そのころ、世に数まへられぬ古教授ありけり。

この翁 行方定めず ふらふらと 右へ左へ 往きつ戻りつ

12月3日(水)続き

2008年12月03日 | 昔日記
 そうそう、あのよさげな豆屋さんは、雛あられが絶品なんだと「うつわや釉」の女主人からうかがった。時節になったら買いに行ってみよう。

 研究室でPCに向かっていたら、もう17:30である。麻布十番のお稽古事に向かう。今日は公演の反省会。いろいろ問題点も指摘されたが、A師匠が最後に総括されたように、I社長の朗読、Nさんの女流講師、Hさんの講師が今回の圧巻であったとは、衆目の一致するところであろう。

 帰りがけにムーミン大学のお二人とEさんと4人で、「もち玉」で軽く飲む。隣席がフランス人の男性二人連れだったが、会話が半分ぐらい分かった。「もち玉」のフロアのお姉さんは、溌剌としていて愛想がよく、タイプであると言うと、ムーミン大学勢に冷やかされた。

 個人情報がインターネット上に流出した事件は深刻である。今日、何人かの同僚教授とそのことについて話題にしたが、どんどん興味本位に扱われて行き、指弾されること必至である。最終的には学生部長の所管ということになるのかな? 大変だなあ。

12月3日(水)

2008年12月03日 | 昔日記
 卒業論文の仮指導日である。学部3年生に卒論指導教員が初面談する日なのである。10:00開始なので、研究室へ行く。なにしろ私は、ウチのコースで一番人気の無い教授だから、卒論の担当学生も申し訳ないほど少ないのだ。昔からよく知っている学生が多く、初めての人もそれなりにスキルは身に付いているようだった。

 一人40分くらいずつ話をした。皆私の専門領域のテーマなので嬉しくなる。大学院への進学希望者もちらほら。心強いことだ。

 昼食は神楽坂へ蕎麦を食べに行くことにした。牛込中央通りを下っていく。「志ま平」は混んでるみたいだったので、すぐ前の「生粉打ち亭」に入って津軽蕎麦セットというのを頼んだ。しかし、この辺は蕎麦屋ばっかりだな。おやおや、「うす沢」もこの近くに移転したのか。よさげな豆屋を見つけたので、落花生を少し買った。

 パートナーの粗相のため私の御飯茶碗が割れちゃったので、「うつわや釉」へ寄る。志野風のどてっとしたのを選んだ。お茶を一杯いただいて、研究室に戻る。落花生を食いながら、報告書のまえがきを書いていたら、PCの周りが殻や薄皮ですっかり汚れてしまった。