早見俊の『八丁堀夫婦ごよみ』シリーズの第3巻『盗人花見』を読んだ。『八丁堀夫婦ごよみ』は、連続しているが独立した話が4話入っている。『初夢見立て』、『見習い歌留多』、『土左衛門の恋』、『盗人花見』である。南町奉行所の定町回り同心・柳川卯一郎の後妻に入った、岡っ引き・梅吉の娘・操は、先妻の子2人の母親になるために苦労している。梅吉について岡っ引きの真似事をしていた操は、時折、探索の虫が騒ぐ。最後の『盗人花見』では、族の人質とされた子供を守るために、操が命をはって働き、娘・美佐から「母上はわたしと徳太郎のことを必死で守ってくれた。自分を犠牲にして……。わたしは今晩のことは忘れません。母上、ありがとうございます」と言わしめる。ちょっと良い終わり方である。
11月18日。おはようがんす。ＧＤＰが2期連続マイナスという速報値が発表された。アベノミクスなるものがまやかしであったことが白日の下にさらされた結果ではないだろうか。こんな状況を受けて、消費税増税を延期することで国民に信を問うために解散するようだが、どう見ても野党がまとまらないうちに選挙をやってしまえという意図が見え見えだと思う。この際、自民党と真正面から対決してがんばっている日本共産党を思いっきり伸ばすことで、安倍内閣を打倒に追い込もうではないか。国政治の方向は、国民自身が決めるのだ。沖縄の審判につづいて、安倍暴走政治ノーの審判を！と気合が入ってきた。
ところで今朝は、サンマの塩焼きにおろしとカボスを添えたものをメインに、ホウレンソウのゴマ和え、ホソタケと豚肉の炒め物、サラダ、手作りの浅漬けで朝食。味噌汁の実はワカメとお豆腐。選挙がはじまるまえに、秋じまいをおえないとならない。今日も田んぼで堆肥を撒いて、田んぼの分は終了の予定。去年、牧草地を田んぼに戻したところは地力がありすぎるので、今年はまだ堆肥を入れないでおく。
