歓びの種~専業主婦は楽しいぞ~

日常に転がっている小さな歓びの種。
そのひとつひとつに感謝しながら
大きな幸せの大樹に育てていきたいと思ってます☆

世界遺産・富岡製糸場

2014年05月23日 11時42分30秒 | お出かけ♪
昨日夫と、来月世界遺産に登録予定の
群馬の富岡製糸場に行って来ました。
世界遺産に登録されたら、しばらくは混雑間違いなし。
行くのなら今でしょう!と夫と上州路へ

やって来ました富岡製糸場♪



平日にもかかわらず
シニアのみなさんで賑わっておりました。
(私もお仲間ですが・笑)

登録までのカウントダウンも
ボランティアガイドさんも大忙し。
オレンジベストのガイドさんの姿があちこちで見られます。

 

テレビでおなじみの、この正面の建物は東繭倉庫です。



   

電気もない時代、窓を多くとり風通しをよくして
繭を保存したそうです。
二階部分に窓が多いのは、そういうことだったんですね。

この建物は明治5年に完成。
東繭倉庫に刻んでありました(アーチ中央部)



レンガ造りの建物は色々ありますが
フランス式の積み方をしているのは、ここ富岡製糸場だけだそうで
東京駅はドイツ式とのこと。
フランス式は大小のレンガを使い積み上げるんだそです。
そして建物の構造は
木材の骨組みの間にレンガを積み上げる「木骨レンガ造り」

   

そして、繭から生糸をとる繰糸場へ

  



  

この繰糸場は当時、フランス式の繰糸器が300釜あり
世界最大の規模の製糸工場だったそうです。
(昭和62年まで操業していたので、とてもきれいに保存されていました)
今ある繰糸器は日産プリンス製(昭和40年代に設置)
車だけじゃなく、こういうのもやっていたなんてびっくり!!!

昔の製糸工場というと
女工哀史や、あゝ野麦峠など、若い女の子が家の借金のかたに
過酷な労働をしいられ、病気になったり死んじゃったりとか
そういうイメージですが
ここには診療所などもあり
夜には、女工に読み書きや和裁など教えていたそうです。
全国から集まった女工は、2~3年で技術を学び
故郷に戻り活躍されたとのこと。
ここは工場でありながら
技術を学ぶ専門学校の役割もしていたんですね。

診療所



ツアーガイド終了後、裏方に回ってみると・・・
な・な・なんだ!

建物崩壊

   

ここは生糸の原料の繭を乾燥させる乾燥場ですが
今年2月の大雪で、半壊の被害をうけてしまい
ただいま復旧工事中でした。

これを見たときには、びっくり。
せっかく世界遺産に登録されるのですから
ぜひともきれいに、修復してほしいものです。

蚕・桑の実・生糸♪

    



当時の繭玉は意外と小さかったです。
生糸も、繭の種類で色も光沢も違うんですね。

とまあこんな感じでしたが
ちょっと早いですが、祝世界遺産登録♪です。
しかし、世界遺産は富岡製糸場だけのものではなく
「富岡製糸場と絹産業遺産群」での登録ですので
それを構成する田島弥平旧宅・高山社跡・荒船風穴
の三箇所にも行ってみたいと思いました


2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
蚕だぁ~ (-makoto-)
2014-05-23 16:18:05
うわぁ、生蚕!

桑の木はそこらに生えているけど、生きた蚕は見たことがないです^^;

富岡製糸場は美しい建物ですね。
維持費がすごく大変だそうですが、売却しない!とこれまで管理してきた努力が素晴らしい!
ぜひとも世界遺産になって末永く伝えていってほしいですね~!
返信する
こんばんは♪ (voyage)
2014-05-23 21:26:54
>makotoちゃん

生蚕(笑)
私も蚕は数回しか見たことないですね~
じっとながめてたらしいたら、すごい食欲で
むしゃむしゃ、桑の葉食べていました。
家庭菜園で、だいぶ免疫できてきたけど・・・
やっぱり気持ち悪いわね

明治の初めにこれだけの工場を作ったのですから
たいしたものですね。
数年前までは、ちょんまげだったんですものね。
混む前に行けてよかったです♪
返信する