秋分の日を迎え、わが大野地域の気温は最高で20数度台、最低気温は16度位まで下がった。まさに「暑さ寒さも彼岸まで」である。明日予定している稲刈り(コンバイン=外部委託)に向け準備作業をした。コンバインの旋回範囲にあわせて四隅の稲を刈り取っておくのである。4枚60アールの内、1枚10アールはもち米なので、コンバインで刈り取って、乾燥機にかけるわけにはいかない。10アールの分量では乾燥機が使えないので、その分は「はせ」にかける。地域によっては「はさ」ともいうが、洋野町を含む地域では足場を組んで横棒を渡し、それに刈り取った稲をかけ天然乾燥して11月初めに脱穀する。一関など県南では、柱を一本立てそれに稲を積上げて乾燥する。他にもやり方は色々あるようだ。朝から午後2時までかけ、旋回範囲の刈り取りは終わった。去年は、水の切り方が悪かったのか、田がぬかっていてオペレーターに苦労をかけたが、今年は水を落とすのがかなり早く、水が残っていたところは水路を掘って水を落としたので、まったくぬかっていない。稲刈りの明日が、良い天気であることを祈っている。