というわけで、前記事を受けて、悪党(仮)な尚徳の図。
(でも約4等身でかわいく(笑))
表情こそ悪党風なものの、
実はワタシの尚徳のイラストイメージは、
イラスト描きを再開させた2010年当初からあまり変わってません。
髪型とか(きっちりオダンゴにしないでワイルドさを演出)、
クール系の鋭めの目つきとか、
正装で暴れさせるとか(笑)
鎧甲冑じゃなくてあくまで正装。
やんちゃな王様感を出すのに、これが1番彼らしいと思って。
「琉球戦国列伝」でも、礼服を袖結いにするとか、
かなり遊んだビジュアルイメージだったと思うのですが
よくぞ監修の上里さんがOK出してくれたと思ってます (´∀`;)
ちなみに本での尚徳は紐で袖結いをしてますが
ラフでは直接袖を結ぶタイプの袖結いでした。(→★)
でもそうすると背中の柄が見えないことと、
服(蠎袍)の材質と袖の形的にちょっと無理がありそうだったので
紐タイプにしたのでした。
ついでに小道具の弓。
本当は琉球の弓は地面につけて射るのだそう。
しかしそれを絵にするとものすごいでかい(長い)弓になってしまい、
人物がすごく小さくなってしまうため普通の弓にした
…という制作裏話。
さて、でもワタシの中の尚徳の内面イメージは、
ただの猪突猛進な暴君ではなく、
本にもあるようにちゃんと教養もあったイメージ。
ロマンチックな「書」も残しているし☆
琉球戦国列伝では活字での紹介でしたが、
実際の尚徳の書の画像を見たことあります。
楷書で、端正なきれいな字です。
なのに一字間違えているというあたりが激しくツボで(尚徳の株急上昇↑↑(笑))
お願いしてコラム記事にしてもらいました(^ε^)
ちゃんとまじめにやる時はやる。
無茶するのも、ちゃんと理念があって暴れるって感じ。
高杉晋作的な感じかなー。
(織田信長っていう人もいますね)
ぶっとんでる所はあったと思うから
敵も多かったとは思うけどね(笑)
尚徳の人となりも突き詰めてみると結構面白いと思うんだよね。
国笠(くにちゃさ)とのラブもあるし、
金丸との確執と急死は謎めいているし。
いつか現代版組踊で取り上げてくれないかな~?
(「金丸」の舞台で一言、声のみで登場したきり?)
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Plofileページ、ちょっといじりましたー。
琉球戦国列伝での尚徳はここから見れます