がじゅまるの樹の下で。

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古琉球の偉人を描いてみる14

2010年09月10日 | ・琉球史散策/第一尚氏



描いてみようシリーズ。

第一尚氏最後の王様、7代目、尚徳(しょうとく)王。

こちらも、王位継承にさいしては回りの大人たちのごたごたがあったと思われ、
正妃の子である2人の兄を押しのけて、
側室の子である尚徳が即位。

しかも若干21歳。

昨日の記事でも書きましたが、
武勇に優れ、若さと溢れるパワーゆえか、
たくさんの実績も作りつつも、喜界島討伐に自ら先陣をきるなど
血気盛んな上、going my wayなところがあったようで
側近である金丸と衝突するようになり、


29歳、

謎の急死を遂げます。



彼も、阿麻和利と同じく、
「とんでもない悪いやつ」
と長らく書かれてきていましたが、

まぁ、正義を語るには誰かを悪に仕立てなければいけない、
という構図が見えてくるわけですが…。



ちなみに、百十踏揚とは異母兄弟
ということになります。


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