スケッチブック30

生活者の目線で日本の政治社会の有様を綴る

スケッチブック30(イーロンマスクは何を考えているのか)

2022-12-21 21:39:21 | 日記
12月21日(水)
 イーロンマスクがツイッターの経営から身を引くそうである。マスクはツイッター社は一日5億円くらいの赤字を今年の5月ごろから出しているとも言っていた。7兆円も出してよくそんな企業を買収したものだと思うが、彼は何をやりたかったのか。此の儘身を引くのならツイッターの左翼的傾向を是正する為だけに買収したのだと思わざるを得ないが、そんな思想的な理由で実業家が企業の買収をしたりするものだろうか。想像するに、左翼的傾向を排除すれば儲かると思ったがやってみると、左翼的傾向はアメリカの全企業に及んでいて広告収入が減るという逆襲を食らってしまった。そこで一挙に業績を回復する事は諦めて、地道な経営に専念する方向に戦略を切り替え、その為に他の人に経営を任すという事なのかもしれない。
 マスクが言論の自由を尊重するとか保守的思想家だとは思えない。そんな人だったらテスラを中国なんかで展開しない。或いはマスクは猫をかぶっていて、中国展開は金儲けの方便に過ぎないと徹して、中国で儲けた金をアメリカの保守言論界に注ぎ込んだ英雄なのだろうか。ツイッターファイルで自分の正体をばらしたので親中国陣営から反撃を受けて、テスラ社の株は半値にまで下げられたのか。
 よく分からないがマスクのおかげで、ツイッター社の民主党寄りの、偏向姿勢が明るみに出された。恐らく同じ事がフェイスブックやユーチューブなどでも行われている事と思う。世界中の人々に真実を提供したマスクの功績は、彼の考えは分からないが、素晴らしい行為だと思う。