海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

協力会

2009年01月31日 08時59分36秒 | 建築関連
昨日は、建築の協力会を開催した。

思えば、先代は、毎日のように自宅で飲み会をしていたような気がする。

電気、設備、板金、大工、内装、建具、鳶・土工、などである。

それぞれが、プロとしての意識と良い建物を作り上げるという気持ちをひとつにしてもらえればと考えて開催した。

とても、良い会になったし、次は、桜の下でと次回開催の話まで出た。

来月、契約を済ませ、今度は、お施主さんとの顔合わせ会だろう。

仕事は、ひとりではできない。

新しい商品を作って売る

2009年01月30日 14時22分49秒 | ビジネス
木材業の人には、頭の痛い話。

○を□にすれば、売れる。売れた。

安くすれば、売れる。売れた。

量をたくさん持てば、売れた。売れる。

こんな時代は、終わっている。

自分の信じる良い商品を作り出し、自信を持って売る。そんな時代だ。

ほしい手思う人の求める商品を作って売るという方法もある。

シンプルに考えれば、商売の手法がまったく違ってきているのだ。

求められると思われる供給体制を先に作るという方法は、間違いだろうか?

卵が先か、鶏が先か

2009年01月30日 13時58分11秒 | ビジネス
「卵か鶏か」という話は、どちらかわからないときに使う言葉だが、先日もこの話になった。

「これからは、需要拡大が重要」という。

「需要よりも供給体制の整備が必要」という意見。

今回、新しいシステムを作ろうと県木青のメンバーに話をした。供給体制の確立が主たる課題だ。

賛同者は、いてくれたが、どうしても「いくらくらいの需要があるのか」という肝心の話になる。

確かに商売だから投資の話にはリターンを求めて当然だが、市場(マーケット)がまったくない状況で何の見返りも求めない海杉にそれを求めてどうなるのだろう?

実情をよく考えて欲しい。

このシステムが完成しても海杉には、一銭も入らない。根本的な発想が違うのだ。

まったく利益を求めていない人が動くには、限界があり、その先のマーケットは、自分で研究し調べ、乗り出すのが本筋だろう。当然、無理な、無謀な話には乗らないという選択肢もある。その方が良い。

商売をし、利益を追求しようという人の基本姿勢は、情報にもお金を出し、投資し利益を得る。様々な選択肢があるが、木材業の方に言いたい。黙っていても需要が生まれていた時代は、とっくに終了した。

自分が、売れるという商品を本当に売れるのかというマーケットを捜す、または、作り出すノウハウを身に付けなければ、この世界でも生きていかない。

まったく、ノーリスクな話で利益を得ることが出来るならそれは商売ではない。

卵が先か鶏が先かという答えは、当然、卵が先である。

海杉独自の解説をつけるなら、鶏は、食べてしまえば、終わり。卵の方を先に食べ、卵を産む鶏は、次の日また、卵を産むかもしれない。当然、鶏を食べるのは、最後の手段だ。

充電池の話

2009年01月28日 22時09分25秒 | ブラックアンドデッカー
充電池の話

現在、充電池には、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池、ニッカド電池の3種類がある。

どれも良く利用する電池だが、海杉が今まで使ってピカイチで推薦するのは、サンヨウのENELOOPだ。この電池は、他の電池と比べても段違いの性能だ。

充電池にはそれぞれ特性があって、一番値段の高いリチウム電池は、使い切らないで継ぎ足し充電が出来る。ポイントは、使い切らないこと。

良く出回っているニッケル水素電池は、充電クセがつき易い。リフレッシュ充電という使い切った状態でフル充電する必要がある。自己放電も少ないので充電した状態で保管が出来るが、そんなに長い期間は無理。

ニッカド電池は、充電クセがつき易い。メモリー現象だ。フル充電したようにランプは、充電完了を示すが、ホンノ少ししか充電できていないことを言う。自己放電も起き易く、保管には必ず使い切った状態で保管する。

高いが、リチウムイオン電池が一番良い。自己放電が少ないので長期の保管ができ、充電時間も他の電池と比べると極端に短い。メモリー現象も起きにくいので継ぎ足し充電が出来る。

最近の話題で気になること

2009年01月27日 18時20分51秒 | なんでも

あるニュースが目に入った。

盗難の疑いの生徒の指紋を採取

メモリーの盗難を受けて、高校教諭が生徒の指紋をとって警察にだすぞ!と脅したそうだ。そして、実際に指紋を採取したらしい。

あさはかな、行動とは、こうゆうことだろう。

海杉が高校の時代は、本当にマンガのような高校時代だった。

「指紋」「高校」と思い出すのは、海杉が2年生だった時の出来事だ。

昼休み時間に我が校の生徒が学校を抜け出し、バイクでツーリング。まあ、いつものことでたいしたことはない。(海杉の学校はそんな工業高校)

彼は、運悪く白バイに捕まり、学校へ。

校長室で大目玉。

学校に白バイが来たということで生徒も大はしゃぎ!!(このあたりは単純な高校生)

白バイの方が帰ろうとすると・・・・・・・。

「折られている…」

そうなんです。白バイに付けてある無線のアンテナが無残にも「ポッキ」と

海杉の見た感じだと、グニャと…。

怒り出した白バイの方は、再び。校長室へ!!

そりゃ、怒るよな。

「生徒全員の指紋をとる」と言い出した。

でも校長先生は「ダメです」と拒否。

「えらい」

本当の教育者ってこんなもんだ。と本当に思った。

時代は変ったのか本物の教育者いなくなったのか、やたら、教職員の犯罪やモラル欠ける行動がニュースになっている。

教育者の資質の問題ではなく、きっと何かを忘れてきているような気がする「日本の教育は・・・」


入札制度改革

2009年01月26日 00時57分37秒 | 建築関連
鈴木さんからコメントを頂いて、返答をしたけれど、ちょっと足らないので物申す。ですね。

それは、宮崎県の入札制度の手法だ。県民の相違と総意を自分達で間違っている。

確かに入札制度は、変革しなければならない。これは県民の総意だ。しかし、今まで行ってきた制度改革は、県民の相違だろう。というのも県民には何が変って何が良くなったのか。理解している人はいないのではないだろうか??

一番言いたいことは、制度を改正するに当たって、建設業者を入れろとは言わない。でも、入札制度改革のエキスパートを招聘して行うべきだったと思う。制度をいじくっている人たちが素人集団でどこかの焼き直し制度ばかりなのだ。

今からでも遅くない。この入札制度に精通したプロ軍団を作って他県や国にも参考になる入札制度を目指すべきだと思う。

土木会社の異業種進出!!

2009年01月23日 14時15分44秒 | 建築関連
異分野進出成功の条件
「販路開拓」「資金調達」に苦闘した先達に学ぶ
条件(1)販路の確保
条件(2)市場ニーズの把握
条件(3)設備投資資金の確保
条件(4)人材の確保

と「日経コンストラクション」の目次にある。

この雑誌を海杉は、読んでいないのでコメントは出来ないが、販路開拓が一番難しいだろう。
特に土木会社だけのノウハウでは・・・。

中小企業の土木会社は、資本も人材もない。あるのは経営者の焦りだけ・・・。

どうも、この手の話は、何処でも語られた節がある。何かの焼き直しかなあ?

海杉が考える異業種参入のポイントは、参入する業種へのなじみ方だ。こんなの日経コンストラクションには書いていないだろう?(呼んでいないので確認は出来ませんが)

資本を持って参入するのだから、実際には、殴りこみに近い。資本さえあればそれで出来るのだろうが、地方の小さな土建屋にはそんなものはない。大きなリターンを求めるならば、異業種の成功例を真似すれば良い。コンサルタントが使う手だ。

海杉は、そんなことはしない。まず、できない。その業界の中で汗をかく。その業界から信頼を頂く。自分なりの意見をもって業界の中で関係が築かれるように様々な提案をする。このことは、異業種である海杉だから言える視点の違いだ。

そして、「ならやってみろ!」と言われる前に実践してみるのだ。

鳥居専門店は、建築の技術と木材加工品がインターネットで販売できるという新しい分野だ。おかげさまで、昨年は、500万円近い売り上げを上げた。インターネットで500万円と言う数字がどんな位置に成るか判らないが、ひとつの方向性が出てきた。

鳥居という製品を売るのではなく、鳥居のソフトを売っているようにしたい。

鳥居専門店

鳥居を通じて木材業界が、じんわり、シェアを奪われている状況を伝えたい。

いそがしい

2009年01月23日 08時25分33秒 | ビジネス
実は、結構、忙しい。

「忙」とは、心を失うと書く。
つまり、余裕が無いということだ。

だから、無理して「忙しい」とは言わないようにしている。

多分、今まで暇だった分一度に回ってきているのかもしれない。時期的には、この年度末が一番忙しいのは当たり前だったのだが・・・。

大切なことは、ひとつひとつ確実に処理していく能力だ。海杉は、この能力に欠けている。楽しいこと、やりたいことを一番先にもってきてしまう。

やりたくないことから先に処理とモノの本には書いてあるが、できない自分がもどかしい。

でも、この歯痛だけは、もう、どうにもならない。

痛みが更に増してきた。

歯医者に行ってきます。


山内先生講演会

2009年01月21日 00時58分13秒 | 古材


1月10日に延岡で講演会がありました。

大盛況で立ち見が出る講演会でした。

山内先生の人柄が延岡市民に確実に届いているように思います。

延岡市民は、どのようにすればまちづくりができるのかを模索していると思います。そのヒントがたくさんちりばめた講演会だったのではないでしょうか!!



延岡のアーカイブをつくる

是非、見てください。


閉町記念碑

2009年01月19日 23時31分59秒 | 建築関連


本日は、閉町記念碑の建立作業でした。

といっても、海杉のお仕事は、周りの土入れと芝貼りです。

30分で終わりました。

そのあとが、Y君とマーケティングについてお勉強会です。

マックで4時間は話しましたか!!

途中、幼稚園見学となかなか充実した1日でした。

あまり長くいたのかいけなかったのか、軽トラのバッテリーが上がって、困ってしまいました。Y君のおかげで事なきを得ましたが・・・。

帰りが遅くなり、他の仕事が出来ませんでした・・・。(反省)

上の写真は、コンクリート(5t)に石が取り付けてあります。重厚な記念碑です。見えているコンクリートの部分は、セラミックが貼り付けられます。

記念碑工事ですが、見積もり依頼から工事完成までかなり長い時間かかります。現場を綺麗にそして、石との取り合いがありますので、何よりも精度を要求されるのです。

はじめは、手探りの仕事でしたが、段々、コツがつかめてきました。

この仕事は、こめや陶堂さまのご依頼でした。

記念碑が欲しいと言う方、是非、こめや陶堂さんのHPを見てください。

セラミックの色の違いが、はっきりします。




マーケティング学

2009年01月18日 12時03分06秒 | ビジネス
マーケティングをどのように学ぶか?または、どのようにして学んだか。だが、基本は、自分の経験と突き合せているだけだ。

商品を売るということと、労働時間を売るということは実際には大きく違う。でも、仕掛けの根本は、同じであったりする。

マーケットをどのような感覚で見ているのか。自分の持つ商品にどのくらいの想いがあるのかでも違ってくるはずだ。

商品がどんどん売れるためには、あることをいくつもしなければならない。そのことが判っている人は実は少ない。

地道で確実な努力がマーケティングの勝者になるのだ。

いくつか プロジェクト進行中

2009年01月16日 22時39分06秒 | なんでも
新年に向けて、悪話ばかりではない。

結構、良い話の方が多い。ブログを書くことが出来なかったのも、この準備や仕掛け作りで忙しかったからだ。

内田洋行との木材の供給システム作り、建築雑誌創刊号に情報提供、新築の物件やウッドデッキの物件どれも話題になりそうなことばかり!!

古材も話に出る。公共工事も災害工事がでて、土木の方も忙しくなってきた。弥良来杉で作る公園も何件かできる。宮崎中が弥良来杉の公園に成るかもしれない。

鳥居の注文も見積もりだけど来ているし、鳥取に弥良来杉の外壁の家ができる。

大変な思いもしたが、実りが少しずつでてきた。あと少し、というわけではないが、ゼロから1に確実に動いている。

今年は、何かが起きそうな予感がする。

田中淳夫氏のブログで飛行船を使った集材の話があった。ヘリよりも格安で安全に集材できるそうだ。

早速、コメントで土木にも使えるのでは、と書いた。

同じ技術で様々な分野で活躍できれば、これはすごいことになる。魅力のある技術だった。

ちょっとお疲れ気味

2009年01月15日 11時55分18秒 | 森林
まあ、なんでこんなことになるのだろう??

原稿を依頼されて、書いた。何でもいいですとのこと、別の方にも聞いたら、「構わない」との返事。

年末時間を割いて、いそいそと書いて

締め切りを守って出すと「文字数が多いので」

私が「切りますよ」言っておいたのに「こちらで切ります」

別にへたくそな文章だから構わないけど、ちょっと様子がおかしい??

「切った原稿見せてください」と頼んだら、送られてきた文章は、まったく違う文章??

「えっ」思わず絶句した。

これで自分の文章って名前が入るの???

すぐにメール。

「私の名前だけは、削除してください」こんなの私が書いたと思われたくありません。

もうこんなところ二度と協力するものかと心に誓いました。

新しい入札制度

2009年01月08日 22時59分10秒 | 建築関連
今までにない、入札制度を思いついた。

建設業界は、自己防衛のために「談合」という不正を行っていたのだろう。このことを正当化することはない。

低価格・低入札を続けていると極端に見積価格が落ちていく。どうしようもない、蟻地獄に落ちるようなものだ。

もがけば、もがくほど体が沈んでいくのだ。

ではどのようにすれば、良いのだろうか?

海杉は、原木市場や魚市場の制度を真似すれば良いのではないだろうか?仕事を発注する側が入札を仕切ろうとするから、問題が起きる。だから、受注側との癒着が生まれる。

そこで考えたのが、第三者機関を作り、この機関に入札を仕切らせる方法だ。











需要と供給 「グリーンワーキング」の提唱

2009年01月02日 23時48分48秒 | ビジネス
金融恐慌が世界を圧巻している。

林業にとっても、厳しい時代がやってくるだろう。価格が暴落するのは目に見えている。

しかし、嘆いてばかりいても仕方がない。このピンチをチャンスに変えなければ…


そこで提案だ。「派遣切り」の雇用の先に山の産業に来てもらえればどうだろう。「グリーンワーキング」で雇用と生産性を挙げる方法だ。

海杉が提唱する「グリーンワーキング」は、里山で基本的な生活できるようにプログラムされた方法で、生活しながら学び、働くと同時に賃金を得るようにできるシステムだ。畑や田を耕し、木を切り、公共工事に従事する。民家を修繕するプログラムもあり、山で猟もする。今まで廃れてきた技術を復活させ、伝えることや文化継承もその役割を入れる。役場での研修も行う。ワークシェアリングのビレッジ版だ。

長い研修の間に定住する住まいも見つけることが大切で、男性も女性も受け入れる必要がある。

手に技術さえもてれば、何とかなると言う時代ではない。お互いが助け合って生産性を向上させることが肝要で、人口の減少する集落には、若い力が必要だ。