今年の稲の作柄は、岩手県北部も「やや良」で基本的には豊作の傾向になっている。今日、農業共済の水稲損害調査講習会が開かれた際、県の農業改良普及センターの担当者から大野地区の稲の生育状況について説明があった。説明によると、6月と7月はじめの低温と日照不足による生育の遅れがあったが、7月後半から気温、日照とも持ち直し8月後半から9月はじめにかけても高温であったことから、刈り取り適期とされる積算温度が950度に到達するのに、当初9月22日頃と見ていたが、9月16日頃から適期となるとのことであった。私の田は、他の田に比べて稲の茎の緑がまだ強い感じだが、それでも22日からの連休の内に刈らないと適期をいっすることになる。イモチ対策の殺菌剤の散布の効果があって、イモチの発生は見られない。カメムシの方は、殺虫剤は散布したが脱穀して精米してみないとわからないのでドキドキである。稲刈りに向け、いよいよラストスパートで頑張らなければならない。