やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

大気汚染抑制に中国躍起。「赤色」警報など、果たして効果は?

2015-12-21 | 健康・スポーツ
北京市では18日、重度の汚染が72時間以上続くとして、2回目となる最も深刻な「赤色」警報が発令された。

発令から3日目を迎えた北京では、スモッグ対策として、2100の工場に生産の一時中止、または削減を命じた。←AFP=時事/Yahoo

北京や天津以外のほか、唐山邯鄲は「鉄鋼の町」、邢台市は「重化学工業の町」、包頭エリアが「重工業の町」、陽泉晋中が「石炭の町」などであり、華北地域のエネルギー消費に占める石炭の割合が9割と、全国平均を大幅に上回っている。 

今年11月末の華北地域の持続的な大気汚染に対して行った分析によると、石炭の燃焼と工業排出がその主たる原因であることがわかっている。←中国網

しかし、生産エネルギー消費を石炭に頼っている現実を打ち崩す構造改革は時間がかかるだけに、規制をしても改善が見られない。←テレ朝ニュース

汚染緩和は「神」、否、「風」頼みですね

北京市が首都圏機能を移転することを決定したのも理解できますね。


<追記>
下記は2015年12月22日朝の北京のPH2.5です。
北京に住んでおられる方の健康を祈ります。

Beijing 20151222














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