やまちゃん奮闘記

1970年代から海外に出かけ、滞在した国が合計26か国、21年の海外生活が終わりました。振り返りつつ、日々の話題も、

上海よ お前もか 空気汚染

2015-12-16 | 健康・スポーツ
空気汚染 北京空気汚染 石家庄
上海市は12月15日、大気汚染によるスモッグが今冬最悪レベルになったとして、「黄色警報」を発令し、臨時休校や屋外活動を禁止するなどの緊急措置を取った。

北京では先週、汚染レベルが最も高い「赤色警報」を初めて発した。

上記は北京と石家庄のここ1か月の大気汚染状況のグラフ。下記は上海のここ1か月の大気汚染状況。
空気汚染 上海
昨日のピークは過ぎたものの、大気汚染をもたらす有害な微小粒子状物質(PM2.5)の値は281グラムの高水準で、中国環境基準の4倍近となった。

中国では、北部各省で鉄工所やセメント工場などに対する環境規制が厳しくなり、それにつれて環境汚染の原因になるそれら工場などが南に移転してきた結果、大気汚染だけでなく水質や土壌汚染など環境全体への汚染が広まっている。←ロイター報道

また、最近、NASAが大気汚染MAPを発表した
NASA研究陣が2005年から2014年まで世界195都市の二酸化窒素濃度を追跡したもの。

中国、韓国は真っ赤っか!!
空気汚染 Nasa二酸化窒素は自動車、発電所、他の産業活動等から排出される汚染物質の代表的のもの。

中国では、北京、上海、広州と香港などがある珠江三角地域などでは、二酸化窒素濃度が40%低くなったものの、成長産業国の中国としては、10年間で、二酸化窒素排出量が20~50%増加した。

このデータからみると明らかに、中国汚染が依然進行してる。

外務省・海外安全ホームページが12月4日に「中国における大気汚染に関する注意喚起」を出している。

このような中、中国北京市が、12月10日に、北京首都機能を移転することを発表した。

日本外務省も、日本人に対して、大気汚染に関する注意勧告でなく、移転=帰国勧告を出すべきと考えるがいかが?
 
 
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