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尾張旭・戦争体験を聞く会-「戦死した父のあとをたどって」

2013年08月05日 | Weblog
 九条の会・尾張旭が今年も8月31日に戦争体験を聞く会を開きます。



 今回は「戦死した父のあとをたどって」という題で、元瀬戸市の中学校教員で、「瀬戸地下軍需工場跡を保存する会」代表の大矢昭夫さんのお話です。



 大矢さんのお父さんは1943年に大矢さんが4歳の時召集され、敗戦の1年後に「中国広西省で戦死した」という公報が届きました。



 お父さんが召集される時に残していった遺書やメモ、おばさんの証言から、戦争に動員される人たちの悔しさが想像できると大矢さんはおっしゃいます。



 大矢さんはお父さんのいくさの跡を辿って中国まで行ってこられました。
 そんな体験を話してくださることになりました。




                       第10回 尾張旭「戦争体験を聞く会」




        と き     8月31日(土)  13:30~15:30




        ところ     尾張旭市中央公民館 3階 301会議室




        お 話    「戦死した父のあとをたどって」





                         大 矢 昭 夫さん(瀬戸地下軍需工場跡を保存する会代表)





        参加費     資料代・会場費など、300円程度のカンパをお願いします。





 この「戦争体験を聞く会」は市民グループの「平和の会・旭」が主催して始まりました。



 「九条の会・尾張旭」が誕生した後、両者が共同で開催していて、今年で10回目となります。



 これまでに、沖縄戦体験談、長崎の被曝体験談、満州引揚げ体験、中国での加害体験、名古屋空襲の話、軍国少女だったときの体験、ダバオで父親を日本軍に殺された体験などが語られてきました。



 名古屋空襲の体験を聴いた高校生が会場発言で「爆撃というと広島や長崎のことだと思っていたのに、名古屋でも空襲があり、尾張旭にも爆弾が落ちたと知って驚きました」。



 「悲しいことだと思いました」。



 と発言し、若い人に戦争の話を伝えることが、憲法9条を守る運動にとって大切だと改めて感じさせられたと主催者は語っています。

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