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海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

赤いシリーズと白いシリーズ3

2008年10月08日 00時47分46秒 | ビジネス
白いシリーズの考えは、品物に対しての性能を問うだけでなく、コンセプトを明確にすることを一番においている。

「百葉箱」

この白い箱からとんでもない可能性を生まれそうだ。

地球温暖化防止を考える環境データーの最前線基地

環境学習のシンボル

森林資源の活用

モノづくり体験

地方の資源と中央の企業協働システムの構築 特にこの点は、信頼関係が生まれない限り不可能なのだ。


学習教材ではあるが、卒業記念のワークショップが出来るのではとも考える。

百葉箱の端末をインターネットにつなぎ、卒業後も学校の様子が分かる。

日本中の小中学校の気象データーが検索することができるシステム。

そして何よりも、赤いシリーズと同じ、滅び行く木製品の復活を大きな目標にしている。

赤いシリーズで気づいたことだが、限界集落と呼ばれる地方のサポートがインターンネット上で出来るのでは、と当初考えていた。

ところが・・・

注文は、都会の人の方が多かったのだ。

予期しない需要の方向性だったが、この赤いシリーズが、今までとは違う木材ビジネスであることは、容易に感じ取れた。

兎に角反応が今までと違うのだ。

ほとんどの見積依頼者は、発注を考えて依頼してくれる。高いか安いかということよりも求めるものがあるのかということ一点に尽きる。

白いシリーズは、基本は、作り置き商品だ。マーケットを理解し、必要数を予測しなければならない。しかし、年間の売り上げは、減少することなく維持するには、巨大なマーケットを相手にしなければならない。

赤いシリーズと白いシリーズの違いは、マーケットの大きさの違いだ。

まだ具体的なイメージはつかめていない。

赤いシリーズと白いシリーズ

2008年10月07日 03時12分38秒 | ビジネス
赤いシリーズの販売手法は、インターネットを中心とした販売で従来インターネットでは、難しいとされる木材をいかに売っていくかに集約される。

もちろん、インターネットだけの知識では、無理があるが、克服すべき改良点は見つかった。

改良点をしっかり見据えて、システマチックに構成すると何とかビジネスになるように思える。

では、白いシリーズは、どのようにするのだろう。

白いシリーズでは、木材ではなく、木製品を商品として販売店のあるメーカーに下ろす商法だ。木材の流通は、複雑怪奇で流通コストが掛かる上にマージンによる上乗せが多い。はじめから原材料を仕入れ、加工して製品としての価格を維持してしまう手法だ。

白いシリーズには、いくつか問題がある。それは、商品として消費者が求めるものであるかと言う点や果たして海杉しか出来ない製品なのかと言う点だ。

つまり、売れない商品だったら、メーカーも手を出さないし、特別なものでなければ、海杉以外のところから仕入れることになる。

極、当たり前のことだ。

赤いシリーズも白いシリーズも共通したものがある。それは、社会に抹殺された木製品の復活である。

鳥居も百葉箱も誰もが知っている。しかし、存在しない。もしくは、どこに行けば販売しているかも分からない品物である。

鳥居や百葉箱はどちらもシンボリティックな存在だ。

話は変わるが、絶滅寸前の希少価値の高い動植物をなぜ、守らなければならないのかと言う質問が海杉に寄せられた。

海杉が講演会での高校生の質問だったと思う。

海杉は質問者に逆に問いかけた「なぜだと思いますか?」

高校生は、答えられない。

海杉は、絶滅危惧種を守るという行為は、はじめに絶滅危惧種がどういう生き物であるかを知らなければならないということで、自然界のバロメーター的な役割を果たしていると答えた。

絶滅した動物を再び、蘇らせることは、不可能に近い。つまり、絶滅させてしまうとその種を知ることは出来ない結果になってしまう。

絶滅の恐れのある種が発信している危険信号を常に敏感にキャッチしていないといつかは、自分達にその不幸が訪れることになるだろう。

それが自然の法則と割り切って絶滅して行くことを容認するといつかは、自分達にも訪れる危機かもしれない。動植物が絶滅しない環境作りは、一長一短ではできない。そのことを学ぶ意味でも絶滅危惧種を減らすための努力を惜しまないことだ。一長一短でなできない。

白シリーズや赤シリーズはそれをビジネスベースに持っていけるかが勝負の分かれ目だ。

赤シリーズと白シリーズ

2008年10月05日 23時26分25秒 | ビジネス
いきなり、赤シリーズや白シリーズと呼ぶようにした。

ソフ○バ○クのホワイトプランでは、ない。

赤シリーズは、「鳥居ビジネス」このところ調子がよく、月産1~3基で100万円ペースをつかめそうだ。

投資がゼロだから面白い。これだけでも「田舎建設業の起死回生の一発」なんてことも言えるんじゃないだろうか!!(無理無理)

今回は、「白シリーズ」だ。

赤白と縁起がいいなあ。運動会の季節だからかあ!! (違う!)

白シリーズは、「百葉箱」だ。

日本の気象庁は、もう、百葉箱の使用をやめている。全国の学校も同様だ。

海杉は、この百葉箱を復活させたいと考えている。

赤シリーズでは、インターネット販売に徹したが、今回の白シリーズは、販売先が限られているので、窓口作りが、大切だ。

百葉箱の資料集めが、一番にすることで、海杉自身が百葉箱博士にならないとできない商売だ。とは言うものの、百葉箱は、簡単にはできそうにもない。

赤シリーズと違い、この白シリーズは、このブログで公開しながら進めてみようと考えている。

というのは、ビジネスプランを構築する手法を少しでもまとめてみたいと考えたのだ。

赤シリーズと比べることによってより理解されやすい手法が構築できると考えたのだ。そこで、赤シリーズのビジネスプランの方法も修正しようと思っている。

赤シリーズは、特注品を受注生産する方法だ。木材をインターネット上で販売するモデルケースとしては、十分すぎるほど「海杉ルール」に乗っ取って行われている。別に編み出したとは言わないが、「誰もが木材を売る手法の実践」には換わりない。「海杉ルール」ゆっくり話そう。実は、月刊杉には、そのノウハウはちょっとづつ書いている。気づく方は少ないと思うのだが・・・・。

今回の「ホワイトプラン」否、白シリーズは、アプローチもビジネススタイルもなったく違う木材販売方法だ。

簡単に白シリーズの肝となる部分を話しておく。(あとで、こうなりましたでは、面白くないと言うことです)

肝は、地球温暖化防止「環境調査の最前線づくり」だ。

環境問題を切り口に進めてみたいと思っている。お楽しみに!!

秘密兵器

2008年10月04日 00時48分14秒 | 建築関連
これは、何だろう???

軽トラックに積んである。これから、これを現場に運ぶそうだ。

海野建設㈱は、こんなとんでもないモノを平気で作る会社だ。

この秘密平気は、重機のブレーカーと呼ばれる岩やコンクリートを破砕する機械を改良したものだ。

何に使用するかというと木製の杭の穴を掘るために特注したものだ。

木の杭を打ち込む、そうすると杭の頭が割れたり、欠けたりする。人力で穴を掘るには、数が多すぎるし、重機だと大きな穴を掘ってしまう。

そこでブレーカーのピックと呼ばれる鑿を長く延長したのだ。

この長い鑿で規定の深さまで掘り、打ち込んでいく。

海野建設は、いつもこんなものを考えている会社だ。ちょっとおかしな会社だが、こんな会社があっても良いのでは?

こんな何処も使わないような道具がゴロゴロしている。

あまり儲かっている会社ではないが、常にいろいろなことを「思考」する会社でありたい。

杉コレ 作品製作 心意気

2008年10月02日 23時24分11秒 | 日向木の芽会
杉コレクションに賭ける心意気を!!

杉球がどうしてもできない。

悶々と1週間が過ぎた。

規定の数が期日までに間に合わないのだ。

その数500個

どうしよう!焦る。

そこで、インターネットで探した。

すると木の球を製作しているサイトがあった。

メールをすると「杉では難しい」との返事。

『困った』

それでも拝み倒して何とか「試作を作りましょう」と言って頂いた。

有り難い。これで一抹の光が見えた。5%くらい。

しかし、時間がない。数は500個なのだから・・・。

試作ができると同時にメールで試作を送ってもらった。

それがこの写真だ。

少しデコボコしているが、それでも「できない」と言うことではない。

ゼロから30%まで可能性が上がったのだから!!

話をしてみると木場で行われる「木と暮らしのふれあい展」に参加するそうだ。

宮崎県の木青会が参加してもう4年目になる。

このイベントに材料を持参すれば、2、3日早くなる。とんでもないことを考え付くものだ。でもこれをすれば・・・。

決めた。木青会5人で木場に材料を持っていこう!!

担げる大きさに梱包して手で運ぼう。その数40本5人で分ければ、8本だ。

材料を木場のイベント会場に持ってきても相手は、迷惑だろう。

そこで、「タクシーに乗って・・・」と話したら、何と!

木場には、車で来てくれるそうだ。

本当に有り難い。

美味しい地鶏でもご馳走しよう。

この2日の短縮が可能性を50%に上げる。材料の半分は、直接手渡せたので残り半分は、宅急便で間に合うだろう。

次は、箱の製作だ!

何としても完成させるのだ。

宮崎県東京事務所の県の職員の方も実際にそのお店に行って頂いた。有り難いことだ。こんな連携がうれしい。

繋がりはなくても、「木場のイベント」つながりで杉コレの作品ができる。

まだまだ、安心はできない。だって、日向木の芽会の作品の数は5作品なのだから・・・。

あと4作品をどうしよう???

宮崎やまんかん祭り 制約と誓約

2008年10月01日 10時31分20秒 | 日向木の芽会
今回、みやざきやまんかん祭りの実行委員長を仰せつかった。

イベントや祭りで一番大切なことは何だろう?

今回のやまんかん祭りで一番気を使っているのが、他団体との話し合いだ。なかなかうまくいかないが、コレはコレで仕方のないことだ。

世間の人は、林業、木材業界が一体のように思っているかもしれないが、実は、バラバラで、お互いに世界を作っている。川上、川下と呼んで互いに自分たちの位置の違いを強調する。

海杉からすれば、反目しているようにも思える。

当然なのだ。木材業者は、なるべく安く買おうとする。林業者は高く買ってほしい。

木材業者は、木材の価格を上げたい。建築業者は安く買いたい。同じ木材を全く違う思考で見ているのだから、致し方がない。

でも、そろそろ一体で物事を考えなければ、ならない時期に来ている。海杉はもう何度もこの言葉を聞いた。

でもできない。

それはなぜか?

根っこの部分でお互いが疑心暗鬼になっているからだ。

イベントで交流をと言うのは簡単だが、イベントでは、うまくいかない。客層が違うからだ。

一般向けのイベントを打っても、手ごたえがないのは、真のお客にアピールしていないからだ。

今回、やまんかん祭りを実行するに当たって、一番の目的は、川上、川下と呼ばれる組織の融合だ。組織が違えば、考え方や目的は違って当然である。しかし、そんなことを言っていては、もうどうしようもない時期に来ているということを互いに話していても何の手も打っていない現状を何回も見てきた。

お粗末な話だろうが、誰もやろうとしない。

まあ、今回、杉コレの実行委員長になったので、やまんかん祭りの実行委員長は、是非、山の若者にと考えていたが、どうも、海杉の意図は理解されなかったようだ。やまんかん祭りの実行委員長も引き受けることになった。

ここで自ら制約をかけた。「このイベントは、山の人が、気づき、喜んでもらえるイベントにしたい」と・・・。

表向き、やまんかん祭りの実行委員長だから当然なのだが、主体は、木材屋さん製材所なのだ。

このイベントの肝は、予算だ。

なんと!予算の出何処が、6つ近くある。行政では考えられないだろうが、少ない予算でみんなでやりくりしなければならない。

そこで制約と誓約が必要になる。

予算には、色があり、この項目には使って良いが、このことには、使ってはだめと言った具合だ。

実は、このことは、行政でも言えることで「予算がないから…」と言ってできないということではない。

きちんと誓約と制約をすれば、いくらでも事業は達成できるだ。この実例が、日向市の鉄道効果事業だ。

やまんかん祭りは、そんな目で見て欲しい。