにイタリアはローマ時代の遺跡、中世の教会、古城、ルネッサンス時代の絵画、彫刻、建物がどこかしことあり、簡単には見切れません。

次に、イタリア観光に欠かせないのが、イタリア料理とイタリアワインです。それからショッピングをする人には、イタリアファッションがあります。

ミラノは世界のファッションの発信地です。

 イタリアには音楽もあります。カンツオーネとオペラです。世界で公演されるオペラの70%はイタリアオペラと言われています。ミラノのスカラ座もいいのですが、夏のローマのカラカラ浴場とか、ヴェローナのアレーナ(円形劇場)での野外オペラの素晴らしさは忘れられません。

 もう一つイタリアで忘れられないのは自動車でスポーツカー、AlfaRomeo, Ferrari, Lancia, Massellattiと枚挙に暇がないくらいです。私はFIATの1800ccのセダンに乗っていました。私の働いていた会社の低利融資の恩恵を受けあまり負担なく4年近く乗りました。日本からのお客様も満足して乗ってくれましたし、4人家族で休暇に旅行するには丁度いい大きさでした。先ほど列挙しましたイタリア列島の北から南までは勿論、リヴィエラ海岸を通ってイベリア半島、フェリーに乗せてシシリー島まで出掛けました。

 でも、イタリアの素晴らしさと魅力は陽気なイタリア人で決まりです。(続く)

下にミラノの風景写真をお送りいたします。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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上の3枚の写真の出典は、http://oasis.halfmoon.jp/extphoto/ita_main.html です。

竹内義信氏の略歴:1958年、東北大学、応用化学科卒業。1960年大学院を修了。総合化学会社の帝人の研究所に就職。その研究所が彼の生涯の仕事場になったのです。その研究所からアメリカの大学へ留学し、博士号をとります。そして帰国後数年してから、今度はイタリーのミラノに派遣され4年間在住しました。大会社の研究所にいる優秀な研究者がよくたどる経歴でした。

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樹木のお好きな方々へお送いたします

2013年09月29日 | 写真

大きな樹木を見ていると、それだけで幸せな気分になります。

悠久の時の流れも感じます。

そして何事もなく今日も流れ行く日々の一日になります。場所は武蔵野公園です。

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キリスト教は排他的で戦争の原因になってきた事実

2013年09月29日 | 日記・エッセイ・コラム

今日は日曜日なのでこの記事を書いたらカトリック小金井教会のミサに行きます。

毎週、日曜日は宗教に関する記事を掲載することにしていますので少しだけキリスト教に関す私の感想を書いてみたいと存じます。

その前に9月25日にある方から投稿されたコメントを以下にご紹介いたします。

=======9月25日に頂いたコメント============

「キリスト教は日本を傷つけ侮辱するのだろうか?」

特にキリスト教などの一神教は異教徒を憎む構造を根本に持っています。

キリスト教が愛の宗教だといっても ヤハウェは、聖書のいたるとこ、異教徒を殺せと言明しています。

聖書では、「異教」の神に仕えるよう誘う人に対しては、「・・・このような者は必ず殺さねばならない・・・(申命記13.10)」と書いてあります。

また 新約聖書においても最後の審判では異教徒は地獄に落ち、キリスト者のみが救われるとあります。

キリスト教は異教徒の神を認めません。したがってキリスト者であるということはあなたの先祖が地獄に落ちるということを信じることであります。
これは、結構つらいことです。

多くの日本人クリスチャンが苦しむところであります。多くの日本人がキリスト教を嫌うのもこれが根本理由だと思います。
したがって、キリスト者が熱心になればなるほど、悪意がなくても、そのほかの日本人を傷つけ、魂において共感できがたいものとなるのは必然です。

(ある民族の)神とはある意味では、その民族の魂、文明でありでり、歴史であります。
だから、キリスト教徒は、自覚はないと思いますが反日本の精神構造を必然的にもたざる得ないのです。
ローマ帝国がキリスト者によって滅んでしまうのも必然的だといえます。
文明の根本構造が変質してしまったのです。こんにちのイタリアにローマの偉大さは望めないのです。
アーノルド・トゥィンビーは12.13歳の頃、民族の神話を学ばない民族は必ず滅びるといいました。
北米インデアン・南米インデオが滅びの民族となったのも、キリスト教により自らの神話を奪い取られ民族の誇りを凌辱されたことが本質的な原因といえるのです。
宗教はドグマです。
自らの宗教を信仰すれば、真理は見えなくなるのはやむ得ませんが。
私は、漠然とイエスの言葉だけを読んでいたときは好感を持っていましたが、パウロの手紙や旧約そして神学など勉強するにしたがって、イエスの思想はキリスト教徒とは別のものに見えてきました。
また、牧師さんの聖書解釈にも違和感の覚えます。 独善的で、真理に対し不真面目なのです。投稿 たぬき |
2013/09/25 21:34 

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以上の文章は誠実な日本人が真面目にキリスト教を調べ、勉強した結論です。

私は論理的に正しい結論だと、おおむね賛同します。ですから、キリスト教は排他的で戦争の原因になってきた事実も認めます。

以下は私のキリスト教に関する感想です。

まず旧約聖書はユダヤ民族が自分の神だけが本物と信じて団結し、周囲の民族と戦って生き延びようとしていた時代に書かれて文書です。民族の生存をかけた狭量な考え方が書いてあります。部族社会の厳しい戦いの歴史の中で生まれた文章です。

ですから現在の国際協調を重要視する人類文化から見ると大変偏狭な文書です。

イエス様はそれを変革して、キリスト教をユダヤ民族宗教から全ての人間に普遍的に通用する世界宗教にしたのです。その根本は敵を愛せという、愛の精神です。

私は教条主義者でないので旧約聖書や新約聖書の条文の全てを宣伝しませんし、自分でも無視している部分も多いのです。それで良いのです。それでも破門されなのが現在のカトリック教会なのです。

そこで以下に具体的な回答を記します。

まず自分が洗礼を受けたら先祖は皆地獄に落ちるのでしょうか?

私は自分が洗礼を受ければ先祖は皆天国に行けると信じています。既に浄土にいる先祖は安心です。浄土と天国は同じものだと信じているからです。

私はキリスト教の神もイスラム教の神もユダヤ教の神もまったく同じ存在と信じています。その唯一の神がいろいろな姿になったのがヒンズー教の神々であり日本の神社の神々なのだと信じています。

さて、・・・・キリスト教徒は、自覚はないと思いますが反日本の精神構造を必然的にもたざる得ないのです。・・・・という部分にお答えします。

反日とは、例えば中国や韓国の味方になることです。私は日本を愛していますがそんなことはしません。ただしイエス様の言葉から日本人の批判を書きます。その文章の中にある日本人を、アメリカ人とか韓国人に置き換えても通用する文章になっています。

私はお釈迦様の教えから日本人を批判することもあります。それを反日的と理解するのは間違った理解です。

また続きは書きますが、長くなり過ぎるの今日はこの位で止めます。

下にこ今年の4月に訪問した長崎の大浦天主堂の写真をお送り致します。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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最後の運動会

2013年09月28日 | 写真

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今日は裏の小学校で運動会があります。

6年生の男の双子の孫が出るので家内が張り切って朝から出かけています。兎に角、運動会が大好きで何日も前から楽しそうにしているのです。自分の運動会、子供たちの、孫達のと 一生に何回楽しんだのでしょう。オリンピックもヘルシンキ大会から興奮して聴き、観続けた運動大好きの呆れた家内です。

この2人の孫も来年は中学校に上がりますので、家内が見に行ける最後の運動会です。中学校にも運動会がありますが祖父母あまりは行かない地域です。

孫は男3人ですが、上は高校1年生で運動会は見に行きません。

そこで家内にとっては孫の運動会を見るのが最後だと張り切って朝から敬老席に座っています。今日は家内にとっては孫達の活躍を見られる11年目の運動会です。

先程、上と下に示した写真を撮ってきました。まだ昼休みの前なので、このキーボードを打っていると楽しそうな歓声や応援の太鼓の音が聞こえています。

それを聞くと平和は良いなあ!としみじみ思います。

なにせ私の小学校は戦中、戦後でしたのでこのように楽しげな雰囲気ではなかったのです。

それに今朝、シリア内戦に関する記事を書いたのでどうしても200万人余の難民の子供達のことを考えてしまいます。

そんなことを考えながら歩いていましたら可愛い1年生がいましたので写真を撮りました

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何が始まるのか見ていましたら実に愉快な忍者踊りをするのです。

それで黒い装束なのです。その踊りの振り付けが子供忍者そっくりで素早い動きの連続です。そうとう練習したらしくて動きがそろっていて見事です。

下の写真ではその動きが見えなくて残念です。

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ああ、うちの孫達もこんな可愛い1年生の時代があったのだと感慨を覚えました。

ジジバカの記事で失礼いたしました。(終わり)

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軍事力と賢い外交があれば平和を維持出来る・・・この現実を理解すべき

2013年09月28日 | 日記・エッセイ・コラム

アメリカがシリア政府軍の化学兵器施設を攻撃する目的で、ミサイル艦をすぐ沖に展開しました。

それに対して、ロシアが外交努力を重ね、アサド大統領を説得して化学兵器の国際管理と廃絶に同意させました。

これでアメリカ軍のシリア攻撃が中止され、化学兵器の国際管理を具体的に進める手続きが始まる情勢です。

アメリカ軍による大規模な戦争行為を中止し、化学兵器の国際管理も出来たのです。

この一連の動きを見ると、シリアの化学兵器使用禁止のためにはアメリカ軍の高性能なミサイルと、ロシアの賢い外交努力の両方が必要だったと分かります。

その相乗作用で、とりあえず中近東における大戦争の可能性が無くなったのです。

シリア国内戦争は解決しませんが大規模な戦争は回避出来たのです。

この事実は中近東の平和維持のためには、残念ながら強力な軍事力と賢い外交戦略の両方が絶対的に必要だったのです。

日本人は最近、平和維持のためには軍事力が必要だという事実を理解し、それを増強する方向に変化してきました。

そして勿論、賢い外交戦略も絶対的に必要です。

人類はいつまでも愚かなままです。武力無しで平和を守れないのです。この愚かさはこれからも変わりありません。平和は宗教や理想論では維持出来ないのが愚かな人類の現実です。

しかし武力の使い方が変化しつつあることも同時に認識すべきです。

以前は強い国家、例えばアメリカやソ連が単独で武力を使おうとする考え方がありましたが、最近は国連平和維持軍や多国籍軍として武力を使います。

それに参加するために日本は集団自衛権を公認しようとしています。

安倍政権に変わってから、日本人の大多数がやっとこの悲しい現実を認め、受け入れ始めたのです。

その延長として軍事力の実態も理解した方が良いと思います。

一例を示します。

下にオスプレイの攻撃半径と従来の攻撃型ヘリコプターの攻撃半径を比較した図面を示します。

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(図面の出典は、http://yutakarlson.blogspot.jp/2012/07/blog-post_13.htmlです)

従来の軍用ヘリコプターの行動半径は140kmしかありませんでした。普天間基地にあるそのヘリコプターは沖縄本島の近辺しか守れなかったのです。

しかしオスプレイなら行動半径が600Kmもあります。尖閣諸島も石垣島も守れるのです。空中給油を一回すれば、この行動半径が1100kmになり、中国本土も作戦半径に入るのです。

オスプレイの普天間基地配備に反対している日本人はこの図面を見たことがあるのでしょうか?

私は宗教を信じています。戦争はすべきではありません。平和が絶対に好きです。

しかし人間の愚かさも認めています。

日本人は最近、戦後の武力無しの偽善的な平和主義を捨て、現実的な平和主義に変化しつつあるようです。

私は深く安堵しながら、人間の愚かさに深い、深い悲しみを感じています。

(下にオスプレイの写真を示します。出典は、http://manzonet.blog34.fc2.com/blog-entry-1120.htmlです)

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それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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武蔵野公園、今日の花々をお楽しみください

2013年09月27日 | 写真

今朝は秋空が高く晴れ上がり、秋冷のきざしのような気温です。

毎年、今頃咲くコスモスの花の写真を撮ろうと思い散歩してきました。ついでに野川ぞいの道端に咲いていた花々の写真も撮ってきました。4kmほど歩きました。

写真をお楽しみ頂ければ嬉しく存じます。

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日々が淡々と流れゆく(6)心地よい秋風がそっと頬をなでていくようなエピソード

2013年09月27日 | 日記・エッセイ・コラム

それは心地よい秋風がそっと頬をなでていくような人生のエピソードでした。

50年以上前の大学時代に淡い交わりをした旧友と、昨日一緒にビールを飲んだのです。茫々50数年、一別以来会ったことがありませんでした。

彼は情熱的で、それでいて何事にもこだわらないさっぱりした男でした。雪深い新潟県の小千谷の出身です。大学の1、2年生の間、同じ教室で学んでいたので時々話をしました。

当時、彼が熱心に私に語っていたことは雪国、小千谷の冬の生活でした。雪が降ると家の2階から出入りするという話に吃驚したものです。どうも2階にも出入り口が作ってあるようです。

そして暗い夜には雪が明るく見えて、それを「雪明り」と言うと教わりました。

町の通りの両側の歩道の上には雪よけの屋根が続いていて、それをガンギと呼ぶそうです。

そのガンギの下の歩道は昼でも薄暗く、雪の壁を通ってきた太陽の光が行燈の明かりのように足もとを照らしているそうです。

雪国の話は何かとてもロマンチックで幻想的です。忘れられませんでした。

その影響もあって、私は中年になってから鈴木牧之が江戸時代に書いた「北越雪譜」という本を読みました。今でも時々読み返しています。雪国の生活を描いた名著です。小千谷のそばの塩沢にある鈴木牧之記念館も数年前に見ました。

その大学時代の旧友が何故そんなに情熱的に雪深い小千谷のことを私に話してくれたのでしょうか。その謎が昨日、解けたのです。

その謎解きの前に彼の仕事について簡略に書いておきたいと思います。

彼は私とは違う学科の「応用化学科」に進みました。大学院を修了し、ある大きな化学会社の研究所に就職しました。その研究所が彼の生涯の仕事場になったのです。

その研究所からアメリカの大学へ留学し、博士号をとります。そして帰国後数年してから、今度はヨーロッパに派遣され数年間在住し、彼の地の文化を楽しむことが出来たそうです。大会社の研究所にいる優秀な研究者がよくたどる道です。良い一生を過ごしたのです。

さて何故、彼は雪国に感動して、何度も私に話してくれたのでしょうか?

その謎が昨日解けたのです。

昨日、この旧友との会合をセットしてくれた私と同じ学科の同級生も含めて3人でビールを飲んでいました。そのテーブルの上に彼が中国の大きな地図を広げたのです。満州国が出来る以前の中国の東北部の地図です。

そして幼少のころはその内蒙古自治区のホロンバイルに住んでいたと言いだしたのです。夏は暑くて、冬は雪の無い厳寒の草原です。

昨日、彼はその草原の広さと魅力を情熱的に話していました。

そして定年後、そのホロンバイルを何度も訪問し、植林事業のボランティア活動をしてきたと言います。

引き揚げの時の苦難は忘れたように一切話しませんでした。彼のものごとに拘らない良い性格です。

私は帰宅後、ホロンバイルとはどんな所かいろいろ検索して調べて見ました。

冬は雪が降りますが風に飛ばされて積もらないそうです。ですから彼にとって雪が家の2階まで積もる光景は驚天動地の光景だったに違いありません。

その光景は少年の心に焼き付いて、その興奮は大学生になってもさめなかったのです。その感動を私に話してくれたに違いありません。

昨日、50年ぶりに旧友と会い、小千谷とホロンバイルの風景を想像しながら眠りにつきました。こうして昨日も流れ行く日々の一日になりました。それは楽しい私のエピソードの一つになりました。

下にホロンバイルの写真をお送りいたします。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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・以上3枚の写真は中国内蒙古自治区ホロンバイル地方の風景です。出典は、北京週報http://japanese.beijingreview.com.cn/xz/txt/2010-07/05/content_283032.htm です。

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乗鞍岳の雄大な景色をもう一度お送りいたします。

2013年09月26日 | 写真

9月19日、乗鞍スカイラインをバスで上がり畳平を散策しました。その折りに撮った雄大な風景をもう一度お送りいたします。

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上は穂高、槍、大天井、燕と縦走する北アルプス銀座コースを南東側の乗鞍スカイラインから見た風景です。

若い頃はあんな所でも歩けたものだと、すっかり年老いてしまった自分が見やっていました。

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標高2700mの畳平には広大な駐車場がり、それを取り囲むように乗鞍の峰々があります。

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何も無い畳平ですが鶴ケ池が目を楽しませてくれます。

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非常に明るいニュース3題・・・今朝の新聞より

2013年09月26日 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の朝の食卓では家内がスポーツニュースや文芸・芸術ニュースの解説をしてくれ、私は国際ニュースや政治ニュースの解説を家内へしてあげます。

例えば相撲で遠藤が給金が決まったという意味や、広島が3位になって何故ファンが大喜びをしているかを解説してくれます。そしてクライマックス・シリーズはよけいな事だという考え方を説明してくれます。文芸・芸術ニュースも同じように説明してくれます。

それはそれとして、私は今朝の非常に明るいニュース3題を説明しました。それは将来の日本にとって非常に重要で、かつ明るいニュースです。以下にかいつまんで説明いたします。

(1)イランの新大統領のロハニ氏が核開発で国際協調路線をとると国連総会演説で表明しました。

今までイランは核兵器開発の疑惑で欧米側から経済制裁も受け、アメリカと険悪な抗争を続けていました。

親米のパーレビ国王を放逐した30数年前のホメイニ革命以来、アメリカはイランのイスラム原理主義を憎みいろいろな制裁措置を取ってきたのです。これに対して、ロハニ氏の前までの歴代の大統領は激しく反発して来ました。

アメリカがイラク侵攻の次に戦端を開くとしたらイラン制圧に違いないという情勢でした。

そのイランがアメリカ側と対話により核兵器を放棄する方向に路線を180度変えたのです。

オバマ大統領も内心は大変喜び昼食会でロハニ大統領と会ったら握手しそうな勢いでした。しかしロハニ氏は昼食会を欠席し直接の握手は見送りました。

その後の記者会見をテレビに見ましたが英語で丁寧に話していました。オバマ氏との握手を見送った理由が分かりやすい説明だったのです。新しく大統領になってからこの国連総会の演説まで時間が短かすぎて、イラン国内の強固派を充分に説得することが出来なかったからと言うのです。その説明が誠意に満ちています。信頼しても良い人間です。

アメリカとイランの抗争が無くなれば日本は安心して大量の石油をイランから輸入出来ます。

その上、アメリカとイランの本格的な戦争が起きなけれが自衛隊の出動もありません。

こんなに明るい喜ばしいニュースはありません。下に国連の演台で演説するロハニ大統領の写真を示します。

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(2)中国の経済代表団と韓国の有力財界人の日本訪問

昨日、中国の政府系の大金融会社の中国中信集団を中心にして有力企業10社の訪日団が来ました。そして菅官房長官や日本の財界人を丁寧に訪問したのです。そして米倉経団連会長へ次のように言ったそうです;「日中両国は困難な課題に直面しているが、私たちは日本の経済界をパートナーとして交流と協力を続けたい」と。

一方、大韓商工会議所と東京商工会議所が共同で観光事業の発展のための会議を東京で開催したのです。日韓両国側が積極的に観光客を歓迎したいという趣旨のようです。

中国代表団の発言は昨年9月の反日デモや暴動の発生以来はじめての友好的な発言なのです。

政治は政治、経済は経済として隣国同士うまくやって行こうと言うのですから明るいユースなのです。

このような経済人の交流が平和的な関係の維持に大変重要なのです。喜ばしいニュースです。

(3)一人の非番中の英国兵士がナイロビで100人の市民を救った

ウガンガ、ケニア、ソマリアなどアフリカの国々はイスラム系武装勢力や武装過激派集団などがいて、時々政府軍と銃撃戦をします。

先日もケニアの首都ナイロビのショッピングモールで武装集団が多数のお客を人質にとって政府軍と銃撃戦になりました。

たまたまそのショッピングモールで、非番の英軍の一人の兵士がコーヒーを飲んでいたとき事件が起きたそうです。

彼を勇気ある男だったので銃撃戦の最中に、12回も突入し、人質になっていたお客を誘導して100人も救ったというニュースです。

たった一人の兵が個人の判断で100人もの人々の命を救ったというのですから明るい喜ばしいニュースです。

そして日本の自衛隊も国連の平和維持軍としてアフリカへ行くこともあるのです。

このニュースでは英国の特殊部隊がケニアを拠点にソマリアやイエメンのイスラム武装組織の偵察活動に従事していると付記されていました。

このような常日頃の地道な努力があってこそ、国連の平和維持軍が成果を上げることが出来るのです。日本の自衛隊にも参考になるニュースではありませんか。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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負の世界遺産(1)人類の愚かな悲劇を忘れないようにと認定された世界遺産の一覧表

2013年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

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(上の写真はアウシュヴィッツ強制絶滅収容所)
第二次世界大戦後に再構築された国際連合は世界の平和を守るために作られた国際機関です。

従ってその一部門のユネスコが認定する世界遺産の中には、平和を守るために人類が忘れてはいけない悲劇の建造物や事件の証拠物件も含まれています。

判りやすい例で言えば広島の原爆ドームやアウシュヴィッツ強制絶滅収容所などがこの理由で認定されています。

他にも負の遺産と考えてよいような45件ほどが、世界文化遺産として認定されています。

しかし認定の理由が複数ある場合もあり、どちらを重視するかによって建設的な意味での世界遺産とも言えますし、人類の残虐性を示す負の世界遺産とも言えます。

国連のユネスコは中立的な立場を守るので、どちらを重視すべきとは発表しません。

従って負の世界遺産か、あるいは良い意味での世界の文化遺産かは見る人の立場によって左右されます。

しかし誰がどんな立場にたって考えても人、類の悪行の証拠としか見えないものもあります。

人類の悪行とは奴隷制度、人種差別、人身売買、戦争行為、虐殺行為などです。

そのような明らかな19件の負の文化遺産の一覧表を下に示します。

しかし最近、偶然に本屋さんで見つけた本には45件の負の世界文化遺産が掲載されています。写真入りで説明されています。

その本は洋泉社発行の「負の世界遺産」(佐倉由美子、常井宏平、長谷川大の共同編集)です。

例えば福島原発の廃墟は日本政府が申請すれば負の世界遺産に認定される可能性があります。

そこで、この記事の後の続編ではこの洋泉社発行の「負の世界遺産」の45件の中から数例を取り上げ、世界文化遺産の意味を少し考えて見ようと思います。

皆様のご意見を頂ければ嬉しく思います。

=====19件の負の文化遺産の一覧表============

登録名をクリックするといろいろな写真と詳しい説明文が出て来ます。

(出典は、http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%A0%E3%81%AE%E4%B8%96%E7%95%8C%E9%81%BA%E7%94%A3です。)

画像登録名国名基準概要
Gorée - Fort Estrées (1).JPG ゴレ島[12][13] セネガル (6) 奴隷貿易の拠点となった島。
Entrance Auschwitz I.jpg アウシュヴィッツ=ビルケナウ ナチス・ドイツの強制絶滅収容所(1940年 - 1945年)[12][14] ポーランド (6) ナチス・ドイツユダヤ人を虐殺した強制収容所
Cape coast castle II.JPG ヴォルタ州、グレーター・アクラ州、セントラル州、ウェスタン州の城塞群[15][14] ガーナ (6) 奴隷貿易の拠点となった要塞が複数含まれる。
Kilwa Kisiwani Fort.jpg キルワ・キシワニとソンゴ・ムナラの遺跡群[2] タンザニア (3) 牢獄の遺跡などを含む。
61 - Carthagène - Décembre 2008.jpg カルタヘナの港、要塞群と建造物群 [2] コロンビア (4)(6) 南米各地で略奪された先住民の財宝の積出港となった。
Potosi03.jpeg ポトシ市街[2] ボリビア (2)(4)(6) その過酷な労働から「人を食う山」と恐れられた銀鉱山の下で発達した町。
Valle de los ingenios2.jpg トリニダロス・インヘニオス渓谷 [2] キューバ (4)(5) 奴隷の監視塔などが残るサトウキビ農園跡とその繁栄で築かれた建造物群が残る。
Solovetsky Monastery.jpg ソロヴェツキー諸島の文化的・歴史的建造物群[2] ロシア (4) ソロヴェツキー修道院ソ連時代に強制収容所に転用されていた歴史を持つ。
20100722 Hiroshima Genbaku Dome 4461.jpg 原爆ドーム(広島平和記念碑)[12][13] 日本 (6) 広島原爆で辛うじて残った広島県産業奨励館の残骸。核兵器の悲惨さを伝えている。
SafrikaIMG 8414.JPG ロベン島[12][14] 南アフリカ共和国 (3)(6) 人種隔離政策に反対した人達が収容された島。
Stone Town, alley (atamari).jpg ザンジバル島のストーン・タウン[16] タンザニア (2)(3)(6) 東アフリカにおける奴隷貿易の拠点。
Destroyed Statue, July 17, 2005 at 15-53.jpg バーミヤン渓谷の文化的景観と古代遺跡群[12][13] アフガニスタン (1)(2)(3)(4)(6) 重要な巡礼地であったことから、度重なる攻撃を受けた。
Gambia 2010 - St. James island 0003.jpg クンタ・キンテ島と関連遺跡群[14] ガンビア (3)(6) ゴレ島とともに奴隷貿易の拠点となった。
Liverpool Pier Head.jpg 海商都市リヴァプール[17] イギリス (2)(3)(4) 奴隷を含む三角貿易で栄えた港。
Stari Most September 2004 4.jpg モスタル旧市街の古い橋の地区[18][14] ボスニア・ヘルツェゴビナ (6) 民族・宗教対立によって破壊された橋。内戦終結後に再建された平和と共存の象徴でもある。
Aapravasi Ghat latrines.jpg アープラヴァシ・ガート[2] モーリシャス (6) 奴隷制度に代わる「契約移民労働」制度が始められた場所。地球規模での労働者の移動の先駆的な例という肯定的評価もなされている。
Le Morne2.jpg ル・モーンの文化的景観[14] モーリシャス (3)(6) 脱走した奴隷たちが自由を求めて戦った場所。
Bikini beach area.jpg ビキニ環礁の核実験場跡[19] マーシャル諸島 (4)(6) 1954年3月1日の核実験で多数の漁船や島民が死の灰を浴びた。

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オーストラリアの囚人遺跡群[20] オーストラリア (4)(6)

かつて大英帝国が築いた刑務所などの建造物群。

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間もなく中国のGDPと軍事力は世界一・・・日本は屈辱を味うか?

2013年09月25日 | 日記・エッセイ・コラム

いろいろな経済調査機関が世界各国のGDPの将来の推移を公表しています。事の性質上、推定の根拠が各国の経済事情によって変化するので予想の精度はあまり高くないのは当然です。

しかし多くの調査機関の一致した予測結果は2040年から遅くても2050年には中国のGDPはアメリカを抜き、世界一になると発表しています。

一方、現在の各国の軍事力のランキングは1位がアメリカ、2位がロシア、3位が中国です。韓国は8位で、日本は17位です。

GDPの増大に比例して軍事力も増大すると仮定すれば、中国は軍事力でもアメリカを抜き、世界一になる可能性があるのです。

しかし将来の軍事力の大小は核弾頭をつけた長距離ミサイルの命中精度と飛行速度によって決まります。そして高速度で飛来して来た敵のミサイルを撃ち落とす小型ミサイルの命中精度によって決まります。

この技術は圧倒的にアメリカが世界一と言われています。現在の中国の工業製品の精度と品質の悪さを考慮に入れると中国の軍事力がアメリカやロシアを追い抜くとは考えられません。

しかし経済力で世界一、軍事力で世界3位になった中国は将来、必ずや日本をいじめにかかります。現在よりも日本人が屈辱を感じるような対日政策をつぎつぎと実行するようになると考えられます。

その中国側の理由は過去の日本軍の侵略と尖閣諸島の日本の約束蹂躙です。

過去の日本軍の侵略については歴史認識の問題として残るでしょう。

尖閣諸島の問題は田中角栄と周恩来の間の約束を日本側が破って国有化の決定をした事です。以下の会話が今日の読売新聞の4面に掲載されています。

1972年9月25日会談:

周恩来、「日中間の戦争状態終結の問題は日本にとって面倒だとは思うが、大平外相の提案に、完全に同意することは出来ない。・・・中略・・・

日中は大同を求め小異を克服すべきであり、共通点をコミュニケにもりたい。」

1972年9月26日会談: 

周恩来:「双方の外交関係樹立の問題に、(台湾との)日華平和条約やサンフランシスコ平和条約を入れると、問題の解決が出来なくなる。これを認めると、蒋介石が正統で我々が非合法になるからだ。

我々は日中両国人民の友好のために、賠償放棄を考えた。しかし、蒋介石が放棄したからもういいのだという考え方は我々には受け入れられない。」

田中角栄:「大筋において周総理の話はよく理解出来る。日本側においては、国交正常化にあたり、現実問題として処理しなければならぬ問題がたくさんある。

賠償放棄についての発言を大変ありがたく拝聴した。中国側の立場は恩讐を越えてという立場であることに感銘を覚えた。中国側の態度にはお礼を言うが、日本側には国会とか与党の内部とかに問題がある。

具体的問題については小異を捨てて、大同につくという周総理の考えに同調する。」

9月27日、第三回目の会談: 

田中角栄:「尖閣諸島についてどう思うか?私のところに、いろいろ言ってくる人がいる。」

周恩来:「尖閣諸島問題については、今回は話したくない。今、これを話すのはよくない。石油が出るからこれが問題になった。石油が出なければ、台湾も米国も問題にしない。」

会談は以上の通りでした。

尖閣諸島の問題はその後、鄧小平も言明したように日中間で棚上げの問題として残ったのです。

棚上げになった物を日本が勝手に「その物」にさわって国有化してしまったと中国側が激怒して尖閣諸島が大問題になったのです。

どちらが正しいかは別にして、少なくとも日本の外交努力の欠如があったと感じられます。

こんなイザコザは何か低次元の争いのようでもあり困ったものです。

下に中国の世界遺産の九寨溝の風景写真をお送りします。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

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・これら3枚の写真の出典は、http://www.geocities.jp/jinyuht/jiuzhaigou_photo.htmlです。

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牧草地が自然の草原へ変わって行く

2013年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

下の写真は北杜市の山林の中の小屋の上の丘に広がる草原です。遥か彼方には雲に覆われた八ヶ岳が横たわっています。

以前は緑豊かな牧草地でした。28頭の乳牛が食べていた牧草が生えていたところです。

数年前に高齢化した牧場主が牧畜を止めて、便利の良い村落へ引っ越してしまったのです。勤勉に働いたので大きな立派な家も建ちました。遊びに寄ると、元気な夫婦が昔と同じ様に歓迎してくれます。

しかし昨日、この草原を散歩してみると牧草が次第に勢いを失い自然の草原へ変わっているのです。

しばし眺めていたら先代の牧場主の老爺が鎌を研ぎながら、牧草を刈っていた光景を思い出しました。いつもニコニコしていました。

その奥さんもとても親切な人で、朝早く絞った牛乳を一升ビンに入れて私達の小屋へよく届けてくれたものです。

春は自分の家の竹藪にクワを担いで行って、竹の子を掘ってくれました。

その先代の牧場主夫妻もとっくに居なくなってしまいました。

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そんな思い出を家内と話ながら散歩しました。

足もとを見ると猛毒のトリカブトの花が咲いています。毒キノコも生えています。

下にその写真を示します。

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こうして牧草地は自然へと還って行くのです。数十年後にはこの草原は自然林になっていることでしょう。全ての物質界は必ず変化するのです。(終わり)

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日々が淡々と流れゆく(5)琵琶湖のほとりで何時までも情熱的に生きている女性の日々

2013年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

このブログの9月9日掲載記事に、日々が淡々と流れ行く(1)山林の中で独り暮らす があります。この中で山林の中で独りで暮らしている木内正夫さんの生活の様子を書きました。

私はこの木内さんに勧められて2007年11月にブログを始めました。

その頃、木内さんの「北杜市・自然の中で」というブログへよくコメントを投稿していた滋賀県在住の「ちひろ」さんという方がいました。自然をとても愛している方のようなので木内さんに紹介して貰いました。

それ以来、お互いにコメントの交換をしながら6年の歳月が流れました。

ちひろさんは琵琶湖の東の湖畔に京都から移り住んでいます。優しいご主人や息子さんに囲まれて楽しそうです。

毎日のようにご自分で車を運転してあちこち琵琶湖の周辺の花めぐりをしています。

毎日、何事も無く ちひろさんの日々は淡々と流れて行きます。

そんな人生もさぞ幸せだと何時も感心して彼女のブログの花の写真を眺めています。

今日は、そのちひろさんのブログ(http://blog.goo.ne.jp/yumenohanamiti8739)から、琵琶湖のほとりの神照寺の萩の花、永昌寺の彼岸花、そして名月の夜の石山寺の写真をお送りいたします。

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上と下2枚の写真が神照寺の萩の花です。

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上と下の写真は永昌寺の彼岸花です。

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上と下が名月の夜の石山寺の写真です。

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ちひろさんのブログには花々への愛と自然への憧憬がそれとなく書き込んであります。写真に添えられた文章がしみじみとしています。生きていることの喜びが書いてあります。読んだ人の皆が幸せな気分にさせるような文章です。

しかしある時、なんとも言えない悲しさを感じさせる文章を見ました。私が靖国神社の「みたま祭り」について書いた頃でした。そしてコメントを頂きました。

ちひろさんの父上は海軍軍人として出征し、太平洋の海の底に眠っていることを知りました。ちひろとは千尋の海の底からとった筆名だったのです。
2,3日前に、私がちひろさんのブログへ投稿したコメントへ対して以下のご返事がありました。

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藤山杜人さま、こんばんわ。
私が生きている間に書き残したい事を何時も考えています。
戦争への憎しみと父の無念、そして戦争未亡人の苦しみと戦争遺児の哀しみ。私が消えてしまうと父母の存在は無になってしまうのが耐えられません。
未だささやかな目的を持っているから元気なのでしょうね!

何時もお心に掛けていただいて有難うございます。また覗わせていただきます。
コメント有難うございました。
お休みなさいませ。  ちひろ

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日々は淡々と流れ行きます。青い空には雲が静かに流れます。

何事も無かったような毎日ですが、全ての人間は悲しみを背負っているのです。

その悲しみはひとりひとり違うのです。人の幸福は皆同じようですが、悲しみは皆違うのです。そして今日も淡々と流れゆく日々の一日になります。

ちひろさんの花々の写真は祈りだったのです。いろいろな意味を込めた祈りだったのです。

そのような写真が沢山掲載されているのがちひろさんのブログなのです。

是非、http://blog.goo.ne.jp/yumenohanamiti8739をクリックしてご覧になって下さい。(続く)

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中国の軍事力は世界3位でも、世界17位の日本を攻撃してこない!

2013年09月24日 | 日記・エッセイ・コラム

この記事は、憲法改正で日本の自衛隊は今後、こんな多国籍軍として本格的に出陣する と 日本人はアメリカ軍と共に戦う決心をすると中国は攻撃をしてこない! の続編です。

将来、日本が戦争をするとしたら中国軍に先制攻撃をされた場合です。

それでは中国が日本を本格的に攻撃する可能性を考えてみましょう。

結論を先に書けば、日本にアメリカ軍の基地が千歳、三沢、福生、厚木、横須賀、岩国、佐世保、沖縄全域に将来も存続する限り、中国は日本を攻撃しないと予想されます。私はそのように確信しています。

従って日米の緊密な協力による防衛戦の実行が重要になって来ます。

それを保障するのが「集団自衛権の確立」なのです。安倍政権はそれを推進しようとしています。

さて以上の結論に至るもう少し詳しい理由を考えて行きたいと思います。

昨日の記事で日本が日中戦争から第二次世界大戦の道をやすやすと進んで行った理由を5つあげました。

その5つの理由を現在の中国とそれを取り巻く国際環境にあてはめて考えてみましょう。

(1)現在の中国人は領土が拡大できれば、中国の安全と繁栄が保障されると確信しているでしょうか?

答えは否です。

勿論、チベットとウイグル族の領土は死守しますが、それ以外の領土的野心は無いと見えます。

制海権の野心はありますが、領土拡大には犠牲が大きいことを知っています。

(2)攻め込む日本の軍隊は弱いので中国軍の損害が少ないと信じているでしょうか?

答えは否です。米軍が守る限り、否です。

末尾に添付したように国際的に信用されているある調査機関によると、アメリカの軍事力は1位、ロシアが2位、中国が3位、韓国が8位、日本が17位です。

もし日本にアメリカ軍の軍事基地が展開していなければ中国は易々と日本全土を占領できるのです。それは中国にとって大きな誘惑になります。

以前に鳩山さんという政治家がその方向の発言をしたとき、多くの日本人が驚愕したのはこの理由なのです。

(3)国際社会は無力で中国が日本へ攻め込んでも有効な干渉が出来ないと判断しているでしょうか?

答えは否です。

アメリカのシリア攻撃が国際世論と外交的な干渉で中止されたのは中国でも報道され、中国人が知っています。それが現在の国際環境というものです。

(4)中国にはシビリアンコントロールが無いので、中国軍には政治家の統制が効かない。従って中国軍が勝手な判断で日本を攻撃するでしょうか?

答えは否です。

中国の軍隊は徹底的に共産党の政治家、すなはち文民の統制下にあります。これは民主国家のシビリアン・コントロールと同じことです。

(5)中国には言論の自由が無い。従って中国共産党が言論統制を強化し、国民の日本攻撃の戦意を扇動出来るでしょうか?

答えはイエスです。

中国で起きる反日デモや日本系の商店街の破壊活動はすべて共産党の指導なのです。共産党が日本攻撃を決定すれば、その方向の大々的な宣伝で世論は日本の武力攻撃を支持します。

この5つの理由によって、私は日本にアメリカの基地が千歳、三沢、厚木、横須賀、岩国、佐世保、沖縄全域に将来も存続する限り中国は日本を攻撃しないと確信しています。他にもそのように確信している理由がありますが、それは続編で書きたいと思います。

下に最近、尖閣諸島の近辺を飛んでいる中国の「早期警戒機」と「無人偵察機」の写真を示します。

それはそれとして、

今日も皆様のご健康と平和をお祈り申し上げます。後藤和弘(藤山杜人)

====中国の軍事力は世界3位、日本は17位という分析============

以下の出典は、http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0401&f=national_0401_012.shtmlです。

Global Firepower(GFP)の2013年の世界軍事力ランキングによれば、1位は米国、2位はロシア、3位が中国となった。以下、4位インド、5位英国、6位フランス、7位ドイツ、8位韓国、9位イタリア、10位ブラジルの順だった。日本は17位、北朝鮮は28位だった。

  同ランキングは、米国議会図書館と米国中央情報局(CIA)の資料をもとに更新され、各種軍事力や経済力、人口、国の施設などを総合的に評価した軍事力を順位付けしたとされる。

  また、11年の軍事費ランキングでは、第1位は米国の6895億ドル(55兆1672億円)、第2位は中国で1292億ドル(10兆3417億円)となっているが、中国の軍事費は不透明な点が多いとして諸外国から批判もある。

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上が早期警戒機Y-8で、出典は、http://ja.wikipedia.org/wiki/Y-8_(%E8%88%AA%E7%A9%BA%E6%A9%9F です。

下は無人偵察機で、出典は、http://www.xinhua.jp/socioeconomy/economic_exchange/360175/ です。

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