1937年の南京事件、
大地一人、本を10冊読み、
またネットでも、いろいろ調べた。
そして思うことは、残念だが、
「戦争であれば、こういうことはありえるな」
・・・である。
まして、当時の敵国は、
市民と兵隊の区別がつかなかった!
とすれば、「疑わしい市民を殺す」
というのは、悲しいことだが、
一応ノーマルだ。
だって、放っておいたら、
自分が殺されるのだ。
しかし、天安門事件はどうだろうか?
「自国の市民を、戦車でひき殺した」
のである!
武器も持たない市民を、ひき殺したのである!
しかも、間違って・・・ではなく、
確信犯として、堂々と、ひき殺したのだ。
その証拠に、人間も自転車も、
ペッシャンコになっている!
なんてこった!
なんてこった!
もしも、こういうことが日本で起きたらどうだろう?
たとえば、この前の安保法案の反対デモのときに、
自衛隊の戦車が登場し、
市民を、堂々と、ひき殺したら、どうだろうか?
ありえない!
ありえない!
ありえない!
日本人、いや、アメリカやヨーロッパ人の感覚では、
「絶対にありえない!」残酷なことじゃないだろうか?
そう、
天安門事件の方が、南京事件より、
10倍くらい残酷だって思うんだよ。
そのショックで、
歌姫テレサ・テンは慟哭し、
歌うことができなくなった。
そして、誓うのだった。
「これからわたしの人生のテーマは
中国と闘うことです!」
彼女は、不幸にも、早世したが、
テレサ・テンから歌を奪うほど、
天安門事件とは、
世界史上、稀に見る、
残酷な大事件だったのである。
大地一人は10倍と思うが、
それぞれの意見があろう。
それは、読者各自の判断に任せたい!