山クジラの田舎暮らし

岩手県北の田舎に生息する「山クジラ」です。定年後の田舎暮らしや趣味の山行きのことなど、発信していきます。

ウグイスの声を聴きながら1回目の代掻きを終える

2013-05-16 07:00:44 | 農作業

 わが家の田んぼは山と山に挟まれたいわゆる「谷地田」を改良したもので、周りの林にウグイスが住んでいてホーホケキョと鳴きたてる。オス縄張りを主張するのか「ケキョケキョケキョ」とやかましい。この鳴き声を7月を過ぎるまで聞くことができる。山に登ればかなりの高いところにウグイスがいる。わが家の田んぼはちょっとした高原のようだ。

 このウグイスの声を聞きながら、1回目の代掻きをようやくやり終えた。昨年に比べ、深く入ってしまうところも少なくだいぶ平らにできたが、それでも少し高いところがあって水面上に土が出ている部分がある。今日から明日にかけクロを塗りながら、この高いところを補正していく。洋野町大野ではおおよそ5月の20日が「田植えの標準日」と言われており、今年は連れ合いの議会日程(町政調査会、全員協議会)が20日に入っている関係で21日を予定しているので、18日から20日にかけ植え付け前の仕上げの代掻きを丁寧にやって苗を受け付けてもらう(植え付けは機械がないので委託)。そこまで行くと、春の農作業のもっとも忙しいところは越えたことになる。かつてまったく除草剤も殺菌剤、殺虫剤のいずれも使わず「無農薬」でやったことがあったが、60㌃の水田をすべて手作業でやるには何人か助手がいないとできない。わが家は一族が少ないので実際は不可能だということがわかったので、昨年から1回だけ除草剤を撒き状況によってイモチ防除の殺菌剤、そしてカメムシ対策の殺虫剤を使用した。それで昨年のコメは、斑点米もほとんどなく「美味しい」と評価をとり、町内の老人福祉施設で給食用に購入してもらう道が開けた。可能な限り農薬を抑え、堆肥、発行鶏糞などの有機肥料と基肥となる化成肥料を適宜組み合わせ、良いコメをつくりたいと思っている。

 今年とれる新米をご希望の方はご連絡ください。10㌔位なら送って差し上げる。もっと欲しいという方は販売もします。連絡方法は以下に、当ブログにコメントでくださってもOK!

 問い合わせは「ハマヤ農園」(代表:久慈茂雄) 岩手県洋野町大野64-11 電話・FAX 0194-77-2168 携帯 080-2815-5985

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