Q 会ってみたい歴史上の人物を一人あげよ
好きな人、興味ある人はたくさんいますが、
一人あげよ、と言われたら、
阿麻和利でも賢雄でもなく、尚巴志でもなく、
ワタシは絶対、百十踏揚です。
ナゼナラバ。
彼女は時代を網羅してるから(笑)
彼女に聞けば、だいたいの人物についての話は聞けるはず。
尚巴志(父方爺ちゃん)から護佐丸(母方爺ちゃん)から、尚泰久(父ちゃん)から、
阿麻和利(夫)から鬼大城賢雄(後夫)から、尚徳(弟)、金丸(家臣)まで。
はては真五郎とか懐機まで!?
直接彼女が関わっていないにしても
親族関係だったりとかで、父親や家臣から何かしら伝え聞いているであろうし。
百十踏揚に会えれば、
三山時代から第一尚氏の大抵の人物や事件、諸事情に関しては聞ける気がする(笑)
(…あっ、でも百十踏揚が「悪女説」のような人だったらどうしよう(笑))
なので、百十踏揚を軸にした大河ドラマができれば、いいな。
…と、ずっとぼやいています。
というわけで、
「テンペスト」で琉球史に興味を持った皆さん。
他に、琉球史をモチーフにした小説をお探しでしたら、
「百十踏揚」(与並岳生著/新星出版)
をオススメします!
(表紙が、ちょっととっつきにくい感じなのが残念ですが…。)
テンペストはエンターテーメント歴史小説でしたが、
こちらは結構正統派歴史小説風です。
(もちろんフィクション部分もありますが。それがまた面白いのです(笑))
うんちくも多いのですが、でもうんちくは飛ばし飛ばしでも
人物描写やストーリー展開が実にドラマチックで夢中になれる小説ですよ!!
当ブログにも
『百十踏揚』を読ム
というカテゴリもありますので、
是非参考にして見てください~♪
ちなみに、「百十踏揚(ももとふみあがり)」とは、
本当は神名であって彼女の個人名ではありません。
だから本当は「百十踏揚」っていう女性がたくさんいたはずなんですね。
…が、今では阿麻和利の妻である“百十踏揚”が有名すぎて、
彼女個人の固有名詞みたいな扱いになっているのです。
写真は聞得大君の神扇。
BY琉染の展示資料
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