「S-style11月号」は去年と違ってラーメンonlyでなくなったのが少し残念ですが、でも焼きソバ、うどん、パスタ等々、「麺三昧」と銘打って様々な麺類が特集されてます。半額対象メニューも有り。ラーメンは18店舗参加のスタンプラリーを開催してます。クーポンも付いてますから必見ですよ。
「東北じゃらん12月号」は今回ちょっと大掛かりなラーメン特集で「東北ラーメン最強100杯」と言うことで巨匠&ラーメンブロガーが選んだ東北の人気店が県別に掲載されてます。宮城からも成程納得の10店舗が選ばれてますね。
…実は著名ブロガーの面々に混じって私めも(^^; 密かに選考に参加させて頂いていたんですけれども、私が推薦した店は概ね選から漏れてしまいました(笑) 唯一注目の新店に「ヘルズキッチン」が入ったのみ。
# 嗚呼つくづく自分ってマイナー嗜好…。
「お○と」「○喰」「み○っ子」とか宮城代表にしても良いと思って本気で推したんですけどね~。でも行列が出来る位流行るのはこれからか(ポジティブシンキング)
さて今回は「東北じゃらん」にて巨匠(大崎裕史・石神秀幸)が対談場所に選んだお店、いわば東北代表の一店ともいえるお店です。こちら福島県郡山市にある「トクちゃんらーめん本店」の「トクちゃんらーめん」690円をチョイス。
スープベースは豚骨と鶏ガラの合わせをあっさり目。風味の良い醤油ダレを割と強めに合わせてきますが生じょっさは無し。油量はやや弱めで塩味も弱め、ダシのエッセンスがダイレクトに伝わるバランスにして、そこに厳選した煮干、昆布、軽く節をふわっと漂わせる粋な組み立てですね。何かクセのある風味も感じましたけど、八角?ちょっとわかりませんでしたが隠し味っぽいです。同じ福島ですが、一般的な喜多方系よりも甘さは控えに感じました。毎日仕込む自慢の熟成手打ち麺は縮れのある中太麺でつるつる食感、スープに合いますね、美味いです。
ナルト、ホウレンソウ、のり、メンマというやや懐古的なトッピングに対し、立派なチャーシューが二枚、こちらはトロットロで実に今風の食感のもの。故きを温ねて新しきを知る。変えないところは守り、新しい事もどんどん取り入れていくという、この辺にトクちゃんらーめんの哲学がありそうです。
対談記事中で両巨匠に挟まれて写真に写るご主人とおかみさんの表情もとても味があって良くってですね、東北の良さって案外こういうことなんでしょうね。郡山に行ったらまた行きたいな。
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