海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

かくし芸とチェンソーの件で思ったこと

2007年12月30日 10時43分00秒 | 森林
今回のチェンソーかくし芸の件で感じたことが3つあります。

放送局の倫理観の欠如と危機管理能力の崩壊。そして、インターネットの効果です。

電波という公的なもので放送をするテレビ局に社会的な倫理観が備わっていなければ、視聴率主義と言われてもいたし方がないことです。海杉自身は、倫理観のないテレビ局よりもスポンサーの方に申し入れをすべきなのではと思いました。

危機管理能力のなさは、法令遵守できていない点を事前にクリアーせずに製作していることです。この件は、実際には行なっているのですから、労働基準監督署の調査が必要です。事故があったから調べるのではなく、事故を誘発するような仕事をしていると言う点は、事故防止の観点からも見逃してはならないことです。


 コンプライアンス compliance / 法令遵守
http://www.atmarkit.co.jp/aig/04biz/compliance.html

インターネットというモノは、すごいですね。改めて、私たちも倫理観と危機管理能力をしっかり身に付けなければならないと感じた次第です。
 
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新春かくし芸 チェンソーその後

2007年12月29日 06時45分50秒 | 森林
出来杉さんのブログによりますとTV局は、頭上でのリンゴ皮むきのシーンをカットするみたいです。チェンソーのメーカー名も見せないようにするとのことでした。

果たしてこの約束が、きちんと遂行されるか?

このことでチェンソーに対する一般の方の認識は、どうなるか?今のところ、分かりません。

今回の芸が、法律上許される範囲なのかも知りたいと強く願ったものです。(でないとまた同じ問題がでてくる)

人にチェンソーを向ける行為がどれだけ危険なことなのか一般の方は、知らない。少なくともチェンソーを使っている人間は、知らない一般の方に教えるべきだし、決してしてはいけないことをさせてはならない。

今回の件は、指導者と言う人がいたこともチェンソー界では、反省しなければならないだろう。

全面解決ではないけれど、何とか今年中にカタがつきそうだ。
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森業・山業創出支援総合対策事業書類提出!

2007年12月27日 07時44分42秒 | 弥良来杉
http://www.mori-yama.net/

やっと書類を提出した。

はじめは、郵送でいいや!と思っていたら、「やっぱり、速達の方が無難」とのこと宮崎はやっぱり遠いなあ。

海杉の事業の場合、書類の準備より、下準備の方が大変でした。県の方、事務局の方、そして、県木連の皆様、ご迷惑をおかけしました。

どんな事業も時間が経たないと評価がでないものです。今回の事業もじっくり取り組んで行きたいと考えています。

木製品を開発したり、販売するのは、どなたもやっています。でも、木製品をどのように売るか、消費者に近づくることができるかは、未知の分野なのです。さまざまな販売手法を試みるべきなのです。

木材屋さんは、常に与信を考えています。リスクが大きいからです。建材屋さんは、代理店制度で商社とつながっています。林業者は、市場を与信代わりにしているのです。日本の商流制度が、次第に欧米化していく現実で本当に必要なモノが何であるのか、問われているのです。

まだ気づかない方がいたら、危険信号です。

といって、安易に新しい流れに乗るのも危険なのです。

まずは、じっくり、データーや試験をしてマーケッティングするべきです。

過去の事業と同じように今回の事業のデーターも全てオープンにしようと考えています。
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HPの番組欄から消えている

2007年12月26日 08時31分13秒 | 森林
http://wwwz.fujitv.co.jp/ichioshi07/080101kaku/west_05.html

先日、こんな番組は、放送してはいけないとこのブログでも取り上げたが、TV局のHPから削除になっている。

これは、TV側の配慮だろうか。

海杉の予想では、放送するべきか審査しているところだろう?もう、収録は終わっているから、今更、撮り直しは、できないだろう。

番組製作者の腕の見せ所ではあるが・・・。

簡単な方法は、その部分だけ、かくし芸を入れ替えると言う方法だ。今なら、まだ間に合う。

TV局もこの抗議を受けても無理に放送して、事件が起こったらそのバッシングは、相当覚悟しなければならないでしょう。

このかくし芸を指導したと言う先生と言われる人物にも、きちんとした再教育が必要だ。



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木材コンシェルジュのお仕事

2007年12月25日 09時54分24秒 | 日向木の芽会
木材コンシェルジュのお仕事?

どんなことをするのでしょうか?

簡単に言いますと木材に関してのご要望や夢を実現させるお手伝いです。

このお客様は、「ご自宅にテーブルと椅子がほしい」と言うことでした。

杉でと言うご注文には、本当にありがたいことだと思いました。しかも、福岡から宮崎は日向までわざわざ、来ていただいたのですから・・・。

早速、何人かの職人さんをピックアップ。

メールのやり取りで現在お使いのテーブルや椅子を見せていただきました。

宮崎の杉でと言うご要望は、お住まいが福岡ということ、メンテナンスも含めて職人さんとお付き合いの出来る方ということを考えるとどうしても宮崎の杉にこだわる必要がないことをお話しました。

海杉の木材コンシェルジュの基本は、お客様ですから・・・。

製作には、時間も掛かります。当然、お値段も!

でも大切なことは、お客様が本当に納得する作品であるかと言うことです。

今、全国からさまざまな話が来ています。ウッドデッキがほしい。カーポートを作りたい。そのご要望に確実にお答えできるように木材コンシェルジュは、正に魔法のような鍵を持っています。

ホームページこそ開いていませんが、こんなに需要があるなら本格的に稼動させても良いかもしれません。
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こんなことを許すようでは・・・

2007年12月24日 11時32分45秒 | 森林
正月にとんでもないことが放送される。

http://wwwz.fujitv.co.jp/ichioshi07/080101kaku/west_05.html

まずは、この番組に抗議したい。

絶対!放送してはいけない。

安易な番組の放映は、何も考えず真似する人がでてくる。事故があったら、とんでもない大惨事に直結する。


海杉が講演会をすると公共工事を「悪」と決め付けるようになったマスコミの話をしをする。漫談で年度末に急激に増える公共工事を面白おかしく話すタレントがいた。確かに公共工事は、年度末に集中する。余った予算を使ってしまわないとと言う考えもあるだろう。しかし、それだけではない。冬に仕事がなくなる農業従事者の現金収入は、その冬の公共工事が主な収入源だ。夏場や収穫時の秋などに季節労働者は、いないのだ。この農閑期の季節にしなければ、どうにもならないことも現実問題としてある。自分たちの理屈だけでそのものを「悪」と決め付けるには、浅はか過ぎる。
講演会では、このような小さいことにもきちんと反論できるようにしておかなかった業界の慢心が現実の国民にソッポをむかれた公共工事にはあると結ぶ。

今回のチェンソーのかくし芸もそのひとつだ。

この番組を「はははあ」と笑うようでは、林業界にも未来はない。
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日向市駅にお目見え

2007年12月23日 09時51分37秒 | まちづくり・ボランティア
日向市駅に3つの巨大な杉リースがお目見えした。

クリスマスシーズンには、ぴったりの品物だが、このリースの中央部の杉板には仕掛けがあって、クリスマスが終わると「謹賀新年」の文字が出てきます。

12月から1月まで使おうというアイデアだ。

小さな杉の木のチップに子どもたちの願いが書いてる。中には、三枚あわせると言葉ができる仕掛けをしている子どもたちもいた。

この課外授業でさあどんなものができるのか楽しみだ。子どもたちの想像力は、大人たちには想像がつかないくらいでかいものだ。
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まちづくり課外授業 世界最大の杉リース

2007年12月22日 09時59分00秒 | まちづくり・ボランティア
日向市のまちづくり課外授業がはじまった。

初回は、杉リース作りだ!

子どもたちが、杉でクリスマ杉リースを作る。

杉は日本の固有種。その杉で直径1.5mのリースを作るのだ。世界最大なのは、世界中にクリスマスリースはあるけれど、杉で作った物はないはずだから、世界最大というわけだ。

このリースは、本日、駅に3つ飾られる。

今から取り付けにいかないと!!
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日本一のJR応援団

2007年12月21日 08時29分17秒 | 地元のこと
私の住む町で誇れるものがあります。

それは、市役所の職員の方です。

自分たちの仕事に誇りを持って仕事をしています。

どんな市の仕事も市民と直結していることを理解していなければ、市の職員の仕事は勤まらないのです。

写真は、「木符」です。木の板に焼印を押したものです。デザインに日向市駅の杉の変形湾曲集成大断面が描かれています。

駅舎完成1周年記念のイベントで配られたものです。

本当のポイントはここにあります。昨年は、汽車の絵が描いてある焼印でした。さよなら日向市駅のイベントです。

JRの方が作るなら話は、早い。考えれば、当たり前。でも、日向市では、市の職員が自分たちのデザインでこの「木符」をつくるのです。海杉は、日向市の職員の方は、日本一のJRの応援団ではないかと思っています。

あるイベントの会議でイベントのPR効果を盛んに強調している方がいました。行政の職員は、その仕事にどれだけ誇りを持てるかで市民との対応が違ってきます。PRも大切でしょうが、コツコツと積み上げていく実績には、絶対敵うものではありません。続けていく勇気が、本当にほしい今日この頃です。

この「木符」は、何年か続けるとすごいプレミアム物になるでしょう。

JRもこんなことを宣伝に使わないで本当にもったいない。
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日本一の肉牛・種牛の秘密

2007年12月20日 08時49分07秒 | 地元のこと
http://www.sponichi.co.jp/society/flash/KFullFlash20071014039.html

宮崎県の牛さんが日本一の栄冠に耀いた。「第九回全国和牛能力共進会」は、14日、グランドチャンピオン内閣総理大臣賞の種牛と肉牛の2部門に、いずれも宮崎県産が選ばれた。

生産者の努力はもとより、多くの人たちの技術力の支援があったに違いない。


海杉は、この牛さんの住処にも注目したい。宮崎県は、地元の杉材を使った牛舎に補助金をだしている。この牛舎が、日光も良くあたり、快適な環境を生み出す。宮崎の牛の敷き藁は、稲わらが多く用いられるが、ウッドチップ(バーク材)なども多用される。諸塚の牛さんは、杉山に放牧されるそうだ。

近頃は、飼料にバーク材を混ぜて、ダイエット飼料なるものも開発されているそうだ。

林業県ならではの取り組みが、畜産県のベースになりつつある。

東大名誉教授の有馬氏によると木箱のマウスとコンクリート箱のマウス、鉄箱のマウスでは、断然、木箱のマウスが長生きしたそうだ。子どもを育てる環境でもその差は、歴然としたもので、木造の牛舎がどれだけ、牛に良い環境かは、牛に聞かなくても判るはずだ。

牛の柵は、弥良来杉の出番だろう。通常は、栗の木を使う。糞尿や水分に弱い木だとすぐに腐ってしまうからだ。その点、弥良来杉は、無公害だし、腐る心配がない。柵の入り口は、開けておいて、手前に杭を並べて打ち込むだけで、牛は、出ない。牛は、くの字に背骨を曲げて通ることをしないそうだ。
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内田洋行のカレンダーの秘密

2007年12月19日 13時46分01秒 | 日向木の芽会
内田洋行とお付き合いをいただいている。

私と内田洋行のお付き合いを知っている人は、良いのだが、知らない人が「あの内田洋行ですか???」

たぶん、今話題の○田洋行と勘違いなさっているんでしょう。

今回、内田洋行さんとのセッションは、カレンダーでした。内田洋行さんの向井社長の肝いりで、全国の小中学校にカレンダーを配布するのですが、その中に木材が環境にやさしい素材であること発信できる教材を製作するプロジェクトがあり、参加させていただきました。

このカレンダーは、全国の小中学校に満遍なく配られるだけでなく、木材の教材も配布できると言うメリットがある。テロップには、協力:日本木材青壮年団体連合会とちゃんと書いていただいた。

カレンダーの表紙の裏に印刷してあるところがミソだ。普通は捨ててしまうカレンダーの表表紙を裏返して教材に使っていただことと言う仕掛けだ。

このことを知らせないと捨てられてしまう恐れがある。今からでも、学校に言っておこう。

秘密の仕掛けがうまく作動しますように!!!
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弥良来杉の問い合わせ

2007年12月18日 20時17分55秒 | 弥良来杉
最近、弥良来杉の問い合わせが、頻繁にある。

国産材の限界を感じている人たちからだ。

工場や弥良来杉の使われ方を見てみたいそうだ。

どうぞ!!

遠くは、北海道から、企業だけでなく、大学教授も見学にくる。知名度が上がることも大切だが、安全に対しての認識を再確認して欲しいということだ。

産地偽装や製造日の偽装が、不正であることを認識していなければ、この手の不正は必ず起こる。

以前、秋●住●で問題になった産地偽装、施工不良、手抜き工事などさまざまな不正がある。

オープンにしているからこそ自信と誇りをもっていこうと思う。

弥良来杉は、国産材に切り札になる!!
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間伐材を生かした「森づくり・モノづくり」コンテスト

2007年12月17日 21時10分30秒 | 建築関連
内藤廣氏が審査委員を務めるコンペが開催される。

締め切りは、12月20日だ。(もう時間がない)

日向市の市役所の方から先日、教えていただいた。

う~ん時間がないからもう思いつかない。でも、このコンペは、森をつくるには、間伐材を多いに使おうと言う主旨なのだ。

コンペを主催していて一番つらいのが、応募者が少ないコンペだ。

役には、立たないかもしれないが、応募してみよう。

描いてみたが、このコンペのカテゴリーには、入っていない。しまった!!

でもいいや!!
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日向市駅舎 西口キャノピー

2007年12月13日 06時41分41秒 | 建築関連
日向市駅舎の西口キャノピーを組み立て中

この日向市駅舎のキャノピー工事が終われば、日向市駅は完成する。11年に及ぶプロジェクトもようやく最終段階だ。組み立て工事も40%が終了して残りは、Aタイプと呼ばれる部材50本。

事故のないように安全第一で
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木材の設計

2007年12月12日 11時19分35秒 | 建築関連
悲しいかな、建築の方は、木材の構造設計をしない。

殆どが、大工さんに任せていたためだ。

しかし、性能設計がうたわれるようになって、せめて、横架材の構造設計は、しなければ、クレームの対象になる。

今、話をしていることは、対地震の構造設計のことではない。建具が閉まらない、開きっぱなしになるといったことだ。

ヤング係数というどんな素材でも知っておかなければならないものを木材は、蔑ろにしてきた。

目細かい年輪幅の小さな材が強度の出る材、芯がある方が強度が出るといった間違った常識が木材業界にあるためです。

そろそろこの非常識な常識にメスを入れないとどうしようもなくなります。
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