海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

杉コレクションを終えて4

2008年10月23日 04時41分46秒 | まちづくり・ボランティア
杉コレは、結構大変なイベントであることは、間違いない。
この事業を10年続けるととんでもないことが起きるだろう。

でもそのためには、さまざまなことをして、そのノウハウを身に付けなければならない。

やまんかん祭り、杉コレを通して実行委員長である海杉が、極力してきたことは、メンバーから出される企画やアイデアをなるべく採用してきた点だ。

この事業を通じて新しい試みができた。知っている人にしかわからないが、紹介しておくと。

内田洋行㈱をオフィシャルスポンサーに
山田洋二監督を特別審査委員に
1次審査を東京で
1次審査にセミナーを行う
1次審査に新作家具の発表会・記者会見
1次審査にレセプションパーティー
レセプションパーティーに宮崎県産食材を
おにぎりの神様
車道をとめて祭りを行う
駅の中に児童木工工作作品の展示
ブルネル賞の市民へのお披露目
山ノ神神事をオープニングに
区切ごとに餅撒き
祭り期間中にチェンソーアートの講習会
ログハウス展示
環境記録写真の展示
いりこ掴み
林研グループの参画
杉コレ作品の分離発注製作
広告宣伝費を一切使わない
近郊市町村すべてのこどもにチラシ配布
抽選会の景品はニンテンドーDS
杉のトロフィー製作
などなど、盛りたくさんの企画だった。





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杉コレクションを終えて3

2008年10月20日 20時35分38秒 | まちづくり・ボランティア
杉コレクションが、大きな目標を持った。

杉コレクションの作品の製品化である。

毎回、杉コレクションの作品が製品化されれば、これほどうれしいものはない。

必ず、製品化をしたい。

しかし、いくつかのネックがある。

それは、ノウハウだ。

コンペを主催するノウハウは、十分身につけた。イベントで多数の人が集まるテクニックも身に付け、どんなイベントでもうまくやれるようにメンバーみんなが習得した。

でも、肝心の製品化するノウハウや製品を売りさばくノウハウはない。

お祭りだけでは「ダメだ」ということだ。

今回のやまんかん祭りではノウハウやテクニック、システムの習得を一番に持ってきた。

チェンソーアートや木工教室、積み木、木の砂場、プレカット上棟式など学んで欲しい木のイベントに技術を体験してもらう方法にした。

ステージイベントでも、民謡や神楽、太鼓を入れた実際に受けるか心配でしたが…。

写真は、内藤廣氏がスギコレの入選者にお配りする審査委員の方々のサインを杉板に書いていただいているところ。
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杉コレクション終えて2

2008年10月20日 08時31分47秒 | まちづくり・ボランティア
日本の林業が、このように衰退したのは、なぜか?

確実に言いえることは、「消費者を見ていない」と言う点だ。

杉コレクションは、木材で十分消費者を呼ぶことができるという証明をしているイベントだ。

では、なぜ、「消費者を見なくなったのか?」

海杉は、林業や木材業が、すごい景気の良い時代があったからだと考える。

言い換えれば、業界全体が宝くじが当たったような時代が確かに存在した。

「夢よ、もう一度」である。

何度も言うが、そのような時代は、二度と来ない。それよりも着実に小さくても、一歩、一歩歩む努力と向上心を忘れてはならない。

この一歩が、必ず大きな力になる。
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杉コレクションを終えて

2008年10月20日 07時46分55秒 | まちづくり・ボランティア
杉コレクションが無事、終了した。

このイベントが、関係者に、一般市民にどのように映ったか、評価は、まだ先だろうが、事故もなく、良かった。

最終日の閉会宣言をした直後に、豪雨?となり、晴れ男の威力は、まだ健在だと実感した。

応援、協力していただいた方には、「感謝」の一言です。

私自身は、このようなお祭りイベントは、「あまり意味がない」と考えている人間です。実行委員長なのにおかしいと思うでしょうが、杉コレクションは、内藤廣氏が言うように『国際コンペ』を目指すべきなのです。権威・格式とかは、全く縁のない私ですが、杉コレクションが、日本の、世界の木材デザイン最先端を走る情報発信の場になれば、と考えています。

理想は、パリコレやカンヌです。コンペの中にお祭りがあるという雰囲気ですね。

もちろん、一足飛びにこれらに追いつけとは言いませんが、着実に歩んできているとは感じます。

五輪のように開催地を奪い合うような魅力的なブランドに育てる努力が必要でしょう。

そろそろ、名乗りを上げても良いのではとも感じます。

奪われないために宮崎が、その努力・向上心を惜しまないことも大切です。
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杉コレクション

2008年10月18日 02時09分31秒 | 木材
いよいよ、杉コレが、始まる。

日向木の芽会の集大成だ。もちろん、私も賛成だ。

写真は、みんなで杉のプレカット部材を下ろす作業だ。

どんな作品ができるかお楽しみ。
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宮日新聞 掲載 宮崎やまんかん祭り

2008年10月16日 06時41分16秒 | 地元のこと
宮崎日日新聞に杉コレの製作写真と記事が掲載されました。

http://www.the-miyanichi.co.jp/contents/?itemid=11808&catid=74&blogid=13

いよいよ、本番です。
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エコノミストの限界

2008年10月15日 09時16分04秒 | 経済・社会
エコノミストは、いい加減だ。

今日の新聞には、今後の株の動きは、「底値脱出」「先行き不安」「様子見」と一から十まできれいに並べていた。

これでは、エコノミストと呼べないのでは…。

情けない。

この辺りだと当たるも八卦当たらぬも八卦である。

山勘かなあ?

主要な国が、金融不安に対して動き出した。ここで使われるお金は、税金であり、国債発行に伴う国の借金からだ。

「税金を使うのは、怪しからん」と憤るのも構わない。

「なぜ使うのか?」と疑問に思うこともあるだろう。

そもそも、金融会社に資本注入すること事態おかしなことだというエコノミストもいるだろう。

しかし、この資本注入をきちんと説明してくれるエコノミストは殆どいない。

金融不安が起こした、株価の下落は、そのまま会社の資産の目減りを意味する。大きなお金を動かす金融会社でも資金が無ければ、倒産してしまう。

そこで「資本注入」という方法がとられる。

会社の不良債権や株、社債一定の規定や条件をつけて買い取り、資金を作って会社にエネルギーをつぎ込む手法だ。資金を得た会社は、徐々に動き出す。

ここからは、海杉独自の解釈だ。

海杉は、こう解釈する。「資本注入」

あなたは、パンクした時、どうしますか?

チューブに空気を入れるでしょ。

そうしないと、どこからパンクしているか分からないはずです。

海杉の考える「資本注入」パンク修理の空気を入れる作業と同じです。

原因を見つけるために無駄なようでも大切な手順を欠かさないと言うことなのです。

破れたところ、穴の開いたところさえ見つければ、修理は簡単です。闇雲に修理用のシールを貼っても意味がありません。



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債権処理と国債

2008年10月14日 08時53分22秒 | 経済・社会
国家が破綻する。

そんなシナリオを描く経済ジャーナリストは多い。

民間の銀行の債権処理に国家が関わるとこの不安がどうしてもつきまとう。

バブルの処理に日本は、公定歩合ゼロのゼロ金利政策をした

アメリカが好調であれば、成り立つ政策である。詳しい話は別の機会に。

今回は、隙間なく国家間が協調政策を採ることで乗り切ろうと考えているが、大きな落とし穴がある。

それは、お金を準備できない国家だ。

ひとつの国の経済が破綻したときに他の国が助けられるのかという基本的な考え方だ。IMFには、そんな力はない。

優先事項は、アメリカの経済だろうか?

一番は、国債だと思う。自分の国の国債に気をつけなければ、次に狙われるのが間違いなく、国債だろうから・・・。

安全な国債を求めて資金が動く。

日本は、それ待っているようにも思える。
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杉コレクションの狙い

2008年10月13日 22時54分30秒 | まちづくり・ボランティア
杉コレの狙いは、何処にあるのか?

まずは、スタッフには、

自分達のノウハウの習得。従来のイベントと違ったイベントを考えている。

一石二鳥のような話だ。お客さんをと喜ばせつつ、自分も学ぶ場。それが、杉コレクションの狙いだ。

協力や支援をしていただく行政やスポンサーには、その組織のターゲットを明確にした話をして、かつ、その組織ではできない動きを強調する。杉コレだとできるんだということ。

しかし、もっと知ってもらいたいのは、杉コレの本質を知りたいと願っている人たちだ。

地方と都会が、結び合うことは中々上手くいかない。お互いの利害関係の量が違い過ぎるからだ。

「バランス」が大切だ。

杉コレの構成は、いたってシンプルだ。

地方の豊富にある資源とその資源を生かす技術。

都会で磨かれた高いレベルで判断できる感性と情報の発信能力

この4つが、上手く行くように時間をかけて練り上げる。

上手くいき始めれば、まちづくりの「打ち出の小槌」なると考えている。

大切なのことは、考える時間だ。いつもどおり、同じようにイベントをこなしているとこのシステムは作動しない。

毎回、違う角度で、違う問題に直面して解決し、限られた時間でも乗り越えてこそ杉コレの存在価値が上がる。

2度ほど開催して、一度は消えた「杉コレ」多くの人の協力で強力に生まれ変わった。「また、来年も」と意気込むメンバー。それでいいのだ。

まちづくりで様々な形態を考え、実践してきたが、市民、行政、業界団体、企業を絡めて動き始めたものは、杉コレで実証された。

何より、いままで、まちづくりには興味があってもなかなか、自ら動けなかったデザイナー、設計者という人たちが入って来たのだ。この人たちの感性は、お金や時間では替えられないものがある。


ものごとをただなんとなく、片付けていただけでは、何も生まれない。そこに気づくことができれば、杉コレは成功だ。

杉コレの真の狙いは、「人づくり」なのだ。
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山田洋次監督と杉コレクション

2008年10月13日 15時40分02秒 | まちづくり・ボランティア
杉コレクションに山田洋次監督が来ていただく。

映画祭でも試写会でもない。

杉のデザインコンテストだ。

日向のまちづくりのために来て頂くのだ。

まちづくりの形態は、ひとつではない。

人と人とのつながりが、全てだ。なぜ、山田監督なのかは、杉コレクションが終了してから話そう。

内藤廣氏、山田洋次監督、南雲勝志氏そうそうたるメンバーだ。

あれ?東国原知事は?

お願いはしたが、だめだったみたいだ。日本で一番忙しい知事だろう。

宮崎の杉を一番頑張って発信している海杉が知事の変わりにがんばろう!
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赤いシリーズと白いシリーズ5

2008年10月12日 07時27分48秒 | ビジネス
「理解して頂く」

事業自体を創めるに当たって、一番大切なことは、自分が理解しているかと言うことだ。

特に誰も考えなかった事業は、「無理、無駄、斑、無茶」が多い。

そして何より、誰かの力を借りなければ、絶対にできない。赤いシリーズは、全くその必要がなかった。インターネットという巨大なマーケットのなかに「木製鳥居」と言うカテゴリーをはじめて作った。事業を継続しながらシステムを構築して行くことができる。

白いシリーズは、そのようなことが全くできない。「百葉箱」と言う製品は、決めている、日本でも生産しているところは、少ないだろう。しかもその生産数は、年々激減していることだと思う。需要が無くなった商品でもある。

つまり、売れない商品を売ろうという無謀な企画なのだ。

しかも、価格は、従来品よりも高い。「売れるはずがない」

でも、売るのだ。そのためには、事業を始める前に十分なシュミレーションが必要になってくる。そのシュミレーションを作るために事業を理解しなければならない。

商売には、大切な鉄則がある。海杉が考える『商道』ってやつだ。

商売は、「必ず、人の役に立つものを売る」

どんなに儲けても、人様を不幸にするものは売ってはいけない。「百葉箱」が、人を不幸にするか?そんなところから、海杉のプロジェクトは、スタートする。

海杉のやり方は、いたって簡単!お風呂に入っているときに集中して想像する。お風呂から上がると箇条書きにメモをする。思いついたらまずは、「メモ」だ。

時系列に並べたり、カテゴリーを勝手に作って、分けたり、自分なりに否定的な意見を作ったりする。

一番分かりやすいのは、図表にすることだ。

なぜこのプロジェクトが必要なのか、この商品に関する意義や時代背景を書き込む。

他人に理解してもらう前に自分が理解する。そのために自分が何をすべきかを問うことが大切だ。
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虎視眈々と  正常な経済の動き

2008年10月11日 06時21分34秒 | 経済・社会
世間には、「生き馬の目を抜く」と言う言葉があるけれど、ダイナミックに動いてる経済を新聞等の報道で注視している。

マスコミの報道は、日本は、円高傾向になっている。ドルもユーロも信用できないということだろう。

果たしてそうだろうか?

海杉は、経済は、「ぜんまい仕掛け」だと思っている。捲けば捲くほど、長い時間動く。巻き過ぎると本当に切れてしまう。しかし、捲く人間がいなければ、いつかは止まってします。決められた時間に決められた力で決められた捲き数を捲いていれば、本当に永遠に動き続けることができる。しかし、人間とは不思議なもので、ぜんまいを捲く人数が増えても、その加減変えない。欲が出るともっと多く捲きたくなる。

ぜんまいに仕掛けられたスイッチが、何かを理由に働き、ぜんまいに異常音や今までと違った振動がでるようになっている。欲に釣られた人間が慌てて手を離す。このスイッチがあるから、ぜんまいは切れない。

選挙が近いと株価が上がるというジンクスは、今でも生きている。株価操作ではないが、そのカードを持っている政権は、経済に強くないと中々、政権を維持できない。

現政権の解散引き伸ばし策は、正解である。

潮目を見てカードを切るやり方だろう。ここまでは、海杉でもできる。

ではどのようにすれば・・・。

見極めは、中国の動向だろう。中国がネを上げれば、空かさず、同盟国と協調して事前予想よりも好条件を発表する。

これは、ぜんまいが切れていないことを世間に知らせることと「少し捲いておきますので、あとは皆さんで捲いてみたらどうですか」と言う投げかけだ。

そして、矢継ぎ早に救済策を打ち出して、株価の上昇機運が生まれるのを確認してから「解散カード」切る。

このシナリオができるのは、株価が必ず、底値にあるという絶対条件が必要だ。

不思議なことに平均株価が8000円なろうと7000円になろうと真の投資家は恐れていない。

マスコミがパニックと騒いでも冷静に受け止める人間は、ここが勝負と虎視眈々と観ている。

大きなお金を少しずつ注入していくか、ど~んと打ち込むかそれだけは、わからない。

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林政ニュース 350号に杉コレクションのニュースが!!

2008年10月10日 09時31分19秒 | 木材
林政ニュースに杉コレクションのニュースが掲載されました。

杉コレクションが一般に知れるようになることと同じくらい、業界に知っていただくことが大切だ。

なかなか扱いにくいニュースであるが、林政ニュースさんはしっかり、把握された記事となった。すばらしい。

なぜ扱いにくい記事なのか。

それは、結果ではなく、一次審査という経過だからだ。

ニュースはどうしても結果を書くことになる。それをあえて、一次審査を書くには勇気が必要だ。しかし、林業や木材専門誌では、経過でも書き方によっては深みのある記事になることを示していただいた記事となった。


宮崎の取り組みが、どこか違うと気づいてくれてのだ。

林業・木材業の宮崎の見つめる先は、どの地域とも違う。そんなことを感じていただける記事に仕上がったなあと海杉は感心している。


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山田洋次監督へのお土産

2008年10月10日 07時59分22秒 | まちづくり・ボランティア
山田洋次監督が日向に来てくれる。

まちづくりのお手伝いになればと専門ではないデザインのコンペに来ていただける。

さて、どんなプレゼントしたものか??

悩んでいる。

どんなものがいいのだろうか?
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赤いシリーズと白いシリーズ4

2008年10月10日 00時06分13秒 | ビジネス
今日、商工会の方が来てくれた。

赤いシリーズと白いシリーズの話をした。

延々と3時間?話し続けている自分がいた。

大量に自分の情報を一度に伝えることは、無理がある。

海杉の会社が、普通の建設業とは、違うということは、理解していただいたみたいだ。

なぜ「商工会?」と言う疑問だが、「経営革新計画」という事業計画が承認されると様々な支援処置が受けられるからだ。

海杉は、様々な事業を展開してきたが、自分の会社には、ほとんど生かしてきていなかった。反省である。

木材関係などで補助金や助成金の話には、いつも乗ってきたが、自分の会社でどうするということをしなかった。

ちょっと緊張しての話となった。

まあ、結論から言うと「経営革新から地域資源へ」のパターンが良いのではとのアドバイスとなった。

現在、「経営革新」補助金の制度がない。事業の骨格を作るISO的な役割を担っているだけだ。「杉」と言う題材で地域資源の制度を利用すればとのことだった。

経営革新に「杉」を入れる。ここがポイントらしい。

しかし、話をしていて(相手の話をほとんど聞いていない海杉)感じたことは、大企業との連携を考える中小企業の事業制度がないということだ。

中小企業庁が支援をするのは、あくまでも、中小企業で大企業と連携を考える中小企業は、いないことを前提としているみたいだ。

確かにそうだろう。規模も格も全てが違う。もちろん相手にされていない。分かっている。しかし、同じことどの企業がしていてもダメだろう。

地域資源活用プログラムは、中小企業が、地域資源を利用して事業展開をする。理想的な企業の成功事例だろう。中小企業が地元の特産(地域資源)で商品開発をして売り出す。構図はいい。

しかしだ。


本当に売れなければ、売れても継続しなければ、何も残らない。新製品を作りだす。開発するがその先がない?


開発したモノをどのようにして売り出すのか最も無駄にお金のかかることに資金投入できない制度だと思った。

コンサルタント(資格制度)を生かすための制度に過ぎないのではないだろうか?

売れる商品を持っていても売れなければ、商売にはならない。

日本の助成制度の限界がここにある。


生意気なことを書いたが、企業の求めるものと行政が考える制度のギャップがここにある。

新製品の開発に力を入れてしまい、その先の本当に力を入れなければ、ゼロになってしまうことにそろそろ気づいてくれよと言いたい。

白いシリーズは、ターゲットを絞りに絞った事業なのだ。





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