Karia Chardonnay Stag's Leap Wine Cellars 2011
スタッグス リープ ワイン セラーズ カリア シャルドネ[2011]
スタッグス リープ ワイン セラーズ “カリア” シャルドネ[2011]年 フレンチオーク樽8ヶ月熟成(ワインメーカー ニッキ プリュス) 正規代理店輸入品!
ステファン・タンザーIWCで90点!
1976年の「パリスの審判」 事件でムートンやオー・ブリオンを破り、見事第一位に輝いた「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」による、しなやかで優美!
カリア・シャルドネのスタイルを反映した究極辛口白ワイン!!
「偉大なワインに共通する性質は3つのR。それは熟度(Ripeness)リッチさ(Richness)、抑制(Restraint)で、これらは世界普遍のものであり、特定産地の特長を超越している」。
同時に、SLWCも、熱狂的なファンを世界中に持つに至った。
ワイナリー・セラー庫・セラードア
ワイナリーは至ってシンプル。小箱で受け入れたぶどうは、MOGシステムにより、果実そのものの表現を最大化する仕組みがとられ、醸造設備は最小限の醗酵・熟成の仕組みのみが具えられている。
一方で、山をくりぬいて造られた熟成庫は、優れたワインを静かに眠らせる完璧な環境を具えながら、一つの芸術作品としての側面も持つ。スペインの建築家ハビエル・バルバによる、ガウディ調の外観。中央部には17世紀の星図作者、アンドレ・セラリウスの「大宇宙の調和」など、ワインづくりの伝統と密接に関連したテーマが、美しく表現されている。
併設されたテイスティングルームはホスピタリティあふれ、世界中からワインファンが集い、テイスティングをしながらくつろげる空間になっている。その気取らないスタイルこそが、40年間にわたって愛好家を魅了してきた理由の一つとも言える。
ヴィンヤード
<Fay Vineyard>
1961年、カリフォルニアの葡萄栽培の先駆者、ネイサン・フェイ氏によって創設。スタッグスリープ・ディストリクトAVAで最初にカベルネが植えられた畑。
フェイ氏は翌年現在のSLVを取得。当初は農場として使用していた。
1986年、フェイ氏引退に伴い、スタッグスリープワインセラーズ(ウォレン・ウィニアルスキ)が畑を取得。CS:約26.5Ha 樹齢8年-24年
プティ・ヴェルド:約0.2Ha 樹齢22年
<Stag's Leap Vineyard>
1970年にぶどうが植えられ、たった3年のうちに「パリスの審判」で世界を驚愕させたワインを生み出した畑。
今でもカリフォルニアトップクラスのワインを生み出す銘畑として、確固たる名声を保ち続けている。
CS …約14.1Ha 樹齢:12-40年
メルロ…約0.61Ha 樹齢:15年
<Arcadia Vineyard>
ヴァカ山脈・マウントジョージの麓に広がる52Haの畑。元はガーギッチ・ヒルズ・セラーの所有でオリーヴ・ヒルと呼ばれ、優れたソーヴィニヨン・ブランとシャルドネを生み出したていたこの畑を、1996年にSLWCが取得。
「アルカディア」はローマ時代の詩人、ヴェルギリウスが楽園とたたえたギリシャの田園地帯の名に由来する。取得後、ぶどうは植え替えられ、SLWCの「アルカディア・シャルドネ」、「カリア・シャルドネ」の供給源として重要な役割を果たす。
小石の多いシルトローム(沈泥質壌土)で、古くは湖だった、カルシウム分を多く含む土地。気候はナパ南部のこの場所としては冷涼。
溌剌として、引き締まったミネラル感を具えた
つくり手
ニッキ・プリュス Nicki Pruss
Wine Maker
カリフォルニア出身。もとはシカゴで手足治療の医師を務める傍ら、趣味のビールづくりを楽しんでいたが、1995年にヨーロッパ自転車旅行でワインの魅力に取りつかれ、帰国後ぶどう栽培とワインづくりを学ぶ。
'98年にSLWCに参画、2005年にワインメーカーに任命された。単一畑シリーズの伝統を受け継ぐ一方で、アルテミス(ナパ・ヴァレーCS)やソーヴィニヨン・ブランのリリースなどの新しい取り組みにも挑戦し、成果を挙げてきた。
“カリア”・シャルドネ2011年
ブドウ品種:シャルドネ100%
生産地域:カリフォルニアAVA: ナパヴァレー
“KARIA(KAR-ee-ah)”はギリシャ語で「優雅さ」を表します。ナパ・ヴァレー南部の冷涼な気候を反映し、しなやかで優美これがカリア・シャルドネのスタイルと言えます。
アルカディア・ヴィンヤードやオークノルのB.R.Vカーネロスの優良畑を中心に、サン・パブロ湾の冷涼な風を受け、爽やかな酸味を具えたシャルドネが選ばれる。
発酵は70~80%を樽、残りをステンレスタンクで行い、8~9ヶ月間フレンチオーク樽(新樽比率約30%)で熟成させます。
桃やリンゴ、レモン、トロピカルフルーツ、海風が運ぶトロピカルフラワーなど、豊かな香りに溢れています。
“The Iron Fist in the Velvet Glove”
(ヴェルベットの手袋に包まれた鉄の拳)
この言葉がSLWCのスタイルを現す。すなわち、熟成感と抑制、やわらかさと構成、そして比類なき美しさと長熟の力を裏付ける完結性。これらの要素を、持続的に追求するため世界でも類を見ないほど精緻で、慎重な注意が払われ、ぶどう栽培からワインづくりがなされる。
インターナショナルワインセラーで90点獲得!
(うきうきワインの玉手箱より)
KARIA CHARDONNEY カリア・シャルドネ
アメリカ カリフォルニア
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ / STAG'S LEAP WINE CELLARS 2011年 白 750 ml
ボルドーの1級シャトーを抑え1位に輝いたワイナリー。
アメリカを代表する“スタッグス・リープ”、しなやかで優美なスタイルのシャルドネ!
スタッグス・リープ・ワインセラーズは、シカゴ大学で講師を勤めていたウォレン・ウィニアルスキ氏が、フェイ・ヴィンヤードの元所有者であるネイサン・フェイ氏と出会い、1970年にスタッグス・リープ・ヴィンヤードを取得。
1972年に醸造所が完成し、コンサルタントにアンドレ・チェリチェフ氏を招きました。
設立後間もない、1976年5月には後に「パリスの審判」と呼ばれる、アカデミー・デュ・ヴァン主宰のフランス対カリフォルニアのテイスティングでシャトー・ムートン・ロスチャイルドやシャトー・オー・ブリオンを抑え、見事1位に輝いたのが、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの“Stag’s Leap Wine Cellars Cabernet Sauvignon 1973”でした。
1973年はスタッグス・リープ・ワイン・セラーズにとってファーストヴィンテージ、しかも樹齢わずか3年のワインが起こした「歴史的瞬間」としてフランスワイン界を震撼させ、アメリカを始めとしたニューワールドのワイン界に歓喜と勇気を与えました。
2007年にはカリフォルニアのサン・ミッシェル・ワイン・エステーツと、イタリアのアンティノリが共同で所有を開始。
2011年にはオバマ大統領が英国女王とフィリップ王子を招いた晩さん会でサーブされるなど、今やアメリカを代表とするワイナリーの一つとなっています。
“STAG'S LEAP”とは、stag=牡鹿、leap=飛ぶを意味し、ネイティブアメリカンがこの地で生活していた時代、狩猟で追い込んだ牡鹿が谷を飛び越え逃れたという逸話に由来。
ラベルにも描かれている牡鹿は「勇気・雄々しさ・躍動感」の象徴で、ワインのスタイルとしても表現されています。
畑の管理は、グレイスファミリーの一族で自然の力を応用した病虫害対策においてカリフォルニアで第一人者と言われている、カーク・グレイス氏が栽培責任者として行っています。
畑は区画毎に管理され、畝間にその土地に最適な草を植え土壌の改善や益虫を集めたり、灌漑による適量の給水とこまめなキャノピーマネジメント(摘芯や除葉など)により日照を良くし、畑の健全化を図っています。
醸造に関しては、1998年からスタッグス・リープに参加し、2005年にワインメーカーに任命された
ニッキ・プリュス氏を中心として行っています。
醸造所は重力に沿って醸造過程が進むグラヴィティシステムを採用、発酵時に出るブドウの搾りかすを手作業で取り除くなど、果汁に出来る限りストレスをかけない造りをしています。
熟成にはフレンチオークを100%使用しています。
こちらのカリア・シャルドネ、カリア“KARIA(KAR-ee-ah)”とはギリシャ語で「優雅さ」を表します。
スタッグス・リープが所有するクオリティの高い繊細なシャルドネを生む事で知られるアルカディア・ヴィンヤードやオークノル・ディストリクトのB.R.V、契約しているカーネロスの優良畑を中心に、サン・パブロ湾の冷涼な風を受けた、爽やかな酸味を具えるシャルドネが選ばれています。
発酵には83%を樽、残りをステンレスタンクで行い、8~9ヶ月間フレンチオーク樽(新樽比率約30%)によりシュール・リーで熟成されます。
桃やリンゴ、レモン、トロピカルフルーツ、ヘーゼルナッツ、海風が運ぶトロピカルな花のニュアンスなど、豊かな香りに溢れています。
口にふくむとほのかなキャラメルのアクセントに、バニラクリームやレモンを感じます。
ボリューム感のあるリッチな造りながら、エレガントでデリケート。
無駄のない造りに、スタッグス・リープの確かな実力を感じられる1本です。
ブドウ品種:シャルドネ 100%
(エノテカ・オンラインより)
スタッグス リープ シャルドネ "カリア" ナパ・ヴァレー [2011] (正規品)
●知られざるスタッグスの高品質シャルドネ
'06年を以って【生産終了】となってしまった 『ナパ・シャルドネ』 に変わり、新たなラインナップに加わったのがこの 『カリア・シャルドネ』。カベルネで名を馳せるスタッグスですが、あまり知られていないのがスタッグス・シャルドネの素晴らしさ。輸入自体が無かったためしょうがないのですが、一部のコアなファンの方にしか知られていません。実際各メディアのスタッグスが造るシャルドネの評価を見ても
回ワイン&スピリッツ誌では過去全スタッグスのうち、最高スコア【93ポイント】を獲得するのは、Cask23を差し置いてシャルドネ。(アルカディアンVYD)
回ワインスペクテイター誌では実に17本ものシャルドネが90点以上を獲得。最高スコアは【93ポイント】(ナパ・リザーヴ)
回パーカー氏は「スタッグスの白ワインは、輝ける赤ワインの陰にいつも隠れてしまっているがしかし、昨今のビンテージではかなりの進化を見せていることは明白である。」と述べ、実際に何度か90ポイント以上をつけています。
回ワインエンシュージアスト誌では3種のシャルドネで計6度の90点以上を獲得。FAYで4回、SLVでも5回を考えるとかなりの高評価。
と、カベルネに匹敵する非常に高い評価を得ているのです。ナパ・シャルドネからカリア・シャルドネに生まれ変わった最大の変更点は、使用葡萄の構成。これまでナパ各地からの買い付け葡萄を主体に、若干の自社栽培の葡萄を加えている程度でしたが、今作カリアからはスタッグスが所有する 『B.R.V.ヴィンヤード』 と、そしてスペクテイター、W&S誌、WE誌がいずれも最高90点をつけるスタッグス最高峰の単一畑を生む母体 『アルカディアン・ヴィンヤード』 のエステート・ヴィンヤードからの葡萄がメインとなり、そこへカーネロスのセレクト・ヴィンヤードからの果実をブレンドするという贅沢なパワーアップを果たしました。しかも2006年からヴィンヤード・マネージャーに加わったのは 『グレース・ファミリー』 のカーク・グレース。人にも葡萄にも贅を凝らして、なのに価格は据え置き…とは嬉しい限り。
スタッグス自ら「キス・オブ・オーク」と呼ぶように、木樽の使用比率を以前の7割程度から今作では83%まで上げ、より味わい深いシャルドネになりました。しかしその香りは洋ナシ、レモン・メレンゲなどのさっぱりしたものでコテコテしておらず、 クリスピーさを抱えたリンゴ、ナシ、シトラスのフレーバーが長く続き、後からやってくるジンジャーやココナッツのヒントと融合して面白い展開を見せます。リッチさはあるもののそれはデリケートであり、無駄な贅肉が感じられないところが、さすがはスタッグスの造り。
●日常楽しむ…というには少し高価な部類に入りますが、でも価値を考えるとむしろ安いのではないかと思います。
(YANAGIYAより)
オンラインWASSY'Sより購入。3,339円。
スタッグス リープ ワイン セラーズ カリア シャルドネ[2011]
スタッグス リープ ワイン セラーズ “カリア” シャルドネ[2011]年 フレンチオーク樽8ヶ月熟成(ワインメーカー ニッキ プリュス) 正規代理店輸入品!
ステファン・タンザーIWCで90点!
1976年の「パリスの審判」 事件でムートンやオー・ブリオンを破り、見事第一位に輝いた「スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ」による、しなやかで優美!
カリア・シャルドネのスタイルを反映した究極辛口白ワイン!!
「偉大なワインに共通する性質は3つのR。それは熟度(Ripeness)リッチさ(Richness)、抑制(Restraint)で、これらは世界普遍のものであり、特定産地の特長を超越している」。
同時に、SLWCも、熱狂的なファンを世界中に持つに至った。
ワイナリー・セラー庫・セラードア
ワイナリーは至ってシンプル。小箱で受け入れたぶどうは、MOGシステムにより、果実そのものの表現を最大化する仕組みがとられ、醸造設備は最小限の醗酵・熟成の仕組みのみが具えられている。
一方で、山をくりぬいて造られた熟成庫は、優れたワインを静かに眠らせる完璧な環境を具えながら、一つの芸術作品としての側面も持つ。スペインの建築家ハビエル・バルバによる、ガウディ調の外観。中央部には17世紀の星図作者、アンドレ・セラリウスの「大宇宙の調和」など、ワインづくりの伝統と密接に関連したテーマが、美しく表現されている。
併設されたテイスティングルームはホスピタリティあふれ、世界中からワインファンが集い、テイスティングをしながらくつろげる空間になっている。その気取らないスタイルこそが、40年間にわたって愛好家を魅了してきた理由の一つとも言える。
ヴィンヤード
<Fay Vineyard>
1961年、カリフォルニアの葡萄栽培の先駆者、ネイサン・フェイ氏によって創設。スタッグスリープ・ディストリクトAVAで最初にカベルネが植えられた畑。
フェイ氏は翌年現在のSLVを取得。当初は農場として使用していた。
1986年、フェイ氏引退に伴い、スタッグスリープワインセラーズ(ウォレン・ウィニアルスキ)が畑を取得。CS:約26.5Ha 樹齢8年-24年
プティ・ヴェルド:約0.2Ha 樹齢22年
<Stag's Leap Vineyard>
1970年にぶどうが植えられ、たった3年のうちに「パリスの審判」で世界を驚愕させたワインを生み出した畑。
今でもカリフォルニアトップクラスのワインを生み出す銘畑として、確固たる名声を保ち続けている。
CS …約14.1Ha 樹齢:12-40年
メルロ…約0.61Ha 樹齢:15年
<Arcadia Vineyard>
ヴァカ山脈・マウントジョージの麓に広がる52Haの畑。元はガーギッチ・ヒルズ・セラーの所有でオリーヴ・ヒルと呼ばれ、優れたソーヴィニヨン・ブランとシャルドネを生み出したていたこの畑を、1996年にSLWCが取得。
「アルカディア」はローマ時代の詩人、ヴェルギリウスが楽園とたたえたギリシャの田園地帯の名に由来する。取得後、ぶどうは植え替えられ、SLWCの「アルカディア・シャルドネ」、「カリア・シャルドネ」の供給源として重要な役割を果たす。
小石の多いシルトローム(沈泥質壌土)で、古くは湖だった、カルシウム分を多く含む土地。気候はナパ南部のこの場所としては冷涼。
溌剌として、引き締まったミネラル感を具えた
つくり手
ニッキ・プリュス Nicki Pruss
Wine Maker
カリフォルニア出身。もとはシカゴで手足治療の医師を務める傍ら、趣味のビールづくりを楽しんでいたが、1995年にヨーロッパ自転車旅行でワインの魅力に取りつかれ、帰国後ぶどう栽培とワインづくりを学ぶ。
'98年にSLWCに参画、2005年にワインメーカーに任命された。単一畑シリーズの伝統を受け継ぐ一方で、アルテミス(ナパ・ヴァレーCS)やソーヴィニヨン・ブランのリリースなどの新しい取り組みにも挑戦し、成果を挙げてきた。
“カリア”・シャルドネ2011年
ブドウ品種:シャルドネ100%
生産地域:カリフォルニアAVA: ナパヴァレー
“KARIA(KAR-ee-ah)”はギリシャ語で「優雅さ」を表します。ナパ・ヴァレー南部の冷涼な気候を反映し、しなやかで優美これがカリア・シャルドネのスタイルと言えます。
アルカディア・ヴィンヤードやオークノルのB.R.Vカーネロスの優良畑を中心に、サン・パブロ湾の冷涼な風を受け、爽やかな酸味を具えたシャルドネが選ばれる。
発酵は70~80%を樽、残りをステンレスタンクで行い、8~9ヶ月間フレンチオーク樽(新樽比率約30%)で熟成させます。
桃やリンゴ、レモン、トロピカルフルーツ、海風が運ぶトロピカルフラワーなど、豊かな香りに溢れています。
“The Iron Fist in the Velvet Glove”
(ヴェルベットの手袋に包まれた鉄の拳)
この言葉がSLWCのスタイルを現す。すなわち、熟成感と抑制、やわらかさと構成、そして比類なき美しさと長熟の力を裏付ける完結性。これらの要素を、持続的に追求するため世界でも類を見ないほど精緻で、慎重な注意が払われ、ぶどう栽培からワインづくりがなされる。
インターナショナルワインセラーで90点獲得!
(うきうきワインの玉手箱より)
KARIA CHARDONNEY カリア・シャルドネ
アメリカ カリフォルニア
スタッグス・リープ・ワイン・セラーズ / STAG'S LEAP WINE CELLARS 2011年 白 750 ml
ボルドーの1級シャトーを抑え1位に輝いたワイナリー。
アメリカを代表する“スタッグス・リープ”、しなやかで優美なスタイルのシャルドネ!
スタッグス・リープ・ワインセラーズは、シカゴ大学で講師を勤めていたウォレン・ウィニアルスキ氏が、フェイ・ヴィンヤードの元所有者であるネイサン・フェイ氏と出会い、1970年にスタッグス・リープ・ヴィンヤードを取得。
1972年に醸造所が完成し、コンサルタントにアンドレ・チェリチェフ氏を招きました。
設立後間もない、1976年5月には後に「パリスの審判」と呼ばれる、アカデミー・デュ・ヴァン主宰のフランス対カリフォルニアのテイスティングでシャトー・ムートン・ロスチャイルドやシャトー・オー・ブリオンを抑え、見事1位に輝いたのが、スタッグス・リープ・ワイン・セラーズの“Stag’s Leap Wine Cellars Cabernet Sauvignon 1973”でした。
1973年はスタッグス・リープ・ワイン・セラーズにとってファーストヴィンテージ、しかも樹齢わずか3年のワインが起こした「歴史的瞬間」としてフランスワイン界を震撼させ、アメリカを始めとしたニューワールドのワイン界に歓喜と勇気を与えました。
2007年にはカリフォルニアのサン・ミッシェル・ワイン・エステーツと、イタリアのアンティノリが共同で所有を開始。
2011年にはオバマ大統領が英国女王とフィリップ王子を招いた晩さん会でサーブされるなど、今やアメリカを代表とするワイナリーの一つとなっています。
“STAG'S LEAP”とは、stag=牡鹿、leap=飛ぶを意味し、ネイティブアメリカンがこの地で生活していた時代、狩猟で追い込んだ牡鹿が谷を飛び越え逃れたという逸話に由来。
ラベルにも描かれている牡鹿は「勇気・雄々しさ・躍動感」の象徴で、ワインのスタイルとしても表現されています。
畑の管理は、グレイスファミリーの一族で自然の力を応用した病虫害対策においてカリフォルニアで第一人者と言われている、カーク・グレイス氏が栽培責任者として行っています。
畑は区画毎に管理され、畝間にその土地に最適な草を植え土壌の改善や益虫を集めたり、灌漑による適量の給水とこまめなキャノピーマネジメント(摘芯や除葉など)により日照を良くし、畑の健全化を図っています。
醸造に関しては、1998年からスタッグス・リープに参加し、2005年にワインメーカーに任命された
ニッキ・プリュス氏を中心として行っています。
醸造所は重力に沿って醸造過程が進むグラヴィティシステムを採用、発酵時に出るブドウの搾りかすを手作業で取り除くなど、果汁に出来る限りストレスをかけない造りをしています。
熟成にはフレンチオークを100%使用しています。
こちらのカリア・シャルドネ、カリア“KARIA(KAR-ee-ah)”とはギリシャ語で「優雅さ」を表します。
スタッグス・リープが所有するクオリティの高い繊細なシャルドネを生む事で知られるアルカディア・ヴィンヤードやオークノル・ディストリクトのB.R.V、契約しているカーネロスの優良畑を中心に、サン・パブロ湾の冷涼な風を受けた、爽やかな酸味を具えるシャルドネが選ばれています。
発酵には83%を樽、残りをステンレスタンクで行い、8~9ヶ月間フレンチオーク樽(新樽比率約30%)によりシュール・リーで熟成されます。
桃やリンゴ、レモン、トロピカルフルーツ、ヘーゼルナッツ、海風が運ぶトロピカルな花のニュアンスなど、豊かな香りに溢れています。
口にふくむとほのかなキャラメルのアクセントに、バニラクリームやレモンを感じます。
ボリューム感のあるリッチな造りながら、エレガントでデリケート。
無駄のない造りに、スタッグス・リープの確かな実力を感じられる1本です。
ブドウ品種:シャルドネ 100%
(エノテカ・オンラインより)
スタッグス リープ シャルドネ "カリア" ナパ・ヴァレー [2011] (正規品)
●知られざるスタッグスの高品質シャルドネ
'06年を以って【生産終了】となってしまった 『ナパ・シャルドネ』 に変わり、新たなラインナップに加わったのがこの 『カリア・シャルドネ』。カベルネで名を馳せるスタッグスですが、あまり知られていないのがスタッグス・シャルドネの素晴らしさ。輸入自体が無かったためしょうがないのですが、一部のコアなファンの方にしか知られていません。実際各メディアのスタッグスが造るシャルドネの評価を見ても
回ワイン&スピリッツ誌では過去全スタッグスのうち、最高スコア【93ポイント】を獲得するのは、Cask23を差し置いてシャルドネ。(アルカディアンVYD)
回ワインスペクテイター誌では実に17本ものシャルドネが90点以上を獲得。最高スコアは【93ポイント】(ナパ・リザーヴ)
回パーカー氏は「スタッグスの白ワインは、輝ける赤ワインの陰にいつも隠れてしまっているがしかし、昨今のビンテージではかなりの進化を見せていることは明白である。」と述べ、実際に何度か90ポイント以上をつけています。
回ワインエンシュージアスト誌では3種のシャルドネで計6度の90点以上を獲得。FAYで4回、SLVでも5回を考えるとかなりの高評価。
と、カベルネに匹敵する非常に高い評価を得ているのです。ナパ・シャルドネからカリア・シャルドネに生まれ変わった最大の変更点は、使用葡萄の構成。これまでナパ各地からの買い付け葡萄を主体に、若干の自社栽培の葡萄を加えている程度でしたが、今作カリアからはスタッグスが所有する 『B.R.V.ヴィンヤード』 と、そしてスペクテイター、W&S誌、WE誌がいずれも最高90点をつけるスタッグス最高峰の単一畑を生む母体 『アルカディアン・ヴィンヤード』 のエステート・ヴィンヤードからの葡萄がメインとなり、そこへカーネロスのセレクト・ヴィンヤードからの果実をブレンドするという贅沢なパワーアップを果たしました。しかも2006年からヴィンヤード・マネージャーに加わったのは 『グレース・ファミリー』 のカーク・グレース。人にも葡萄にも贅を凝らして、なのに価格は据え置き…とは嬉しい限り。
スタッグス自ら「キス・オブ・オーク」と呼ぶように、木樽の使用比率を以前の7割程度から今作では83%まで上げ、より味わい深いシャルドネになりました。しかしその香りは洋ナシ、レモン・メレンゲなどのさっぱりしたものでコテコテしておらず、 クリスピーさを抱えたリンゴ、ナシ、シトラスのフレーバーが長く続き、後からやってくるジンジャーやココナッツのヒントと融合して面白い展開を見せます。リッチさはあるもののそれはデリケートであり、無駄な贅肉が感じられないところが、さすがはスタッグスの造り。
●日常楽しむ…というには少し高価な部類に入りますが、でも価値を考えるとむしろ安いのではないかと思います。
(YANAGIYAより)
オンラインWASSY'Sより購入。3,339円。