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Nuits Saint Georges Les Damodes Frederic Cossard 2010

2013-10-11 10:46:10 | フランス・ブルゴーニュ
Nuits Saint Georges Les Damodes Frederic Cossard 2010
Nuits Saint Georges Les Damodes Frederic Cossard 2010
ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ダモード Nuits Saint Georges Les Damodes
フレデリック・コサール Frederic Cossard
ブルゴーニュ自然派ワイン界のリーダー

ドメーヌ・ド・シャソルネは、1996年、ブルゴーニュのサン・ロマン村に設立されたドメーヌです。
当主、フレデリック・コサール氏は、自然派ワイン界の押しも押されもせぬ実力者で、カリスマ醸造家フィリップ・パカレ氏と並び称されるフランスを代表する自然派醸造家です。

辛口評価で有名なフランスのワイン評価本『クラスマン』において「彼(フレドリック・コサール)の2000年ヴィンテージのニュイ・サン・ジョルジュ プルミエ・クリュ クロ・デ・ザルジリエールはロマネ・コンティのグラン・クリュに比肩する」と大絶賛されたことでその人気に一気に火がつき、また、フランスの『レクスプレス』誌においても「フレデリック・コサール氏のワインは、そのテロワールを表現した最高峰のワインである」と高く評価されております。

そして、日本市場でも自然派ワイン業界の牽引的な存在のワインとして確固たる地位を築き上げています。
妥協を許さないこだわりのワイン

フレデリック・コサール氏は、ニュイ・サン・ジョルジュのネゴシアンとして長い間働いていたそうです。その当時からワイン造りに大きな情熱を持っていた氏は自らの手で小さくても栽培から醸造まで手がけたいと思い続け、96年に念願が叶ってドメーヌを設立いたしました。

自分の信じている方法を実行しており、栽培方法、収穫方法、醸造方法まで自己流、ビオディナミ農法を実践しておりますが、独自のアレンジを加えたビオスティムリーという農法に一部切り替えています。

基本的に白ワインも赤ワインも100%新樽を使用し、それぞれのポテンシャルの中で可能な限り樽で熟成するという徹底したワイン造り。

妥協を許さないドメーヌ・ド・シャソルネイ、こだわりのワインです。

ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ダモード
フレデリック・コサールのネゴシアンもの、ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモードです。
レ・ダモードは、1級と村名がございますが、こちらは村名のレ・ダモードです。
村名ですが、畑は1級のすぐお隣でフレッド曰く、「アペラシオンを管轄するINAOの不思議なところ」らしく、十分1級に匹敵するぐらい良い区画とのことです。

フレッドがアルジリエールと同等の品質をニュイの中の対極にあるレ・ダモードに求めた秀逸ワイ ン!

収穫日は2011年9月5日。収量は40hl/ha!新樽は50% 、残 の50%は2~3年樽を使用!

「グロゼイユやアカシヤ、ノワゼット 、ウェハースの香り。果実味がみずみずしく 、エレガントでチャーミングな酸とのバランスが良く、梅ダシのような風味が口に染み入る!」

以下、2010年の情報です。
収穫日は2010年9月25日。収量は32hl/ha!新樽は75%、残りの25%は2~3年樽を使用!
「ダークチェリーやカカオ、青竹の香り。艶やかでかつ凝縮した果実味の中に、複雑な旨味、繊細な酸、収斂したミネラルがうまく溶け込みバランスが絶妙!」

以下、2009年の情報です。
畑面積は0.30ha。収穫日は2009年9月16日。収量は35hl/ha。 樽は1~3年樽を使用。

「梅やグロゼイユ、カカオの香り。ぎゅっと詰まった果実の凝縮味がミネラルの旨味、タンニンの収斂味と同調し複雑な味わいを奏でる!」(インポーター資料から抜粋)
Merlot.jpより)




【ネゴシアン・フレデリック・コサールについて】

【1】契約畑との、一切妥協の無い取り決め
通常、栽培にまで口を出すことまではありうりますが、栽培を徹底しても、ブドウの収穫時点で、その状態が良くなければ、コサール氏は買取る必要は無いという、異例の契約内容。それを可能にするのが、圧倒的な彼への信頼なのです。よって、買いブドウと言っても、妥協の入る余地はありません。

【2】誰もが驚く、徹底した樽の仕上げ
樽材となる木は、樽業者と伐採林へ出掛け、『最も乾燥した、電線から出来るだけ離れた場所』の木を指定、月齢サイクルに基づいた伐採には、コサール氏も立会い、必ずチェック。
更に、その木材を、完全に乾燥させ、ワインに不要なタンニンの抽出などを木材から受けないために、DRCですら2年しか寝かせないところを、3年の期間をかけて完全に乾燥させる。『そうすることで、浸透圧のバランスがよくなり、木の成分が果汁に移る前に、果汁が木に浸透するんだ。』(コサール氏)

これには、自らも造り手としてその大変さを知る、新井順子氏も『よく、樽業者がそんな手間を引き受けるものだと感心します。いくら払うとか、そんな問題で受けてくれるものではないですよ、普通。彼だから出来るんだと思います。』と、驚きを隠せない、コサール氏の人脈が生み出す事の出来るこの環境。


ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモード
[2010]フレデリック・コサール(赤ワイン)[S]

『確かな骨格を形成している。』

■『リアルワインガイド誌38号』より抜粋■

今は香りは見事に閉じている。透明感とナチュラル感、そして、きのこ香がかすかに分かる程度。
口に含むと味も閉じ気味。しかし透明性のあるきれいな黒赤果実と大地の風味が口中にじっくりじんわりと拡がる。
また、高質なタンニンが多めに存在して、確かな骨格を形成している。
今は評価が難しい時期。

■ワイン名(原語) / Nuits-Saint-Georges 'Les Damodes' [2010] Frédéric Cossard
■色 / 赤ワイン
■味わい / 中口・中渋口 ミディアム・ボディ
■ブドウ品種 / ピノ・ノワール100%
■生産者名 / フレデリック・コサール/Frédéric Cossard
■産地 / フランス/ブルゴーニュ/コート・ド・ニュイ
■原産地呼称 / A.O.Cニュイ・サン・ジョルジュ
■生産年 / [2010]
■内容量 / 750ml
タカムラより)




フレデリック・コサール
      Frederic COSSARD

【当主フレデリック・コサールのコメント】
2010 年は、ドメーヌにとっては試練の年だった。
スタート早々、春の開花時期に花冷えと花流れにあい、ブドウは結実不良+ジュースの量も少ない状態で、この時点で収量が例年よりも 3 割減が確定だった …。しかも、夏の間は、長雨と暑い日が交互に襲い、ブドウの病気が蔓延していく、最悪の天候だった。ブドウの実が熟し始める 8 月も雨が降り続いて、結局、ブドウの腐敗を恐れず完熟するのを待った結果、収穫は例年よりも1 週間遅い9 月20 日からスタートすることとなった。ブドウの収量は9hl/ha から多く て 30hl/ha…。とにかく、量ではなく、コンディションの良いブドウだけを収穫することにこだわった!
収穫 が終わって分かったのだが、ヴォルネイやポマールなど 2010 年から新たにドメーヌの畑を計 5ha 増やし たにもかかわらず、ブドウの総収量は収量が少ない2009 年にも遠く及ばなかった。
だが、醸造の方は、ブドウの質にこだわって丁寧に選果した甲斐があってか、マセラシオンも発酵も問 題なくスムーズに行った!最初の分析の結果、赤も白もブドウの酸と糖のバランスが驚くほど良く、特に 白はph がどれも3.2 以下と私の理想とする数値に持って行くことができた!
赤はピジャージュ等、抽出を なるべく押さえてやさしく仕込んだ!発酵を終えたばかりのワインは、樽に入れて熟成させる前から、味 わいはエレガントでフィネスに輝きがあり、すでに美味しく飲める状態にあった!
私が思うに2010 年ワインは、酸があるので長い熟成に耐えることができるだろうが、自然派ワインにあるワインのエネルギー、すなわち「ヴァン・ヴィヴァン」をダイレクトに感じたいのであれば、今がまさに 飲み頃であろう!

ニュイ・サン・ジョルジュ・レ・ダモード [2010]フレデリック・コサール
フランス/ブルゴーニュ/赤

2010年ヴィンテージのフレデリック・コサールのワインも素晴らしい出来です!

フレッドがアルジリエールと同等の品質をニュイの中の対極にあるレ・ダモードに求めた秀逸ワイン。
買いブドウの畑面積は0.30ha
収穫日は 2010年9月25日
収量は32hl/ha
新樽は75%、残りの25%は2~3年 樽を使用

ダークチェリーやカカオ、青竹の香り。艶やかでかつ凝縮した果実味の中に、複雑な旨味、繊細な酸、収斂したミネラルがうまく溶け込みバランスが絶妙!
シーザーワインカンパニーより)




(*)ゆはらよりオークションで落札。7,250円。


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