やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

ペットボトルの水は本当に飲めるか? 中国

2013-05-23 | 食事・食物
暑い日が多くあり、水を飲む機会も増えてきた。
こんな折、最近、中国で売られている「ペットボトル飲料水の衛生基準は水道水以下、現在も旧ソ連の基準を採用」と、ショッキングのニュースがあったのは有名な話。
これによると、よく出回っている、中国のミネラルウオーター・农夫山泉(Nongfu Spring)、自らを「大自然の運び手」と位置づけ、天然水にほとんど手を加えていないことを売りにしている。しかし、その衛生基準が水道水以下と指摘され、話題となっている。 瓶詰め飲料水の衛生基準はわずか20項目のみだが、水道水は106項目。水道水のほうがより厳格な基準が用いられている。、と言うのだ。

农夫山泉は直ちに、「国家基準GB5749(同時にこれは飲用水道水の基準だと指摘)のみならず、やはり国家基準のGB19298「ボトル入り飲用水衛生基準(2003年版)」、浙江省のDB33/383「飲用ミネラルウォーター基準」に合格している」と反論した

この報道に関して、裏の戦いがあることを、NEWSWEEK 日本語版が「水と報道:見えない基準と真実」として報道している。
これによると、国有飲用水ブランド、『華潤怡宝』との戦いが、述べられている。
しかし、农夫山泉叩きを行ってきた「京華時報」と农夫山泉との戦いに移行し、裁判沙汰まで進展している、と。

ところで、真実はどうなんだろう?
今日、友人と夕食をしたが、彼の日系企業内では、この報道を受け、市場に出回っているミネラルウオーターを検査して確かめた結果、某1社の製品だけを社内で採用したと。勿論「农夫山泉」は落第だったと。
弊社でも、検査を提案してみるかな!?





汚染米も黙って食え? 中国湖南省の米

2013-05-22 | 食事・食物
5月16日、広州市食品薬品監管局は第1四半期食品サンプル検査の結果を発表した。
その結果、同市で販売されている米と米製品の44.4%で基準値を超えるカドミウムが検出されたと発表している。ただしどのブランドに問題があったのかについては公表しない方針だ。

2013年5月20日、人民日報によると、広東省広州市で販売されている米及びその関連商品の44.4%から基準値を超えるカドミウムが検出された問題について、専門家が「同一生産地の米を長期にわたって食べるのは危険だ」と注意を促している

おいおい、汚染米も黙って食えと言うことかな? やはり、中国だ!!

江蘇省の造船企業 危機!! 

2013-05-21 | 政治・経済
Nanjing Shipbuilding南京の長江沿いに沢山の造船所があり、元高の影響などにより、不況が報じられていた。また、中国最大規模の民間造船所、 熔盛重工集団は9月初め、江蘇省南京市で政府と金融機関による支援を求める懇談会を開いた。船舶の新規受注が途絶え、支援なしでは存続不可能な状況に追い込まれたためだ。
5月21日のSANKEI BIZ報道によると、「江蘇省経済情報化委員会によると、今年第1四半期、同省の民営基幹造船企業66社のうち44社で新しい受注がなく、3割が赤字に陥っている」と。
江蘇省の造船業は中国最大規模。しかし今年第1四半期は業績不振が目立った。完成量は前年同期比7.4%増の103隻、372万1000積載重量トン。
 しかし、受注量は大きく減少しており、27.7%減の832隻、3791万2000積載重量トンだった。今後、新たな受注がなければ、1年半で生産が停止することになる。5月7日には、連雲港中遠船務工程が赤字続きで倒産している。
 同業界では受注難、納品難、融資難が起きており、船舶の価格低迷が続いている。海外売上高が8割を超える同省の造船業では価格を引き下げる方針をとっているが、これに人民元高とコスト増が加わり、先行きが大いに懸念されている。

米軍内での性的暴行 オバマ大統領が対応策検討を指示、日本メディアやっと報道

2013-05-21 | 政治・経済
活字が情報の主流となっている海外生活ですが、中国からも日本のテレビニュース報道を見れるのはうれしいですね。(#^.^#)
これもVPN(Astrill)のおかげでしょうか!?

それはさておき、橋下氏の発言に影響されたのか、やっと、日本メディアも「米軍内での性的暴行 米大統領が対応策検討を指示」した内容を放送した。

「軍隊のなかの性的暴行は、信頼を傷つけるものだ。犯罪で恥ずべき不名誉なことであるだけでなく、軍隊を本来の姿より効果的でなくしてしまう」とし、オバマ大統領は、「簡単な問題解決策はないが、ヘーゲル国防長官が毎週、性的な暴行に関する会議を開いて対応策の進展状況を見ていく」と述べた。そして、政府を挙げて取り組んでいく姿勢を強調した、と。
国防総省によりますと、アメリカ軍のなかで性的な暴行に遭った人は、2012会計年度には2万6000人と急激に増加していて、オバマ政権の緊急課題の一つとなっています

記者会見以外の囲み取材を拒否すると表明していた橋下氏は、一転して囲み取材に応じた。
このオバマ大統領の報道を受けてか、「米軍の性暴力が米国でも問題になってきた。結果が良ければそれでいい」
「オバマ米大統領も米兵の性暴力が重大問題だと言っている。大統領でさえ言っていることを、日本で問題にしないのはおかしい」などと主張した。

ノーカットで会見を見れるのは良いですね。

橋下発言の真意? マッチポンプ「朝日新聞」?、一面だけ捉えた海外報道

2013-05-19 | 歴史・文化
橋下発言の慰安婦問題の発言真意が、色々の報道があり、よく見えてこない。
ー TWITTERでの補強をしたり、
ー 国際感覚不足による表現不足を認め、反省したり、
ー 「容認はしていない」と釈明したり
ー 「風俗業活用の発言の封印」をしたり、
ー 大誤報にやられた、囲み取材、止める!とぶっちぎれたり、
などなど。

これら発言は、橋下氏の「いつもとんでもないところに議論の高いボールを投げてメディアを注目させる政治手法」なのか、橋下氏の「(考え方の)芯にあるものの露呈」なのか、彼特有の、日本メディアへの批判が背後にあるのだろうか?

なぜ今、ここまで発言するか未だ疑問ですね。


慰安婦問題のことの発端は、慰安婦訴訟の問題を朝日新聞が主導したことにあると言われている。この経緯は、「慰安婦(ウィキペディア)」にも書かれている。
また、池田信夫氏が書いている、「NYタイムズのための「慰安婦問題」入門」にも詳しく書かれている。
これによると、従軍慰安婦という言葉は、ルポライターの造語であり、慰安婦の「強制連行」は朝日新聞の大誤報としている。

今回の橋下氏の発言に対して、米国務省が「侮辱的だ」と批判しているが、海外に居る日本人には真意が見えないのに、言葉も違うアメリカ人にどう伝わっているのであろうか、疑問大ですね。
ここに5月13日(日本時間14日)のNY Times及び14日BBC (ASIA)の報道がある。
NY TIMESの報道に出てきている筆者「HIROKO TABUCHI」は、上記「NYタイムズのための「慰安婦問題」入門」に、書かれているタブチ・ヒロコ記者であろう。
自分の先入観を確証する事実しか報道できない、信実を報道できないと批判されている。

木走正水(きばしりまさみず)のブログによると、今回のアメリカからの批判は、「朝日新聞」のマッチポンブ報道によるものと見ている。