海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

雨が降るとすべてのスケジュールが変わってきます。

2010年02月28日 14時40分13秒 | 建築関連
年度末。

工期の期日が確実に迫っているこの時期は、少しでも工事する時間が欲しいものです。

雨が降るとすべてが止まってしまい大変なことになります。
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鳥居の話 公有地に宗教施設

2010年02月26日 04時38分10秒 | 鳥居
公有地に宗教施設 最高裁

悩ましい問題が浮上した。

公有地に宗教施設が存在していたということがクローズアップされて全国の自治体でこの問題に対して苦慮している。

鳥居に限って言えば、宗教のシンボルではあるが、資産的には、寄贈がほとんどであるので、持ち主を特定することはできなだろう。

提案であるが、ある一定の年数の基準を設け、社会文化的保存施設の価値を優先した措置をすればいかがだろう。宗教的な意味合いが濃くても国宝の法隆寺には、国の予算が予算をつける。地方でも歴史があり、地域の文化を形成していると判断できれば、公的に救済することは可能かと思うのだが…。

しっかりとした受け入れ先があれば、「地方文化を守る」文化支援として公有地の移譲も考えられる。

今回の裁判は、別の宗教の方が訴えたようであるが、故意に一つの宗教を養護しているのでゃなく、地方の文化と同様に自然の流れで怒ったいるということだけは、理解して欲しいものだ。

己の信じる宗教に関して法律ができる前のことが、現在になって法を犯していたと指摘されても対応しようがない様に思える。

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今年の古材の動き

2010年02月24日 07時03分33秒 | 古材
今年は、古材事業がかなり動くのではと予想している。みやざきアングル

商売とはいかないが、漁港の砕氷所、菜種油製油所、洋室のある古民家などだ。

まず綿密な調査と修復作業が大切で一般の方の見学や解説なども含めて資料作りが出てくる。

古民家の事業の柱は、まず保存。できなければ、移築だ。それでも無理ならば、記録、記憶。そして、最後は解体して再利用だ。

うまくいけば、JR大野下駅にも絡むことができる。

古材は、流通させなければ、商売にならないが、残す技術を磨かなければ、本来の目的には程遠くなる。

なぜ古材を保存するのか?

なぜ古材を使うのか?

今の建築にない動きを今年は、仕掛けていこうと考えている。
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新しい建設業の仕事

2010年02月24日 00時30分43秒 | 建築関連
4年前に木材を特殊加工する宮崎ミロク協同組合を木材業の仲間と立ち上げました。その仲に建設業が入っているのは、ちょっと異質のようにも思いました。小さい売り上げではありますが、着実に伸びてきています。まだまだ本格的に行うには、時間がかかりそうです。

13年前から作業道開設事業も他の建設業が嫌がる中、独自の技術で進めています。最近は、建設業の新しい仕事として注目しているようですが、危険な仕事には代わりありません。毎朝礼は、事故のないようにと祈るような講話しかできない自分です。

公共工事の夏枯れ(こんな言葉も死語ですが…)の時期に作業道をと考えてほそぼそと取り組んでいましたが、まさかこんなに全国的に急展開するとは???

行政の人に言いたいのは、安直に業種転換ではなく安全面の技術などが確立するようにはじめの「地ならし」に予算をもっとかけるべきではないでしょうか?

そんなことにならないことを信じています。林業作業者の労務災害が増加しないような対策が一番大切なような気がします。
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大野下駅

2010年02月23日 09時56分21秒 | 古材
九州JRの方から電話が入った。

「熊本だけど・・・」

いつもの歯切れがない。

「木造の駅舎を解体することになって…」

「残しましょうよ」

「いや。もう、ダメなんだ。新しい駅ができているんで…」

「残念ですね」

「海杉さん!何かできないか?」

「もし、熊本の仲間がやる気があれば…」

建物は、残せる残せないは、建物の持ち主が最後は判断することになる。建築保存は、感情だけでは、成立しない。

でも、保存は、現物を残すだけではない。

記録や記憶も保存活動なのだ。

海杉は、記録や記憶の保存活動で最後の砦を築こうと考えている。

建物は、詳細な記録があれば、復活ができると信じている。

大野下駅は、歴史的にも価値のある駅舎だ。

地元の人たちだけでなく、全国の人たちに知ってもらい、忘れてはならない記憶として保存したい。
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2月23日 宮崎日日新聞に掲載予定

2010年02月21日 21時28分44秒 | 古材
宮崎県の地元紙「宮崎日日新聞」から半年かけて取材をしていただいた。

古民家、環境などがテーマの企画だ。

なかなか、取材も思うようにいかなかったと思う。

どんな紙面になるのか楽しみだ。

私などは、ほんの数行だろうが、取材していただいた記者の方の並々ならぬ熱意には、感心した。

休日なのに私と同行取材をしたり、取材先で同じ新聞社の方と同席になったり、苦労もしただろうが、ようやく、発行だ。

2月23日(水)だそうだ。

本当は、「解体風景がほしい」とのことで何度か連絡をいただいたのだが、どうも時間が合わない。

延び延びになってしまった。

記者の熱意の塊の企画をどうぞ読んでほしい。



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英検

2010年02月21日 17時08分59秒 | なんでも
中3の娘が英検を受験した。

英検なんて私が中学生のときもあったが…。

3級の受験だそうだ。

海杉は、4級しか持っていない。

合格すれば、父を追い越すことになる。
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古民家再生プロジェクト

2010年02月20日 08時43分58秒 | 古材
いよいよ、古民家再生プロジェクトが動き出す。

どのようなプログラムかと言うと

一般の方に古民家を再生するテクニックを学んでいただき、再生事業の支援ををしていただこうという趣旨の事業だ。

いわゆる、裾野を広げようと言う企画。

「築」を学ぶ

土壁、瓦、古材、古竹それぞれの部材を有効に生かす手法や再生することを学ぶもので先人の知恵を生かすことになる。

講習の募集をかけ、1年間で10講義と言う風にしようと思う。受講料は12000円で定員は20名程度だ。

まだ、テキストはできていないが、海杉の頭の中には、もうできている。

日向古材本店がいよいよ、本格的に動き出す。
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古民家解体

2010年02月18日 08時09分25秒 | 古材
本日、古民家解体する。

とは言っても、内部の良い部材だけ大工さんにとってもらう。手払い解体だ。

海杉はこの時間が、解体の中でも大切な時、と考えている。

大工さんを養成したいという行政や業界の強い希望はあるが、大抵はうまくいっていない。

募集しても集まらないし、集まってもすぐにやめるためだ。

海杉の会社に関わる大工さんには、この手払い解体作業をやらせています。

なぜか?

それは、技術の習得になるからです。

新しい大工を養成することも大切ですが、バリバリの現役大工に昔の技術を学ばせることも大切なのです。そんな建設会社が減ってきている今こそ、解体現場に大工を送ることが大切になって来ているのです。

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コストの話

2010年02月17日 16時39分39秒 | 建築関連
コストを下げるために弊社はどのような努力をしているのだろう。

建築で言えば、同等品の確保だ。

一番売れている商品は、価格がどうしても高い。

そこでセカンドブランドを入れるのだが、ここで問題は品質をどのように担保するのかということだ。

どのようにするのか?

ひとつは、メーカーの説明をつぶさに聞くということ。

次に実績を見て比較できるようにする。時間が経過していてブランド品と遜色ないという評価ができたものを選ぶだけでも価格は歴然と違う。

自分で試験や試してみるのもアリだ。会社の周りには、相当、試験材料が眠っている。この数がお客様に話をする自信になる。

そして、一番肝心なことは、その道のプロに聞くこと。職人さんである。微妙な違いを知っているし、商品の癖や悪いところも把握しているのだ。

この情報が一番だろう。

ここで気をつけなければならないのが、職人さんの会社が代理店をしている時だ。

やはり、自分の売るものが一番になるだろう。
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環境 雨水利用

2010年02月16日 09時27分52秒 | なんでも
弊社が新築したお施主様が、雨水を利用したいというご要望があった。

確かに雨水の利用は、環境問題を考える上で大切なことだ。

しかし、雨水利用の製品は、馬鹿高い!

環境を意識した人たちを食いものにしているのでは、とも考えられる。

今まで需要がなかったから、新しい需要だからだろうか?

建築関係で雨水利用の話を聞いたのが、両国国技館だろうか?

そのときは、中水と呼んでいた。

そんな中で見つけてのがレインキャッチだ。

まだ使っては、いないのだが・・・
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井戸の清め

2010年02月14日 15時06分58秒 | 古材
井戸をつぶす前に御祓いをしてもらいます。

一升瓶に井戸の水を入れ、神事をおこない、ビンの水に水神様にはいていただきます。




日が暮れて、近くの川に井戸水を返すのですが、いくつか決まりごとがあります。

一つは、無言で行くこと

そして、振り返っては、いけません。

日が暮れるといのは、9時か10時ごろで神様が寝静まった頃です。

神事が終わってその日の内に川に返しにいけなければなりません。

返す場所も海に近い河口付近ではなく上流の海水と交わっていない水に返します。

返す時には、栓を抜き、感謝の言葉と「どうぞお帰りください」と告げるのです。

私たち解体する業者は、水神様を恐れますが、井戸をつぶす時は、息抜きを井戸にいれ、綺麗な砂をいれていきます。

息抜きですが、竹を使います。笹葉を落とし、枝を払い、節を抜きます。

節を抜かないと息抜きになりません。

塩ビパイプを使う業者もいますが、これでは、息抜きになりません。小さな井戸を作っているようなものです。

水神様はとても強い神様で力が完全に抜けるまでに時間がかかるのです。

竹がやがて腐り井戸が詰るまで時間をかけて出て行っていただくのです
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弥良来杉の耐久性

2010年02月13日 06時47分17秒 | 弥良来杉
今日こんなニュースがありました。
弥良来杉は犬のおしっこには耐久性ありますか?

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鹿児島市星ヶ峯の市営住宅で昨年4月、小学5年の女児(当時11歳)が、
折れた水銀灯(高さ約4・5メートル)の鉄製支柱に当たり、けがをする事故があり、
鹿児島市は8日、犬の排せつ物によって支柱の腐食が進行し、折れた可能性が高いと発表した。

 市は、水銀灯の管理責任を認めて女児側に謝罪し、
今年1月末に慰謝料など計2万6050円を支払った。


 市住宅課によると、事故は昨年4月19日夕に発生。
女児が住宅敷地内の水銀灯に寄りかかったところ、支柱が根元から折れた。
支柱は、はずみで女児の右足に当たり、軽い打撲を負った。


 水銀灯は1984年に設置。同課が住民らに聞いたところ、
散歩中の犬が支柱の根元で頻繁に排せつをしていたという。周囲の水銀灯に比べて腐食が激しかったことから、
同課は「排せつ物で腐食が進行し、事故につながった」とみている。


 市は事故後、市内のすべての水銀灯約1700本を点検。18本を交換し、約600本にさび止めを塗り直した。

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

さて質問の答えですが、「大丈夫です」

確かに鋼製のポールは、錆などの腐食に弱いものです。

よく、海水に強いですか?塩害は?と聞かれますが、そのときの答えは「腐れやすい木材は刺身と同じです。ところが、塩は保存に有効で腐れさせないものです」「まあ、塩辛と同じですね」

イヌのおしっこは、どうでしょうか?

鋼製のポールは、錆びやすくなるのは当然でしょう。

弥良来杉は、菌による腐食も強いです。
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メガネ

2010年02月11日 23時48分08秒 | 古材
メガネを久しぶりに買い替えた。

2003年以来だから7年ぶりだ。

日本のメガネは高い。

03年には観光で韓国で買った。韓国は安いという情報を仕入れいたからだ。

確かに安かった。

そこで3つ買った。

今回は近くのメガネ屋さんだ。

色々と便利だろうということだったが、やはり、高かった。

メガネは、流行があるらしく、私が求めていたメガネはなかなか店には置いていない。流行遅れだ。

でもやっと以前と同じメガネを見つけることができた。この手のメガネをもう、20年近くしているのだから・・・。メガネでイメチェンは当分ない。

今流行のメガネ市場・Drメガネなどは、韓国で作らせるお店だ。
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善行

2010年02月10日 06時41分25秒 | まちづくり・ボランティア
長男が遅く帰宅した。

食事が終わって「なぜ?遅くなったか」と尋ねると

友達が落としモノを拾って交番に届けたためらしい。

「落し物?」

学校の下校中に道端で拾ったマフラーだそうだ。

自宅とは逆方向の交番に届けることになり、駅前の交番にはだれもいないため待っていたらしい。

雨も降り出し、友達の親が迎えに来てもらったそうだ。

長男の友達の家に警察から電話がかかってきた。

「持ち主が現れない時は、届けた本人のものになる」とのこと。

「入りますか?この便座カバー」

そうだ。息子達がマフラーと思って届けたのは「便座カバー」だった。
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