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Nuits Saint Georges Les Damodes Frederic Cossard 2010

2013-10-11 10:46:10 | フランス・ブルゴーニュ
Nuits Saint Georges Les Damodes Frederic Cossard 2010
Nuits Saint Georges Les Damodes Frederic Cossard 2010
ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ダモード Nuits Saint Georges Les Damodes
フレデリック・コサール Frederic Cossard
ブルゴーニュ自然派ワイン界のリーダー

ドメーヌ・ド・シャソルネは、1996年、ブルゴーニュのサン・ロマン村に設立されたドメーヌです。
当主、フレデリック・コサール氏は、自然派ワイン界の押しも押されもせぬ実力者で、カリスマ醸造家フィリップ・パカレ氏と並び称されるフランスを代表する自然派醸造家です。

辛口評価で有名なフランスのワイン評価本『クラスマン』において「彼(フレドリック・コサール)の2000年ヴィンテージのニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・デ・ザルジリエールはロマネ・コンティのグラン・クリュに比肩する」と大絶賛されたことでその人気に一気に火がつき、また、フランスの『レクスプレス』誌においても「フレデリック・コサール氏のワインは、そのテロワールを表現した最高峰のワインである」と高く評価されております。

そして、日本市場でも自然派ワイン業界の牽引的な存在のワインとして確固たる地位を築き上げています。
妥協を許さないこだわりのワイン

フレデリック・コサール氏は、ニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンとして長い間働いていたそうです。その当時からワイン造りに大きな情熱を持っていた氏は自らの手で小さくても栽培から醸造まで手がけたいと思い続け、96年に念願が叶ってドメーヌを設立いたしました。

自分の信じている方法を実行しており、栽培方法、収穫方法、醸造方法まで自己流、ビオディナミ農法を実践しておりますが、独自のアレンジを加えたビオスティムリーという農法に一部切り替えています。

基本的に白ワインも赤ワインも100%新樽を使用し、それぞれのポテンシャルの中で可能な限り樽で熟成するという徹底したワイン造り。

妥協を許さないドメーヌ・ド・シャソルネイ、こだわりのワインです。

ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ダモード
フレデリック・コサールのネゴシアンもの、ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモードです。
レ・ダモードは、1級と村名がございますが、こちらは村名のレ・ダモードです。
村名ですが、畑は1級のすぐお隣でフレッド曰く、「アペラシオンを管轄するINAOの不思議なところ」らしく、十分1級に匹敵するぐらい良い区画とのことです。

フレッドがアルジリエールと同等の品質をニュイの中の対極にあるレ・ダモードに求めた秀逸ワイ ン!

収穫日は2011年9月5日。収量は40hl/ha!新樽は50% 、残 の50%は2~3年樽を使用!

「グロゼイユやアカシヤ、ノワゼット 、ウェハースの香り。果実味がみずみずしく 、エレガントでチャーミングな酸とのバランスが良く、梅ダシのような風味が口に染み入る!」

以下、2010年の情報です。
収穫日は2010年9月25日。収量は32hl/ha!新樽は75%、残りの25%は2~3年樽を使用!
「ダークチェリーやカカオ、青竹の香り。艶やかでかつ凝縮した果実味の中に、複雑な旨味、繊細な酸、収斂したミネラルがうまく溶け込みバランスが絶妙!」

以下、2009年の情報です。
畑面積は0.30ha。収穫日は2009年9月16日。収量は35hl/ha。 樽は1~3年樽を使用。

「梅やグロゼイユ、カカオの香り。ぎゅっと詰まった果実の凝縮味がミネラルの旨味、タンニンの収斂味と同調し複雑な味わいを奏でる!」(インポーター資料から抜粋)
Merlot.jpより)




【ネゴシアン・フレデリック・コサールについて】

【1】契約畑との、一切妥協の無い取り決め
通常、栽培にまで口を出すことまではありうりますが、栽培を徹底しても、ブドウの収穫時点で、その状態が良くなければ、コサール氏は買取る必要は無いという、異例の契約内容。それを可能にするのが、圧倒的な彼への信頼なのです。よって、買いブドウと言っても、妥協の入る余地はありません。

【2】誰もが驚く、徹底した樽の仕上げ
樽材となる木は、樽業者と伐採林へ出掛け、『最も乾燥した、電線から出来るだけ離れた場所』の木を指定、月齢サイクルに基づいた伐採には、コサール氏も立会い、必ずチェック。
更に、その木材を、完全に乾燥させ、ワインに不要なタンニンの抽出などを木材から受けないために、DRCですら2年しか寝かせないところを、3年の期間をかけて完全に乾燥させる。『そうすることで、浸透圧のバランスがよくなり、木の成分が果汁に移る前に、果汁が木に浸透するんだ。』(コサール氏)

これには、自らも造り手としてその大変さを知る、新井順子氏も『よく、樽業者がそんな手間を引き受けるものだと感心します。いくら払うとか、そんな問題で受けてくれるものではないですよ、普通。彼だから出来るんだと思います。』と、驚きを隠せない、コサール氏の人脈が生み出す事の出来るこの環境。


ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモード
[2010]フレデリック・コサール(赤ワイン)[S]

『確かな骨格を形成している。』

■『リアルワインガイド誌38号』より抜粋■

今は香りは見事に閉じている。透明感とナチュラル感、そして、きのこ香がかすかに分かる程度。
口に含むと味も閉じ気味。しかし透明性のあるきれいな黒赤果実と大地の風味が口中にじっくりじんわりと拡がる。
また、高質なタンニンが多めに存在して、確かな骨格を形成している。
今は評価が難しい時期。

■ワイン名(原語) / Nuits-Saint-Georges 'Les Damodes' [2010] Frédéric Cossard
■色 / 赤ワイン
■味わい / 中口・中渋口 ミディアム・ボディ
■ブドウ品種 / ピノ・ノワール100%
■生産者名 / フレデリック・コサール/Frédéric Cossard
■産地 / フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
■原産地呼称 / A.O.Cニュイ・サン・ジョルジュ
■生産年 / [2010]
■内容量 / 750ml
タカムラより)




フレデリック・コサール
      Frederic COSSARD

【当主フレデリック・コサールのコメント】
2010 年は、ドメーヌにとっては試練の年だった。
スタート早々、春の開花時期に花冷えと花流れにあい、ブドウは結実不良+ジュースの量も少ない状態で、この時点で収量が例年よりも 3 割減が確定だった …。しかも、夏の間は、長雨と暑い日が交互に襲い、ブドウの病気が蔓延していく、最悪の天候だった。ブドウの実が熟し始める 8 月も雨が降り続いて、結局、ブドウの腐敗を恐れず完熟するのを待った結果、収穫は例年よりも1 週間遅い9 月20 日からスタートすることとなった。ブドウの収量は9hl/ha から多く て 30hl/ha…。とにかく、量ではなく、コンディションの良いブドウだけを収穫することにこだわった!
収穫 が終わって分かったのだが、ヴォルネイやポマールなど 2010 年から新たにドメーヌの畑を計 5ha 増やし たにもかかわらず、ブドウの総収量は収量が少ない2009 年にも遠く及ばなかった。
だが、醸造の方は、ブドウの質にこだわって丁寧に選果した甲斐があってか、マセラシオンも発酵も問 題なくスムーズに行った!最初の分析の結果、赤も白もブドウの酸と糖のバランスが驚くほど良く、特に 白はph がどれも3.2 以下と私の理想とする数値に持って行くことができた!
赤はピジャージュ等、抽出を なるべく押さえてやさしく仕込んだ!発酵を終えたばかりのワインは、樽に入れて熟成させる前から、味 わいはエレガントでフィネスに輝きがあり、すでに美味しく飲める状態にあった!
私が思うに2010 年ワインは、酸があるので長い熟成に耐えることができるだろうが、自然派ワインにあるワインのエネルギー、すなわち「ヴァン・ヴィヴァン」をダイレクトに感じたいのであれば、今がまさに 飲み頃であろう!

ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモード [2010]フレデリック・コサール
フランス/ブルゴーニュ/赤

2010年ヴィンテージのフレデリック・コサールのワインも素晴らしい出来です!

フレッドがアルジリエールと同等の品質をニュイの中の対極にあるレ・ダモードに求めた秀逸ワイン。
買いブドウの畑面積は0.30ha
収穫日は 2010年9月25日
収量は32hl/ha
新樽は75%、残りの25%は2~3年 樽を使用

ダークチェリーやカカオ、青竹の香り。艶やかでかつ凝縮した果実味の中に、複雑な旨味、繊細な酸、収斂したミネラルがうまく溶け込みバランスが絶妙!
シーザーワインカンパニーより)




(*)ゆはらよりオークションで落札。7,250円。


Chassagne Montrachet Blanc Louis Latour 2010

2013-10-10 00:00:00 | フランス・ブルゴーニュ
Chassagne Montrachet Blanc Louis Latour 2010
Chassagne Montrachet Louis Latour 2010
シャサーニュ・モンラッシェ ルイ・ラトゥール [2010]

ルイ・ラトゥール Louis Latour

 200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表する作り手です。ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる『コルトン・シャルルマーニュ』の生みの親としても広く知られています。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよび『コルトンの帝王』と称されています。
 先代の時代にはブルゴーニュ以外のアルデッシュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き、葡萄の苗木を植え、高い評価を受けている「アルデッシュ・シャルドネ」や「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン ピノ・ノワール」を成功させています。

ルイ・ラトゥールシャサーニュ・モンラッシェ白2010


ルイ・ラトゥール
シャサーニュ・モンラッシェ 白 2010
アンズを思わせるような少しスモーキーな香りが爽やかな酸味と良く調和しています。

●生産地:ブルゴーニュ/シャサーニュ・モンラッシェ
●葡萄品種:シャルドネ
エサキホンテンより)




特急畑を最も多く所有するブルゴーニュ屈指の作り手
「ルイ・ラトゥール」

最大規模のグランクリュを所有
ブルゴーニュで家族経営を守り続けている世界的に著名なワインメーカー「ルイ・ラトゥール」。
1731年に一族がブルゴーニュの中心、コート・ド・ボーヌでぶどうの栽培と樽づくりを心がけたことから始まります。
1768年にアロース・コルトン村へ移住した一族は、1797年に醸造家かつネゴシアン(ワイン仲買人)として創業を迎え、徐々に自社畑を広げていきました。
19世紀後半、4代目当主による大胆な改革で、後にブルゴーニュの2台白ワインの一つと謳われた「コルトン・シャルルマーニュ」が誕生しました。
現在、コート・ドール最大規模のグラン・クリュを所有するブルゴーニュ屈指の作り手にまで成長を遂げています。

商品に関わるものは自らで
ワインの誕生には、熟成のため約12ヶ月もの時間を共にする、樽の品質が大きく関わっています。
「ルイ・ラトゥール」は、その重要性を十分に認識しており、自社で樽工場を所有しています。
樽づくりは、今日でも決して機械化されることなく、熟練した職人によって手作業で行われています。
同時にワインの顔となるラベルもワイナリーに併設された印刷所で、1世紀以上も、ほとんど変わることのないデザインで印刷されています。
商品に関わるものは自らでというこだわりの哲学は、時代を超えて堅持されています。

コート・ド・ボーヌ
シャサーニュ・モンラッシェ・ブラン

芳醇なトロピカルフルーツの果実味
シャサーニュ・モンラッシェは、コート・ド・ボーヌの南に位置し「コート・デ・ブラン」を構成する5つの村の1つで、ピュリニィ・モンラッシェとサントネイの間にあります。

近隣のムルソーやピュリニ・モンラッシェに負けない芳醇なトロピカルフルーツの果実味に溢れ、余韻も華やかで豊か。
あんずを思わせるような少しスモーキーな香りがさわやかな酸味とよく調和しています。
その味わいは、みずみずしく、黄金色で、花の香のする辛口ワインです。

シャサーニュ・モンラッシェ村は世界一偉大な白ワイン「モンラッシェ」と、「バタール・モンラッシェ」の畑を、ピュリニーモンラッシェ村と共有し評価の高いワインを生み出しています。
フェリシティーより)



ダイニング プティ ヴィラージュより購入。12500円。


Suntory Japan Premium Muscat Bailey A 2009

2013-10-06 21:17:23 | 日本
Suntory Japan Premium Muscat Bailey A 2009
Suntory Japan Premium Muscat Bailey A 2009
ジャパンプレミアム マスカットベリーA 2009 

ワイン
商品名 ジャパンプレミアム
マスカットベリーA 2009
分 類 国産ワイン (赤)
原材料 ぶどう(マスカットベリーA)
ジャパンプレミアム『品種シリーズ』。
日本固有品種『マスカットベリーA』の華やかな香りと、果実感のある心地よい味わいが特徴の軽やかな赤ワインです。
普段の食卓でお気軽にお楽しみください。
タイプ:ライトボディ
株式会社モトハラより)



サントリージャパンプレミアム
マスカット・ベーリーA 2009
Japan Premium Muscat Bailey A 2009
この画面を印刷する(PDF)
果実感豊かな軽やかな味わい
日本固有品種「マスカット・ベーリーA」の華やかな香りと、果実感のある心地よい味わいが特徴の、軽やかな赤ワインです。普段の食卓でお気軽にお愉しみください。
やわらかい味わいで、タンニンの量も控えめなぶどうの個性をいかし、樽熟成で複雑な香味を引き出したワインと、タンク熟成でチャーミングな果実感を引き出したワインを、バランスよくブレンドして仕上げました。
ぶどう品種 マスカット・ベーリーA 100%
ぶどう栽培地 山梨県産66%、長野県産34%
色 赤
味わい ライトボディ
飲み頃温度 12~14℃
容量 750ML
希望小売価格 ¥1,680(税込)
発売日 2011年3月29日
サントリーより)



Suntory Japan Premium Muscat Bailey A 2009 Part2



生協ツインハープ店にて購入。1,680円。
抜栓日:2013年10月8日
コルクはなにも書いていない半合成?コルク。液漏れなし。グラスはリーデルのオーバチュアを使用しました。
色合いは、薄めのガーネットルビー。すこ~し紫入っているかな?と言った感じ。色からあまり力を感じません。香りは、小さな粒の葡萄(デラウェアとか)の香りが第一印象として感じました。若干酵母の香りも。少し温度が上がってくると、甘いイチゴジャムの香りがしてきます。娘さんは「ベーキングパウダーの匂い」と表現しました。
Gamayの要素も感じます。若干の還元香があります。
タンニンはあまり感じません。歯茎にもタンニンを強くは感じません。
味わいは最初に結構な酸味を感じ、口の中で紫の果実の味わい、イチゴジュースのニュアンスを感じて喉に流れていきます。後口には苦味を感じます。アフタはほんのりとジャミーな感じが残ります。ママちゃんは、開口一番「これはワインじゃない」と言って笑っていました。
しかし、温度が上がってきた時の香りには、どこか曽我さんのピノ・ノワールの香りに共通するものを感じます。
酢豚とかあうんじゃないかな~。


Chateau d’Yquem 1998

2013-10-03 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau d’Yquem 1998
Chateau d’Yquem 1998
シャトー・ディケム[1998]年・秘蔵限定品・AOCソーテルヌ・プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ・ソーテルヌ特別級・シャトー元詰
Chateau d'Yquem [1998] AOC Sauternes Grand Premiers Cru (Premier Grand Cru Classe du Sauternes en 1855)
超入手困難!世界最高峰甘口白ワイン愛好家垂涎!世界三大貴腐ワイン!超高級甘口白ワイン!世界最高峰甘口白ワイン!しかも飲み頃!15年熟成バックヴィンテージ!偉大なソーテルヌであるばかりか全世界が認める神話的ワイン!ワイン通に「完璧の域を超越した(レクストラヴァガンス)ワイン」と言わしめる特別第1級格付ワイン!イケムでは1本のブドウ樹からたったグラス1杯のワインしか造られません!しかも収穫は150人もの収穫人が6~8週間かけて1粒1粒(1房ではありません!)完熟するのを待って摘まれます。その後ワインは新樽の中で3年以上熟成され、20%が「天使のわけまえ」としてなくなってしまいます。しかもその中で最良の樽だけがセレクトされイケムになる。という気が遠くなるような工程を経て究極のボトルが出来上がります。パーカー氏の結論「費やされた努力、リスク、厳格な選別過程を考えれば、最高の値札に値する数少ない高級ワインのひとつである。」この1998年でロバート・パーカー氏は満点5つ星でこの[1998]年のディケムについて驚異の95点(飲み頃今~2053年)をつけ激賞!厳しい評価で知られるクラスマン誌でも「神話的存在となっているディケムだが、相変わらずその名にふさわしいワインを造りつづけている」と絶賛しこの1998年で9/10点獲得!ステファン・タンザー「インターナショナルワインセラー」は「クリームブリュレやココナッツ、バニラビーンズ、蜂蜜、オレンジピールのアロマ」と絶賛し、驚異の95点獲得!ベタンヌ&ドゥソーヴの「Le Grand Guide des Vins de France」2012年版では、、満点5B&Dマークをつけ、この1998年のイケムに「クラシックな偉大なイケム。豊かでしっかりとしていて奥行きがあり、豊かさが驚くほどに強調されている。完璧に熟成するであろう。」と激賞し、18.5/20の高評価!ゴーミヨ誌も満点5つ星評価をつけ、この1998年でも驚異の95点を獲得!類まれなる傑作!上流階級の偉大な象徴!至福の瞬間は、ぜひあなたの手で!
シャトー ディケム[1998]年 秘蔵限定品 AOCソーテルヌ プルミエ グラン クリュ クラッセ ソーテルヌ特別級 シャトー元詰


世界3大貴腐ワイン!
幻のディケム!世界最高峰ワイン!
パーカー最高評価5つ星で95点!
クラスマン最高評価3つ星で9/10点!
ゴーミヨ誌最高評価5つ星で95点!
ステファン・タンザーIWC95点!
ベタンヌ&ドゥソーヴ
満点5B&Dマークで18.5/20獲得!


パーカー氏曰く
『ディケムがボルドーに2つとない偉大なワインであることは、説得力のある真実だと主張できる。』

では、なぜ彼がディケムに対してそこまで言うのか・・・?まず、ディケムでは、1本のブドウの木からたった、グラス1杯(※ボトル1本ではありません。)のワインしか造られないと誇らしげに語られます。

収穫は150人もの摘み手のグループが6~8週間滞在し、最低でも4回、しかも完熟するのを待って1粒1粒(※1房ではありません。)摘まれます。

(ちなみに1964年のディケムは摘み手たちが13回にもわたって畑を回ったが不向きとみなされるブドウを収穫しただけで結局この年はワインがまったく何も生産されなかった。)

ワインは新樽の中でなんと3年以上もの間熟成され、20%以上が「天使のわけまえ」としてなくなってしまいます。

しかもその中で最良の樽だけセレクトされ(1975年は20%挑除され、1978年は85%がディケムとして売るのにふさわしくないとされた。)通常はそのヴィンテージの4年後に極めて高い価格で出荷されます。

【パーカー氏の結論】
『費やされた努力、リスク、厳格な選別過程を考えれば、最高の値札に値する数少ない高級ワインのひとつである。』

D.ペッパーコーン氏はディケムについて
『蜂蜜に似た強いブーケととろけるような甘美な味わいと優雅な風味を備え、色が徐々に淡い金色に変わっていくディケムは、ソーテルヌの真髄といえよう。このワインを飲めることはいかなるときであろうともひとつの特権なのだ。』
うきうきワインの玉手箱より)





Chateau d'Yquem (税込み価格)
1998 シャトー・ディケム <375ml>[白・極甘口]
ロバートパーカーJr.「ワインアドヴォケイト」 ポイント95
 イケムの98年は数ヶ月前にリリースされたばかり。このエステートは、42ヶ月間100%新樽での熟成が終了するまで、樽からの試飲を許してはくれず、リリースされる5年後まで試飲はお預けとなる。しかし、98年のイケムは非常に成功したものだった。エレガントなスタイルで、90・89・88年とは趣の異なったタイプ。クレームブリュレやパイナップル、杏、そして白い花の甘い香りが美しい輪郭を描いていく。ミディアム~フルボディタイプで、甘さを感じるほどのスケールの大きさや芳醇さはないものの、ゴージャスなピュアさ、品質の確かさ、際立った複雑味がある。間違いなく、30年も50年も熟成していくワイン。
セミヨン、ソーヴィニョン・ブラン
宮武酒店より)




蔵出しシャトーディケム・ソーテルヌ・プルミエクリュクラッセ750ml1998年

1998年産はこの蔵にしては、小粒な仕上がりであるように思います。

フランス ボルドー地方
●蔵出しシャトーディケム・ソーテルヌ・プルミエクリュクラッセ1998年

平均樹齢:30年、密植度:6500本、平均産出量:8hl/ha
育て方:発酵と42ヶ月間の熟成はオーク樽で行う。

品種ブレンド比:セミヨン80%、ソーヴィニョン・ブラン20%
リカーショップよしだより)




ワイン会の締めとして差し入れしていただきました。有難うございます。
抜栓日:2013年9月26日
グラスは小ぶりのものを使用。
色合いは、黄金色で、ディスクも厚く、脚も、もう、ドロ~って感じ。
香りも高貴で、あんず、シロップ、カンロ飴、蜂蜜、オレンジの香り。味わいも、とても酸が上品で甘いんですが、まったくクドくなく官能的な味わい。
さすがです。
とっても勉強になりました。


Chateau de Francs 2006

2013-10-02 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau de Francs 2006
Chateau de Francs 2006
シャトー ド フラン 750m  
《赤》【フルボディ】 A.O.Cボルドー .コート ド フラン
生産者:S.C.E.A. デュ シャトー ド フラン
葡萄品種:メルロ(70~80%)、カベルネ フラン(20~30%)

シュヴァル ブランを100 年以上にわたり所有してきたエブラール家のドミニク エブラールと、シャトー ランジェリュスの所有者のユベール ド ブアール。元々仲の良かった二人が1985 年に共同出資をして経営を始めたシャトーです。葡萄園面積33ha、エノログは、ユベールが担当しています。温度管理の下、タンクで発酵し、フレンチオーク樽(全体の20%が新樽)で熟成させています。カシスやベリーフルーツ、新樽の心地よい香りが感じられ、質のよいタンニンと樽からの風味がバランスよく混ざり合っています。ロバート パーカー Jr.「ボルドー第4 版」で、コート ド フランのトップ シャトーのひとつに選ばれています。
ワインショップ飛附屋より)



シャトー ド フラン 06
【フルボディ】 A.O.Cボルドー .コート ド フラン 
葡萄品種:メルロ(70~80%)、カベルネ フラン(20~30%)
熟成:オーク樽(新樽20%)

元々仲が良かった、シャトー シュヴァル ブランを100年以上に渡って所有してきたエブラール家のドミニク エブラールと、シャトー ランジェリュス等の所有者のユベール ド ブアールが、1985年から共同で購入し経営を始めました。エブラールは、「良い挑戦が出来ている」と自信を持っていて、今後もユベールと一緒にやっていきたと考えています。ロバート パーカー Jr.「ボルドー第4版」で、コート ド フランのトップ シャトーのひとつに選ばれています。葡萄園面積33haで、収穫量は、30~40haです。エノログは、ユベールが担当しています。温度管理の下タンクで発酵し、オーク樽(内20%新樽)で熟成しています。カシスやベリーフルーツ、新樽の香りがあり、質のよいタンニンと樽の風味のバランスがとれています。伝説のシャトーのオーナーが、格式ばらずこのようなリーズナブルな価格で美味しいワインを生産していることは、とても素晴らしいことです。

ドミニク・エブラールとユベール・ド・ブアールが共同経営するこのワイナリーでは、赤と白のいずれも確かな品質を有するワインを造っている。赤は、何よりもまず、その洗練された絹のようなテクスチャーに驚かされるワインで、3~5年熟成させてから飲むことを勧める。レ・スリジェは巧みに熟成されており、フルーツの味わいと余韻の長さを見事に有した、とても風味の高い良質なワインとなっている。    「クラスマン2004日本語版」
ワインインポーター稲葉より)




きたぁ!!信じられない!!あのサンテミリオン2大シャトーが夢の競演!!
[シュヴァル・ブラン]元オーナーと[アンジェリュス]オーナーが造る激安旨!!
2人の凄腕が『サンテミリオンと酷似』と驚愕した土壌から生まれた奇跡のワイン!!
しかもヴィンテージは、あのボルドーの超大当たり年【2005年】!!
さらに!!難関【パリ農業コンクール】で堂々の金賞受賞!!
サンテミリオン最高峰[シュヴァル・ブラン]の繊細なダイナミズムと、 圧倒的な人気を誇る[アンジェリュス]の優雅さが一度に味わえる!!

[シャトー・ド・フラン 2005]
ボルドーワイン好きの皆さま!!
本日のご紹介は、ワンランク上の激安旨ボルドー!!

単なる激安旨ボルドーではありません!!
あのサンテミリオン2大シャトーが夢の競演を果たした、もの凄いワインなんです!!

なんと、最高峰サンテミリオン第一特別級Aの[シュヴァル・ブラン]の元オーナーと、サンテミリオン第一特別級Bの筆頭[アンジェリュス]のオーナーが、共同経営で造るワイン!!

その名も、[シャトー・ド・フラン 2005] !!

このシャトーをはじめ、あの[シャトー・ピュイゲロー]もあるコート・ド・フラン地区は、サンテミリオンの東側に位置する小さな地区。
そして実はこの地こそが、サンテミリオンの土壌に酷似した土壌を持つ場所!!

その『もうひとつのサンテミリオン』とでもいうべき素晴らしいテロワールに惚れ込んだ2人の凄腕が、それぞれが持つ技術と勘とノウハウを駆使して造ったのが、この[シャトー・ド・フラン]なのです!!

実はこの2人の凄腕、すなわち[シュヴァル・ブラン]の元オーナーであるドミニク・エブラール氏と、[アンジェリュス]の現オーナーであるユベール・ド・ブアール氏は幼なじみの仲であり、お互いのワイン造りを尊重し合う間柄。
だからこそ、この夢のようなタッグが実現し、なおかつとんでもない激旨のワインが誕生したんです!!

その味わいを一言で表すなら、『シュヴァル・ブランの繊細なダイナミズムと、アンジェリュスのエレガントな寛容さが一度に味わえる、奇跡のワイン!!』と言っても過言ではないでしょう!!

あのパーカーさんも、この[シャトー・ド・フラン]には早くから注目しており、『この地区のトップシャトー』と推し続けてきたシャトー。
また、フランスを代表するワイン評価誌【ギッド・アシェット】への掲載も常連で、いまや世界中にファンを増やしています。

しかも今回のご紹介は、なんとあのボルドーの超大当たり年、2005年ヴィンテージ!!

そしてなんと、この2005年ヴィンテージは【2006年パリ農業コンクール】で、堂々の金賞受賞を果たしています!!

その味わいたるや、『しっとり熟したラズベリーやブラックベリー、ダークチェリーなどの濃密な果実味!!
そこへごく穏やかな樽香とわずかにスパイシーな香りが溶け込み、もう最高です!!
一口飲めば、思わず嬉しくなってしまうほどのなめらかさ!!ベルベットを通り越して、もはや絹の感触です!!
ふっくらとした適度なボリューム感と見事に釣り合う、美しく伸びやかな酸味…これはまさにシュヴァル・ブラン彷彿!!
そして、まろやかで優雅でスケールの大きな味わいには、アンジェリュスの片鱗がうかがえます!!
心地よい浮遊感と、安堵すら覚える存在感のバランスは実に素晴らしく、余韻の最後までたっぷり美味しい!!
口中にふわりと残る完熟果実味とフレッシュ感、さらに暖かさのある旨みは後を引きます!!』

さすが、サンテミリオンを代表する2人の凄腕!!
2005年というヴィンテージも手伝って、もう、もの凄いことになってしまっています!!

しかも、驚くのはその価格!!
なんと、この贅沢な味わいにして、たったの1,980円!!
このコスパの凄さは、本当に信じられません!!

この2005年ヴィンテージは少量しかリリースされなかったとの噂もあり、争奪戦必至です!!
是非とも、お早めにお求め下さいませ!!

シャトー・ド・フラン 2005

色・容量 赤750ml ALC 14.0%
ブドウ品種 メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニョン10%
産地 フランス・ボルドー地方・コート・ド・フラン地区
味わい 辛口・ミディアムボディ
ラベル表示 酸化防止剤(亜硫酸塩)
[シャトー・ド・フラン]は、ボルドー右岸コート・ド・フラン地区にあるシャトー。

コート・ド・フラン地区は、サンテミリオンの東側に位置する小さな地区で、ブドウ畑の面積はたったの500ha。
1967年に出来た比較的新しいアペラシオンですが、80年代半ばに、実力のある有名醸造家たちがこの地区に注目し、新たにワイン造りを始めるようになったことがきっかけとなり、コート・ド・フラン地区の知名度が徐々に上がってきました。

この[シャトー・ド・フラン]もそのひとつ。
[シュヴァル・ブラン]の元オーナーであるドミニク・エブラール氏と、[アンジェリュス]のオーナー、ユベール・ド・ブアール氏の共同経営で始まったこのシャトーは、『サンテミリオンを代表する2つのシャトーの新規プロジェクト』とたちまち注目を集め、そして実際その味わいは高く評価されました。

2人の凄腕がこの地に注目した理由はズバリ、その土壌。
実はこの[シャトー・ド・フラン]のブドウ畑の土壌は、[アンジェリュス]や[オーゾンヌ]からも程近いサンテミリオンのプラトー地区の土壌に酷似した粘土石灰質土壌。
幼なじみの2人にとって勝手知ったるこのテロワールでのワイン造りは、まさに黄金の必勝パターン。
そして、[シュヴァル・ブラン]のような繊細なダイナミズムと[アンジェリュス]のような上品な寛容さを持ち合わせた素晴らしいワインを造り上げたのです。

40haのブドウ畑では、右岸に特徴的なメルローとカベルネ・フランの他に、カベルネ・ソーヴィニョンも10%ブレンドしているところが、やや[シュヴァル・ブラン]に近いニュアンス。
ブドウが完璧な完熟になるぎりぎりまで待ってから収穫するため、収穫はこの地区で一番最後だとか。
そのため、ラズベリーを中心とした完熟ベリーの豊かな果実味があり、甘味を感じるほどのなめらかでまろやかな味わいが特徴的です。

今回のご紹介は、あのボルドーの超大当たり年2005年!!
果実味が凝縮した、まさに充実の味わいです!!
しかも【2006年パリ農業コンクール】金賞受賞!!

そしてなんと言っても、このコストパフォーマンスの素晴らしさ!!
この味わいでこの価格は、絶対に信じられません。
京橋ワインより)




Chateau de Francs
シャトー・ド・フラン ボルドー

ボルドー右岸の銘醸地サンテミリオンのトップシャトー同士が手を組んだ!
サンテミリオン地区で、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ・アーに格付けされている Ch.シュヴァル・ブランを長年所有してきた、エブラール家のドミニク・エブラール氏と Ch.アンジェリュスのオーナーである、ユベール・ドゥ・ブアール氏が1986年から共同購入で始めたワイナリー。

子どものころより仲の良かったエブラール氏とブアール氏は コート ド フランの土壌が優れたテロワールを持っていることに気づき、 この地でのワインづくりを始めました。
格付けトップに君臨し続けてきたシュヴァルブランと 2012年に、プルミエ・グラン・クリュ・クラッセ・アーに格上げされた今まさに注目のアンジェリュス。
その、実力派同士のジョイントワインが驚きの価格とは嬉しい限り!

数万円から時には十万円を超える価格を付ける、 シュバルブランとアンジェリュス。
『この二人の凄腕が作ったワインが、 こんな価格で飲めるなんて信じられない!』

ロバート パーカー Jr.『ボルドー第4版』では、 コート・ド・フランのトップ シャトーの一つとして挙げられています。

今注目のコート・ド・フラン
コートドフランは中世の面影が残る町並みです。
ワイン名産地ボルドーの中でも、あまり知られていない地域ですが、 ボルドー右岸の産地の中でも東側に位置し、良質なワインを産出しています。

Ch.アンジェリュスのユベール・ドゥ・ブアール氏や、Ch.ルパンのティアンポン家など数々の トップシャトーがこの地に進出してきているなど今注目されているアペラシオンの一つです。
他のボルドーの産地と比べ、 川からの距離が遠く、標高が高いため、気候が厳しくなるのが特徴で、 土壌はおもに粘土と石灰質で構成されています。
これらのことから、余韻が長く上品に引き締まったメルローが産出されています。

[2006] シャトー・ド・フラン コート・ド・フラン ボルドー フランス(750ml・赤ワイン)
ワイン名(原語) シャトー・ド・フラン (Chateau de Francs)
原産国・地域 フランス・ボルドー
原産地呼称(AOC) フラン コート・ド・フラン
ヴィンテージ 2006年
ぶどう品種 メルロー90%、カベルネ・フラン10%
タイプ 赤ワイン
内容量 750ml
ご注意 開封後は要冷蔵の上お早めにお飲みください。
保存方法 要冷蔵 18℃以下
特徴 ※Ch.シュヴァルブランとCh.アンジェリュスの元オーナーが最強タッグを組んで作ったワイン!
ワインショップソムリエより)




シャトー・ド・フラン2006

サンテミリオンの東へおよそ10キロ先に位置する、ボルドーでもっとも小さいアペラシオンのひとつ、コート・ド・フラン産。
1980年代半ばに、この土地の持つ潜在能力を認めたシャトー・シュヴァル・ブランのドミニク・エブラール氏(当時)とシャトー・アンジェリュスのユベール・ド・ブアール氏という著名シャトー・オーナー2人の競演により誕生した何とも夢のようなシャトーです。
黒い果実の凝縮感があり、シルキーでまろやかな味わい。12ヶ月の樽熟成(新樽率20%)
そろそろ飲み頃です。
メルロー70%、カベルネ・フラン20%カベルネ・ソーヴィニヨン 10%
クールより)



河井商店で購入。2600円くらい。
抜栓日:2013年10月9日
コルク:長めコルク。49mm。Vintage、生産者名(エブラール、ド ブアール)、シャトー瓶詰め、AOC(BORDEAUX COTES DE FRANCSが刻印されていました。
液漏れ:染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデル・ボルドータイプを使用。
 
やや低めの温度で抜栓しました。
色:濃い目のルビーパープル。若干ガーネットの要素がみえます。
エッジ:しっかりと色づいています
脚:中等度の粘調度。
 
香り:香り自体はさほど強くないが、プラム、野菜のかおり。娘さんは開口一番「カボチャの匂い」と言いました。ほんのりとした野菜の甘い香りがあります。濃厚そうな紫果実の香り。スワリングでダークチェリー、ブラックベリーの香り。(セパージュみてしまったのもありますがw)メルローワインの香りです。時間とともに、チョコフレーバーがグラスから漂ってきます。
 
タンニン:かなりフレッシュで、歯茎に渋さを感じます。しかし質のよいタンニンだとおもいます。また5年くらいすると、もっと品のいい、シルキーなタンニンになりそうな感じです。
 
味:カカオ80%のチョコレートの味わい。なかなかのっぺりとした印象を最初受けますが、思ったほど重たくなく、味わい自体はちょっと重めのミドルボディのワインです。後口に鉄っぽさを感じます。なかなかのどごしもよく、飲みやすいです。アフタもそこそこブラックベリーのニュアンスが喉の奥から登ってきます。合わせる食べ物によっては鉄分を余計に感じるかもしれませんが、これ、なかなかコスパいいなぁ~。
河井社長、いいワイン仕入れてますねぇ~!さすがです。


Chateau Bernadotte 2004

2013-10-01 00:00:00 | フランス・ボルドー
Chateau Bernadotte 2004
Chateau Bernadotte 2004
CH.BERNADOTTE
【おすすめ今飲みボルドー!】シャトー・ベルナドット
フランス ボルドー オー・メドック
オー・メドック / HAUT-MEDOC
2004 年
赤 750 ml
格付け第2級、シャトー・ピション・ラランドの秘蔵っ子前オーナー夫人も愛した「プティ・コンテス」。

一級シャトーに肉薄する程の品質を持つ格付け2級ワイン、いわゆる「スーパー・セカンド」。
スーパー・セカンドと呼ばれるシャトーはいくつかありますが、その中でも間違いなく上位に位置づけられるシャトーが、ピション・ラランドです。
正式名称はシャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドですが、あまりの名前の長さに、ピション・ラランドなどと呼ばれます。
そのピション・ラランドを手掛けるチームが、隣の村で造っているワインがこちらのシャトー・ベルナドットです。

現在ピション・ラランドはルイ・ロデレール社の所有となっていますが、前オーナーのランクソン夫人は、このワインをとても大切に思っており、「プティ・コンテス」と呼び、愛情と情熱を傾けていました。
また、シャトー名であるベルナドットとは、ナポレオン配下の軍人として活躍し、後にスウェーデン王となって、現スウェーデン王朝を築いたジャン・バティスト・ジュール・ベルナドットから由来しており、現在でもスウェーデン王家と深いつながりを持っている由緒正しきシャトーです。

評論家の評価も高く、辛口で有名なクラスマン誌で20点中16点を獲得したり、何度もパーカー・ポイントで90点以上のポイントを獲得しています。

タンニンがとても柔らかく、ドライフルーツやカカオ、コーヒーのような香り、滑らかでシルキーな舌触りが楽しめます。
ほとんどのヴィンテージでメルロよりも、カベルネが多くブレンドされますが、不思議と柔らかい舌触りになるところがピション・ラランドの造りに共通しています。

2004年のボルドーは豊作の年で、左岸(特にポイヤック、サンテステフ、サンジュリアン、マルゴー)は
全般にメルロもカベルネも良好に熟したブドウが収穫でき、メルロ、カベルネ・ソーヴィニヨンともにクラシックな出来栄えのワインとなりました。

色合いは中心に若干の黒みを残しつつ、周りから少しずつガーネット色に変わり始めています。
グラスに注ぐとスモーキーな樽の香り、熟したプラム、ブラックベリーの果実、杏子、シダっぽい乾いた草と鉛筆の芯の香り。
ゆっくり時間をかけてお飲みいただくと、熟成ボルドーの本領がいよいよ発揮されます。
角の取れたまろやかな味わい、きめの細かいタンニン、余韻も長くゆっくり楽しめます。
熟成期間を経てもしっかりした骨格を崩さない味わいは、クオリティの高さを感じさせます。

同じヴィンテージの、ピション・ラランドはパーカーポイントで92点獲得、レゼルヴ・ド・ラ・コンテス(ピション・ラランドのセカンド)は88-90点獲得、そしてこのベルナドットは86-88点獲得なので、いかにこのベルナドットに力が入っているかお分かり頂けるかと思います!

「シャトー・ピション・ラランドのオー・メドック版」あるいは「プティ・コンテス(小さなコンテス)」という呼び名にも納得の出来!
今が飲み頃のおすすめの1本です!!

飲み頃:~2016年
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン 50%、メルロ 44%、カベルネ・フラン 4%、プティ・ヴェルド 2%
評価:ワインアドヴォケイト誌(パーカー)にて86-88点を獲得!
ワインスペクテイター誌にて87点を獲得!
エノテカ・オンラインより)




シャトー・ベルナドット  [ボルドー:オー・メドック地区 クリュ・ブルジョワ級 サン・ソヴール村]
Chateau Bernadotte http://www.pichon-lalande.com/
スウェーデン王室御用達という高品質のプティ・コンテス
 ポイヤックの隣りサン・サヴール村にあるシャトーで、シャトー・ピション・ロングヴィル・コンテス・ド・ラランドのランクサン夫人が1996年にこのシャトーを購入されました。以来さまざまな改革が行われピション・ラランドと同様にランクサン夫人の愛情と情熱を傾けられています。
 シャトーの管理には、ピション・ラランドの醸造スタッフが携わり、早くもスウェーデン王室御用達という高品質なワインを造りあげています。また、「プティ・コンテス」の愛称で親しまれ人気急上昇中です。
2004 シャトー・ベルナドット PP86~88
宮武酒店より)



シャトー ベルナドット
商品情報 格付け第2級シャトー・ピション・ラランドの前所有者ランクザン夫人が1997年にラランドから数キロ程度の距離に位置するこのシャトーを取得しました。翌年からは土壌の調査に始まり醸造設備を一新するなど莫大な初期投資を行い、ラランド同様の目覚しい品質向上を果たしました。畑は35haでCS50%、ME44%、CF4%、PV2%を栽培し女性の感性が光るシルキーで滋味深い味わいのワイン造りを行っています。
内容量 750ml
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン / メルロ / プティ・ヴェルド
産地 フランス・ボルドー・オー メドック
カテゴリー オー メドック
味わい
ボディ
タイプ 赤
トスカニーより)




由緒正しきスウェーデン王室御用達ワイン
スウェーデン国王カール14世となったジャン・パチスト・ジュール・ベルナドットの名を冠したこのシャトーはポイヤックの西端のオーメドックとの境界近くアルディグとサン・ソヴァールの小さなコミューンの中間に位置し『女性の強さと優雅さを秘めた官能的にして偉大なシャトー』と讃えられるピション・ラランドのオーナー、マダムド・ランクサンによって1997年に購入されたものです。

このワイナリーの特徴はオーナーがシャンパン”クリスタル”で有名なルイ・ロデレール社がオーナーということ、そして同グループにはピション・ロングヴィル・ラランドがありその醸造チームがワイン造りを手がけているということ。
つまり偉大なシャンパーニュのグランメゾンに格付け2級の超優良シャトーが技術の粋を結集してつくり上げるそのワインに一切の妥協はありません。それに比較的リーズナブルな価格でプション・ラランドを垣間見えることができるのですから非常にお買い得ですね。

シャトー ベルナドット [2004] 750ml・赤 CHATEAU BERNADOTTE

タ イ プ 赤ワイン
ボ デ ィ フルボディー
重 ・ ・ ● ・ ・ 軽
色 赤
飲み頃温度 16~18℃近辺
相性の良い料理/調味料 脂のある牛、野ガモ、黒いスパイス、バター
品種 カベルネ・ソーヴィニヨン62、メルロー36、プティヴェルド&カベルネ・フラン2
容量 750ml
産地 フランス ボルドー
オーメドック
ワインショップMASHIMOより)



スウェーデン王室御用達のエレガントなボルドー。
シャトー・ベルナドット[2004]【赤】

ワイン情報
生産者 シャトー・ベルナドット/Chateau Bernadotte
ワイン名(欧文) Chateau Bernadotte
ヴィンテージ 2004年
生産地 フランス/ボルドー/オー・メドック
格付け他 クリュ・ブルジョワ
ワイン・タイプ 赤ワイン・フルボディ
使用ぶどう品種 カベルネ・ソーヴィニヨン62%、メルロー36%、プティヴェルド&カベルネ・フラン2%
アルコール度数 13%
評価等特記事項 :

名高いポイヤック、シャトー・ピション・ラランドのマダム・メイ・エレーヌ・ドゥ・ランクザンに買収されて以降、醸造が刷新され、さらに進化を遂げる非常にエレガントな造りのクリュ・ブルジョワです。温度コントロール可能なステンレスタンクを導入。樽での熟成は12~18ヶ月に(新樽1/3使用)延長されました。

元々スウェーデン王室御用達のワインだった為、ラベルにその王冠のマークが有ります。
DSKワインより)




河井商店で購入。2800円くらい。

抜栓日:2013年10月19日
コルク:49mm。Mis en Bouteille a la Proprieteの刻印。
液漏れ:ほぼ染みなし。液漏れなし。
グラス:リーデル・ボルドータイプを使用。
 
色:結構濃い色合いのガーネットが若干入ったルビー。
エッジ:しっかりとした色合いです。
脚:そんなに粘調度は高くありません。
 
香り:カカオの香り。スギの香り。若干腐葉土の要素を感じます。最後のほうでペッパー、ミントのニュアンスがありました。スワリングするとハーブ系の香りがしてきます。醤油のようなニュアンスがちょっとあるかな?程よい熟成香があります。時間とともにカシスのニュアンスが出てきます。娘さんは開口一番「樽の匂い~」と言っていました。参りました。
  
タンニン:なかなかアタックの柔らかい、でも歯茎までしっかりと感じるタンニンです。若干渋さが残っていますが、きれいなタンニン。
  
味:のびやかな味わいと、チョコのようなべっとりした味わいがうまく混ざっている感じ。ほどよい酸が骨格となっていて、メルローの甘さ、カベソーのスッキリ感が癒合しています。味わい自体はそんなに複雑ではありませんが、素直に喉まで流れていく液体です。アフタはあまりありません。ニ時間くらいすると、メルローらしさが引っ込んで、ちょっと単調になりますが、酸の効いたのびやかな味わいに変化しました。何と合わす?ビーフシチューとかいいかな~。