海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

中国の消費者は国産品を好む

2007年10月31日 21時44分19秒 | 経済・社会
中国の消費者は国産品を好む――フィナンシャル・タイムズ(フィナンシャル・タイムズ) - goo ニュース

頭を抱えている経営者もいるだろう。

20年前に韓国を相手に貿易をしていた人がいた。多くの日本企業が、韓国に進出して、日本に輸出をしていた時期だ。

まだソウルオリンピックになっていない頃で大変な好景気だった。

貿易をしていた方は私に「もう韓国はダメだから、中国だよ」と話してくれた。韓国の労働賃金が上がり、日本国内に近い賃金を払わなければ、雇用できないと嘆いていた。中国はその点安い!

中国への日本企業の目的は、安い労働力なのだろう。しかし、その時期ももう終わろうとしている。次はベトナムだ!インドだ!と安い労働力を求めて、彷徨う企業が、日本企業なのかもしれない。

この記事は、中国の国民は、国産品を好むと言うデータが出てきたという記事だが、かなりインパクトのある記事だ。中国の動きを知りたい人にとっては、この記事は重要になるだろう。

日本は、間違いなくインフレが起きる。どうしても、避けられない状況なのだ。このインフレに対抗する方法のひとつに現金ではなく換金できるモノを持つ事だ。昔で行けば、土地だろう。金も有効だ。実は、美術品や骨董も上がってきている。インフレにシフトしている日本経済がどこまで国民はついてくるか!そこが問題だ。

中国のお宝も必ず上がるものになるだろう。
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杉コレクション 印象に残った作品

2007年10月30日 06時25分18秒 | 日向木の芽会
杉コレクションで、最も印象に残った作品がこの「ぐるりん」

角材を積み上げ、回しただけなんだけども、子どもたちも喜んで遊んでいた。

デザインの力を感じる作品だった。

デザイナーは、学生さんだったが、女性2人と男性1人の3人組み。都城の家具屋さんが製作した自分の作品は、心に残る作品になったに違いない。

彼らが、デザイナーになって自分作品の製作に都城の家具屋さんに注文していただければ、この企画のメリットが活かせるのだが・・・。

杉コレクションを通じて、県外とのデザイナーとの交流が始まれば、宮崎の杉パワーも格段に上がる。

この「ぐるりん」の良さは、ボリューム感と形の安心感だろう。もちろん、この作品を作るために金物を製作している。職人の技が見えないところに活かされている作品だった。
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木製鳥居

2007年10月29日 18時40分12秒 | 鳥居
おかげさまで「鳥居専門店」も順調に顧客数を伸ばしています。感謝!!

ここで問題は、やはり、安定供給ですね。「鳥居専門店」は、受注生産です。家内工業に近い設備ですので、大量生産には不向きなのです。

塩ビや鋼製の鳥居が、当初のライバルだと思ったのですが、意外にプレキャストコンクリートが真のライバルでした。

実は、コンクリート製は、型さえ作れば、材料代だけで量産が可能なのです。

そこで、海杉もお客様に「こだわり」を売っています。インターネット上で日本の木材の現状の気づきになればと立ち上げましたが、意外にも鳥居で困っている人が多いことを知りました。

うちの売りは、60種類近くある鳥居の中からその神社にふさわしい鳥居を作れると言う技術と何処に設置しても腐らないと言う技術が勝負なのですが、小さな疑問にも応えるサービス精神が売りですね。

木製鳥居ならなんでもこい!!って感じです。

この調子でHPを本格稼動させたいと企んでいます。無料のHPは、流石に写真や管理がやりにくいので、有名なサーバーへの乗換えを考えています。装いも新たに生まれ変わる鳥居専門店をどうぞよろしくお願いします。

どんなHPにしようか今から楽しみです。
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児童木工作展

2007年10月28日 08時44分43秒 | 日向木の芽会
私の所属している日向木の芽会では、毎年、市内の小学生を対象に木工・工作を集めています。

優秀な作品をメンバーで選び、県の審査に提出します。県の審査でみごと優秀な作品は、全国大会へ出場権が与えられます。全国から集められた木工作品の中で特に優秀な作品を来年の広島大会で表彰することになっています。最優秀賞は、農林水産大臣賞です。

日向木の芽会の選んだ作品の中に全国大会レベルの作品はあるのでしょうか?

日向ジャスコで日向の子どもたちの木工・工作展を開催しています。今月までなので、是非見てください。なかなかの力作ばかりです。

全国大会へはいけるのでしょうか??
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まちなかハローウィン

2007年10月28日 00時13分33秒 | まちづくり・ボランティア
今日は、まちなかハローウィンだった。

ボランティアで杉ステージを運んだが、何だか感慨深いものだった。

と言うのも、杉のステージを使ってもらい、回りには、杉の屋台、そして、ステージの周りには杉のベンチだ。

杉のアイテムが少しずつ、増えてきた。町の人たちが、杉のアイテムを使ってくれているのだ。

まだまだ、杉のアイテムを作らないといけない。町の人たちが、自主的に杉のアイテムを使い始めた時、初めて、杉を活かしたまちづくりが始まる。

杉のアイテムをまた作ろう。そうしたら、杉を使って多くの人が、イベントや祭に使ってもらえる。商売にも使ってもらえる。
そのうち住宅や店舗にも・・・。

諦めかけていた杉を活かしたまちづくりは、できるかもしれない。

慌てないで、少しずつやっていこう。

次は、どんな杉のアイテムをつくろうかなあ。

杉テーブルがなかった。

杉ポールもいいかなあ。

イベントに必要なモノを杉で全てできれば、多くの人が杉に触れることが出来る。そんな町にしたい。

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ミストラル

2007年10月26日 15時19分54秒 | なんでも
車を変えました。

日産 ミストラルと言う車です。

この車4WDで7人乗りです。それとディーゼル車なんです。

恥ずかしいんですが、車のことは、全く分かりません。この車でエンストを何回も起こしています。オートマなんですが???

前の持ち主に言わせると自動チョークではないそうです。私にとって『えっ』チョークって何という世界です。

インターネットで「ミストラル」と検索しても何も出てきません。ほとんど、謎の車なのです。

スペイン製???

「おいおい」この車本当に大丈夫か??

ラジオのアンテナが自動ででるけど、引っ込まない???

雨が降った翌日、座席の床が濡れている??雨漏り??

エンストは起こすし、

でも何だか憎めない車ですね。

アクセサリーでも付けようかとインターネットで検索。

あるのは、マットだけ???マットに6万円もださないよ。

写真は、インターネットで見つけた。
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虚偽・偽装問題

2007年10月25日 06時42分21秒 | 経済・社会
海杉は、虚偽・偽装問題で世間は騒いでいるが、マスコミの流行なんだと思う。

たぶん、「次はどこだ!」と思っているに違いない。

食の安全のルールは、当然、守らなければならない。でも、ミート●ープ問題でも書いたけど肝心な食べた人の健康問題とか早急に危険と思われる品物を消費者に知らせる手段は、ほとんどのマスコミがとらなかった。

不二家の時から感じているのだけれど、マスコミが自分の広告主の時はどうなるのだろう?本当に突っ込んだことをするのだろうか?

このやり方(地方の老舗)は、どうもマスコミには都合の良いメーカーだけを狙い撃ちしているように思う。

やるなら、大手をそして自分のところの広告主をやってみろ!!
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没原稿 日本を代表するデザイナーと建築家2人の格闘

2007年10月24日 21時50分43秒 | 日向木の芽会

都城木青会の機関紙に「杉コレ一次審査を終えて」の原稿の依頼きた。思わず、2つ原稿を書いて出してしまった。

多分こちらの方が、「没」になったと思うので海杉の問答無用に掲載する。

日本を代表するデザイナーと建築家2人の格闘      

 杉コレクションの本当の魅力は、一次審査なのです。海杉は、過去3回の一次審査に関わってきました。どの、一次審査も思い出深いものでしたが、今回の都城での一次審査は、さまざまな面で勉強になった審査でした。ここからは、海杉独自の視点ですので、誤解のないようにお願いします。

 まず、杉コレクションの場合、審査方法、審査の基準がどんなコンテストとも違うのです。杉コレクション流と言っても良いでしょう。作品のデザイン的水準を求めるのは、コンテストとしては当然ですが、さらに、内藤廣氏や南雲勝志氏の視点は、実物を作るという前提に立っていました。これは、構造や加工のテクニック、杉と言う材料のクセなどさまざまな面が、選ぶ側の力量が問われています。作品の大きさ、広がり感、形、杉の使用量などなど、全作品の傾向も重要なポイントとなります。どんなに素晴らしい作品でも、もし、選ばれた作品がベンチばかりだったらどうなるでしょう。そんな細かい配慮が感じさせる一次審査でした。作品の全体の出来やデザインのポイントを即座に判断してその中から最も優れた作品を開催場所である神柱公園をイメージに描きながら選び出す作業は、格闘技のような真剣勝負そのものでした。

 海杉が思う杉コレクションが他のコンテストと一線を画くところに屋外での演出力があります。演出には、2つポイントがあります。実物作品と応募者です。一次審査通過者は、プレゼンテーターとなって木青会の製作した実物でプレゼンテーションを審査員に向けてするのです。しかし、これは、プレゼンテーターにとってはどえらい落とし穴なのです。杉コレクションには、一般の入場者が作品に触れているのです。一般の入場者は、審査には加わることはありませんが、この一般入場者が作品を引き立てるのです。杉コレクションは、木材関係者が出来なかった。いえ、やりたかった一般の人を杉で惹きつけるデザインを求めているわけで木青会のメンバーは此処一点に注目をしなければなりません。そうなんです。出来た実物は、作者の思いやコンセプトを越えて作品自体が説明し始めるのです。実物があれば、力のある、魅力あるデザインは、一般の人には説明は要らないのです。小手先のプレゼンテーションが全く通じないことに応募者は戸惑うでしょう。それが杉コレクションなのです。

 海杉は、一次審査をマジかに見て日本のデザイン界で最も注目されている天才2人が選んだ作品のパワーは、杉コレクションIN都城の成功がゆるぎないものになったと確信しました。それどころか、今回の杉コレクションは、デザインコンテストの常識が変わるくらいのインパクトのあるかもしれないと予感しているのです。
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杉コレクション 優秀賞 

2007年10月23日 23時34分12秒 | なんでも
「杉小立」と言う作品が、優秀賞だった。

この作者は、実は、2005年の入賞者だ。

前作と同じ「杉の曲げ」の特性を上手く表現している。

一次審査の時も模型にも圧倒されたのだが、実際に実物を見てもプロポーションの良さには、感激する人も多かった。

丁度、会場の入り口に設けられ、その杉木立を通って入る。10立方の杉を使って会場全てを覆い尽くすと言う考えだったらしい。

その考えでいけば、間違いなく、グランプリ「こりゃすぎぃ~!」だったかもしれない作品だ。

そこでこの作品を紹介するにあたって、海杉なりの見解をしておきたい。

他のコンペと決定的に違う杉コレの特徴にデザイナーと製作側とのコミュニケーションで作品の良し悪しが決まるという落とし穴がある。宮崎のモノづくりの人が一生懸命、作ってはくれるのだが、上手く作者の意図が伝わらないとどうにも成らないのだ。作者は、製作側を選べないジレンマはある。

あえて、この作品に海杉なりの解説を付けるなら、この作品は、対角線に曲げる技術と接合金物の開発、そして、どうしてもこの手の部材は、芯去り材、節無、完全な直材と部材に求める性質を厳選しなければ、ならなかったと思う。

今年のグランプリも含めて過去のグランプリをみると、従来の日本人の木材関係者が「良し」としていた無節信仰やブランド志向とは違う現代の杉の使い方を新しく表現できる作品に注目があるように思える。これは、審査委員が意図的にしているのではなく、現代日本の杉に求められる宿命だろう。

3回目を数える杉コレクションだが、これらを使って商品開発しようという元気な仲間が出てこないのは、少し残念だ。もうしばらく様子を見たい。
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杉コレ 第2弾 特別賞 鳥の巣???

2007年10月23日 10時52分57秒 | なんでも
作品名「Breathing bus station 密度操作からつくる領域」

この作品が特別賞を受賞しました。

作り方から材料の選択まで今まで誰も考えなかったものですが、あるとインパクトはあります。

宮崎木青連の弥良来杉を使用してとありますが、この心遣いが、にくい。

ありがたい話でした。1×4材をふんだんに使ってみんなが「スギぃ~」と言わせるのは、賞賛に値しますね。

弥良来杉を使う作者心遣いには、海杉も泣かせる材料ですが、作り方も従来にはない作り方でから、作るときには、もう少し研究しないといけません。

この作品があれば、無機質な空間には面白いものだと思います。

内装の壁にも出来るのでは、と考えたのは、私だけは、なかったようです。
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杉コレ グランプリは、これだ!

2007年10月22日 12時33分33秒 | 日向木の芽会
今回の杉コレのグランプリは、この作品「森の待合所」だった。

存在感、今までと違った杉の使い方でいけば、斬新で圧倒される作品だ。

杉をふんだんに使い、製作方法もチェンソーアートの世界チャンピオンにしていただいたそうです。

まさしく本物のグランプリ作品でした。

この作品は、いくつか、海杉が考えていた問題を提示してくれた作品です。

チェンソーアートの限界でも書きましたが、丸太の大きさしかできないチェンソーアートを集成材でするという試みです。

審査委員長の内藤廣教授と海杉の話の中で屋外についての技術的なことがまだ解決していないこともそのひとつです。

今回はこの作品が常設展示されるとしたら、屋内仕様でしょう。

製作にかなりの労力がかかってしまった、しかし、これからの建築は、このスタイルが基本になるだろうと内藤教授は話していました。

まず、模型を建築家が作り、それをコンピュータ解析してCGFが出来、それに基づいて構造計算で構造体が決定する。

今までの建築の概念がなくなるかもしれない話を内藤教授はしていたが、まさに、この作品は、模型から製作した作品だ。(コンピュータで解析はしていませんが)

ある意味「杉」と言う素材は、模型から実物まで出来てしまうすごい素材かもしれない。

これは、模型を作って実物大の模型が作ることができれば、設計の人には、役に立つ情報がいっぱいできると思う。しかも、その職人は、日本中どこにでもいるわけだ。


今年の杉コレの収穫は、これだけではない。まだまだあるからお楽しみに。
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杉コレクション いよいよ開催

2007年10月20日 04時12分22秒 | 日向木の芽会
宮崎は、元気だね!と呼ばれたい。

杉コレクションは、木材でどれだけ、人が集められるか、挑戦したイベントだ。


杉の魅力をとことん追求したイベントでありたい。

さあ はじまります。
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早稲田大のシンボル 重文

2007年10月20日 04時09分16秒 | フランク・ロイド・ライト
早稲田のシンボル、重文に=大隈記念講堂など指定答申-文化審 (時事通信) - goo ニュース

早稲田大学のシンボル、大隈記念講堂が、国の重要文化財に指定された。

早大の創立者大隈重信を記念し1927年に完成。建築学科の佐藤功一教授(当時)らの設計で、ロマネスク様式にゴシック様式を加味した近代の折衷主義の作品。

この手の作品の重文指定では、海杉が考えるに大熊記念講堂は遅い。もっと、早く指定されるべき建物じゃなかったのかなあ。

重文指定といえば、フランク・ロイド・ライトの旧山邑邸を思いだす。コンクリートの民家建物で日本で最初の重文指定だった。

現在は、淀川製鋼の迎賓館になっていて公開されている。

駒沢にある電通八星苑は、(旧林愛作邸)時々しか公開していない。船底天井を作るために小屋組みが面白い構造になっている。
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民間の力 ―高千穂通り T-テラス プロジェクト―

2007年10月19日 19時10分57秒 | なんでも
T-テラスは、杉とヒノキで出来ています。

ステージやカフェテラスが出来るようになっていますが、通常は日本の公共空間では、難しいとされていました。

規制緩和をするのではなく、「社会実験」をしているのです。法律上の問題や行政の考え方、商業者の思惑などさまざまな要因が、問題を難しくしていました。

宮崎で一番のメインストリートなのですが、それ以上に問題を抱えた道路ではあります。

ムクドリの問題が大きな悩みの種でした。壊れた噴水の問題、空きテナントの多いビル、空洞化する中心市街地など危機的状況から「社会実験」にかける思いは、くもの糸を手繰るような作業だったと思います。

海杉もホンの少し、お手伝いをさせてもらいましたが、「杉」を使おうと言っていただいた時は、本当に嬉しい思いでした。そして、「杉」でテラスが出来たのです。

民間の力は、たいしたものです。町が変わるにはこのくらいのパワーが無いとまちは生まれ変わることは無いように思います。行政の人も反対するのではなく、どうすれば、このテラスが出来るか真剣に悩んで出したギリギリの答えだと思います。道路管理者として問われる責任は、かなりのプレッシャーだとは思いますが、「社会実験」で得られるキャリアは、全国でもトップクラスの情報になるはずです。

商業者は、どこの町でもこのようなカフェテラスがほしいと考えるはずです。おしゃれなヨーロッパ風のお店は、どこでも流行ですから。
ただ、施設の管理を担わなければなりませんし、さまざまな問題にこれから当たらなければならない覚悟が必要です。このキャリアは、商業者が行政と分かち合うだけの価値があると思います。

木材が、まちの溶け込むそんな演出が出来れば、良いなあと考えました。どうしてもまちは、無機質なもので覆われています。有機的なものが人々の心にどれだけ安らぎを与えるか実践の場で試していただければと思います。
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公共施設は、誰のものか!!

2007年10月19日 08時17分15秒 | まちづくり・ボランティア
写真の工事は、宮崎市のメインストリート「高千穂通り」

この通りは、頭の痛い問題をたくさん抱えていた。

その解決の糸口がこの「T-テラス」だ。

今まで誰も解決できなかった問題をこのプロジェクトは取り組んでいる。

問題はたくさんある。でも一番の問題は、公共施設が誰のものであるかと言う論点が、今まで曖昧になっていると言うことだった。

最近の行政は、財政難を理由にさまざまなサービスを打ち切る方向にある。それに伴って、公民協働、市民参画が盛んに謳われてきている。どうも、行政側からの声の方が強いみたいだ。海杉は、考えるが、どうだろうか?

海杉の勝手な解釈をすると行政は、お金のあるときは、全て行政がしますので市民の方は、何もしないで結構ですよ。ゴミも道路も橋も学校も福祉も病院も「あっ」それも行政でやります。
とにかく、行政の仕事を見つけて、作って行政がはじめた。「何でもやる課」などという馬鹿げた課が全国に出来たこともあった。

人口が減り、税収が落ち込むと財源がなくなる。景気が落ち込むと税収が減り、財源がなくなる。巨大な施設を作ると維持するための財源を確保しなければならなくなり、切り易い財源を切り捨てて財源の確保をする。新しい財源を見つけようと必至に知恵をまわすが、アイデアは浮かばない。

行政の悪口を書いているが、それを放置した市民の責任の方が重い。

日本は、もっと「日本らしい社会システム」を構築しなければならない。欧米のやり方だけでなく、日本独自の手法があるはずだ。いや、あったはずだ。

T-テラスは、高千穂通りにちなんで、天照のテラスの意味も含んでいる。天岩戸に逃げ込んだ天照は、ちょうど、八方塞の高千穂通りの問題のような気がする。お先真っ暗で、どうしようもないこの通りを「楽しくすれば」と言う発想で取り組んだメンバーに敬意を表したい。

海杉の考える、日本の独自の社会システムは、「他人を楽しませるには、自分たちも楽しまなければできない」という理念だ。

さあ!!ここで楽しく騒いで天照に覗きに来て貰おう。
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