海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

沖縄県が被災地の児童・生徒受け入れに積極的な理由

2011年04月30日 07時38分17秒 | 経済・社会
沖縄県教育委員会HPより

毎日新聞記事

沖縄県はいち早く、被災地の児童・生徒の受け入れを表明した。

その受け入れ数2万3463人。

なぜ沖縄なのか?

知る人は、少ないかもしれない。

終戦間際、沖縄は、米軍の上陸で戦地になる。せめて子どもたちだけは・・・と鹿児島を除く九州各県に集団疎開させた歴史がある。

生前、父は、沖縄の人と仲が良かった。私は、子どもだったのでよくわからなかったが、話を聞くと疎開してきたときの友達だそうだ。宜野湾市の方の聞いた。

対馬丸の悲劇は、有名だが、無事、九州に疎開しても大変な生活だったと聞く。戦時中どこも苦しい。食べ物もろくにない時代にようやく、生き延びてきたのだ。

その経験された人が今回の震災で「あのとき…」学童疎開が重なったのだろう。

日本には、情で動く何かがある。今回の震災は、そんなことをいくつも感じている。

義務や法律ではない、何かが日本を動かしていると感じる。







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お前ら馬鹿か!原発会見一本化?!

2011年04月29日 05時20分29秒 | 経済・社会
会見一本化

いねむり?あくび!

原発の会見を一本化したという。

東京電力・経済産業省原子力安全・保安院・原子力安全委員会・政府(事故対策統合本部事務局長の細野豪志首相補佐官と文部科学省の担当者)

不思議なことをする。

それぞれ立場が違う組織が、同じ場でマスコミに情報を提供する?

意見が違う時には、どうするのか?

はじめに調整するのか?

危機管理では、常に答えはひとつではないはずだ。

情報は、操作なく的確に流すべきもので、マスコミに利用しやすくするのものではない。

社会主義国ならまだわかるが、日本は民主主義国家なのだから…。

一本化することがどれだけ、日本のマスコミがいかに情報分析力がないかを露見するようなものだ。

馬鹿という言葉は、中国の権力者が、鹿の絵を見せて「これは馬」と言うと「馬です」と答えた。

まさに同じことが言える。

異なる組織がそれぞれの見解を説明し、その情報をわかりやすく正確に、国民に伝える。違いや矛盾を指摘する。国民に正しい判断をしてもらうための役割がマスコミだ。

常に正しい情報は、簡単には手には、入らない。
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体調管理 湯豆腐ダイエット

2011年04月28日 07時44分43秒 | なんでも
年末から年始にかけて体調を崩した。

そんなこともあって体調管理をと考えるが、どうも長続きはしない。

体に良いというサプリメントや薬?を飲んではみるが、長続きしないのである。



とうとう、会社の委託している保健婦さんから、強烈な指導が入った。

健康診断の結果がどうも悪いみたいだ。

「社長さん、このままでは死にますよ」

「はい」

「体重を減らしましょう」

「はい」

「何杯、ご飯を食べますか?」

「3杯くらいです」

「1杯にしなさい」

「肉は好きですか}

「はい」

「減らして野菜をとりなさい」

「はい、ですが、以前勧められた、野菜スープは長続きしなかったんです」

「そうですね。味が単調になりますから、今度は、湯豆腐にしてください。夕食時に半丁食べてから、みんなと同じ食事をしてください」

「はい」(湯豆腐も味は同じだろう!!と心の中で思った)

そうして1カ月たち、体調が良い。ほとんど毎夕、湯豆腐だ。

湯豆腐を食べて、夕食を家族と同じものを食べる。

途中、Yさんから「食前に果物(酵素)を食べると良い」とも聞いたので、果物は毎日食べるようにしている。

果物は、旬のものを…。

果物は、美味しいし、腹もちが良い。

野菜は、湯豆腐に入っているものぐらいだが、ご飯は、本当に減った。

実は、以前は、茶碗は、うどんが入るくらいの大きなもので3杯は軽く食べていた。少しずつ小さくして、今は、汁茶碗よりも小さいモノで1杯くらいかなあ・・・。

ときどき、保健婦さんから確認の電話がかかってくる。

「どうですか?」

「はい、毎日湯豆腐は続けていますが、体重が増えています」

「運動をしなさい」

「はい、わかりました。食前に歩きます」

「それはダメです。おなかがすいて美味しくなるでしょう」

「…」

「食後にゆっくり、歩きなさい」

「はい」

保健婦さんとは半年で3kg減らす約束している。

食事をしながら、好きな食べ物を食べながら、体重を落とすには、湯豆腐ダイエットは、良いかも!

体重は、1kg減。そして、何より、胸やけがなくなったのだ。大好きなコーラもほとんど飲んでいない。以前は、パンやケーキを食べると胸やけが起こり、すぐに炭酸飲料に手が出るのだったが、胸やけしないのだ。





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父の命日

2011年04月27日 07時05分45秒 | 日々のこと
今日は、父の命日だ。

もう4年になる。

父からは、いろんなことを学んだ。

早朝、家族で墓参りをした。

日本は、これから本当の試練だと思う。道を誤らないように天国で見守ってください。

合掌
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てんこ盛り

2011年04月26日 08時48分14秒 | なんでも
また、宮崎に口蹄疫かという情報は、宮崎県にとって激振でしたが、陰性とわかってほっとしています。

キャンディーズの田中好子さんの死もとても残念でなりません。

先日、お伝えした東京駅のスレートの件は、何とか、岩手の天然スレートを使ってもらえるようになったそうです。

これを機会にもっと岩手の天然スレートが有名になると良いですね。

友人を含めて多くの方が、被災地に行っています。被災地の状況は、言葉にできない状況なのでしょう。写真を見せていただくとすさまじい光景です。

仮設住宅も自治体が、他の自治体に配慮して敷地が確保できるまで発注を待っていて、遅れているようです。傍から見ると横一列の考えではなく、出来るところから早めにという考えは出来ないものかと思うのですが・・・。

以前、官僚の人からの話で「東日本と西日本では、まったく考え方が異なる」ということを話していたそうです。国レベルで物事を進めるにも、東日本人的考えと西日本人的考えが、まったく違うというのも理解しなければならないということなのでしょう。

戦時中に連隊の気質は、集められた土地によるという話がありました。

九州は、勇猛果敢、東北は、忍耐強いということでした。

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固定資産の減免措置

2011年04月25日 07時10分09秒 | なんでも
固定資産を納めている土地である地区の集会所のために貸していた。

集会所は、地区の避難場所でもあるそうだ。炊き出しなどの訓練もそこで行われるらしい。

市役所の税務課に話をすると減免の措置が受けられるとのこと。

早速、集会所の代表者に話をした。

減免の措置を受けるには、無償で貸していても契約を結んだ書面が必要だとのこと。

一通りの説明をして捺印していただいた。

必要書類を揃え、明日にでも提出したい。

市町村によって減免額は違うが、地区のためになることで減免が受けられるなら良いことだろう。
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日向市の市会議員の選挙

2011年04月24日 21時01分09秒 | 地元のこと
選挙だ!

民主主義の原点は、選挙だろう。

私は、期日前投票で済ませてきた。
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組合の理事会

2011年04月23日 07時22分11秒 | 弥良来杉
弥良来杉を製造委託している宮崎ミロク協同組合の理事会が昨日、開かれた。

理事のメンバーは4人でそれぞれの営業報告や事業計画などの情報交換をした。

メールだけで済まされることもあるが、今回は、提案等の変更や決算を事前に確認してもらうために集まっていただいた。

決算は、すこぶる良い。これも皆様の努力の賜物です。

特に、私が感心したのは、私を除く理事全員が、東日本大震災の復興へ向けて何らかの行動をとっていることだった。

単身、救援物資を被災地に届けた理事や仮設住宅用の基礎杭を何万本も製作している理事、不足といわれる合板を韓国の乗り込み製造依頼した理事など本当に頭の下がる思いです。どの理事もこの震災で不安定になった日本を少しでも早く復興させたいと自分たちのできることを最大限努力しています。

私は何もしていなので、なんだか恥ずかしかったと同時にこのような理事と一緒に組合を運営できることに誇りに感じます。

今の私のいったいなにが出来るのでしょうか?

これから考えます。

東日本大震災の復興は、これからです。息の長い活動が必要です。私の得意分野?コツコツ、粘り強く小さなことですが何か復興に向けて出来れば良いなあと感じます。
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震災後の国産材は?

2011年04月22日 08時10分15秒 | 木材
震災後の国産材は?

まず、被災県で被災していない森林からの伐り出し、被災していない近い県からの伐り出しが、復興の基礎になるだろう。それでも追い付かない場合は、森林の切り出しに余力のある県が補う形で調整になる。

ここで問題は、木材だけでなく、他の物資も同じような計画になり、かなりの混乱が生じることになり、初期の段階で被災している県自体が、他の方に機能を奪われ、全てがパンク状態に陥ることが今回の震災の大きな特徴だろう。

広範囲な被災で機能すべき自治体自体の被災、国の対応の遅れと優先すべきものが、どうしても後手後手に回っているように見える。

そんな中で、インターネットによる情報の伝達手段は、有効のように思える。被災地に何が必要で何が不足しているかリアルタイムに動きがみえてくる。

ツイッターなども情報を早く知る手段として、活躍している。

これにフィルター機能が備わっていれば、言うことはない。

国産材には、このような機能を持ったQB(クウォーターバック)が必要だろう。

今の木材業界にはない。

初期の混乱は、次第に収まれば、必要な資材・人員が整理されていくだろう。たぶん、被災していない県単位で被災地を割り振り、支援機能を県単位で動くようになるとずいぶん違ってくる。

ここで注意することは、独自の規格を導入しないことだ。

容易だからと言って、規格が不ぞろいになると今後の復興に支障をきたす。

早いモノ勝ちでは、決して良くはならない。

どうしても採用するときは、時限的な規格で必ず、後に統一した規格に合わせるということが前提にならなければならない。

震災とは関係ないかも知れないが、西日本と東日本では、ヘルツが違う。これは、明治時代に輸入した発電機が別々の国だからだった。

今からこれらを統一するには、相当な費用が必要だ。

非常時だからという聖域をいくつも設けると後に大変なことになる例だろう。

国産材は、このことをしっかりと認識して動く必要がある。

そうしなければ、外国産材が日本中にシェアを伸ばすことになるだろう。
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震災後の日本

2011年04月21日 08時11分20秒 | なんでも
本日4月21日は、私の誕生日だ。

誕生日を迎えて、考えることは・・・。

震災後、日本は、どうなるのだろうか?

考えるだけでうまく表現できないが、この規模の災害が、あと2つ来たら…。

恐ろしい話だが、悪いことは、重なって想定されない状況を生んでしまう。

「何か、胸騒ぎがしたんだ」と後になって言っても遅いし、あの時、あれをしていれば…。あの備えを…。

全て後の祭りだ。

今、やらなければならないのは、まず、自分自身の足元をしっかり築くことだろう。そして、震災後の復興に少しでも役に立つように動くことだと思っている。

想像もしない災害が、この国に重なり合って降りかかることになっても適切に慌てずに対応できるようにしておきたい。

備えをして、行動できれば、経済に与える影響はかなり軽減される。

今、余り報道では取り上げられていないが、九州では、水不足が深刻になている。異常だ。梅雨にまとまった雨が降らないと大変なことになる。

台風もここ数年宮崎へは上陸していない。

宮崎では、昨年から口蹄疫、新燃岳の噴火、鳥インフルと立て続けにきたが、全てが、解決して万全な体制になったわけでもない。

農業が主産業の県では、経済が縮小して活発な動きができない。

食べ物の確保、水の確保と被災地のような状況がすぐに自分の土地でも起こるわけではないが、備えは、必要だろう。

何かあったときのために自分自身で考えられることは考えておこう。

誕生日にこんなことを考えるのは私だけだろうか??
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講演会の依頼

2011年04月20日 05時11分27秒 | ビジネス
講演依頼がきた。

時間もあり、引き受けることにした。

依頼先の宮崎県中央会からは、「建設業から木材業への参入について」を話して欲しいそうだ。

なぜ、木材業なのか?、どんなことに苦労があったのか?それをどうやって克服したのか?

この3点だそうだ。

約45分間でこの3点を聞いてくれる人に伝えなければならない。

どのようにしようか?

聞いてくれる人は青年部関係で建設業の方も多いらしい、いわゆる成功談などは、私には程遠い・・・。

やはり、鉄板だろう!

即実践すれば、効果は絶大!と言う話のほうが面白いはずだ。

5つくらい用意しようかなあ。
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弥良来杉の動き

2011年04月19日 07時39分25秒 | 弥良来杉
弥良来杉を始めて8年が経つ。

とは言っても、実際に動き始めたのは、数年前だからまだまだ本格的な動きとはなっていない。

じんわり、コツコツが弥良来杉の動きだ。

サンプルの発送、ホームページの作成、チラシやリーフレットの作成など全て手作りで試行錯誤してきた。

販売方法や質疑に対しての受け答え方法、梱包のやり方や発送方法などなど・・・。慣れない仕事をコツコツと

テレビにも、新聞にも、建築雑誌にも取り上げていただいた。

皆さんが本当に興味を持った頂いていることは、十分こちら側からも伝わる。

今年は、弥良来杉の腕試しコンペも開催した。

とても面白かった。

弥良来杉で「経営革新」の認定もいただいた。

売り上げも、問い合わせも徐々にではあるが増えてきている。

屋外用の国産材なら「弥良来杉」と言うところまで引き上げたい。「ミラクル」という当て字も、もっとみんなに知ってもらいたいと思う。

ブランド作りは、手間暇がかかり、心をこめて守ることが重要なことなのだ。

さて、次なる展開をどのようにしようか思案中だ。
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つつじ祭りでした

2011年04月17日 21時03分14秒 | 地元のこと
今日は、家族とつつじ祭りに行きました。

しかし、つつじは、4分咲きで、あまり、花を楽しむにはちょっと早いようです。

日向市では、「花見」と言えばつつじでした。

花見に行くぞと言うと「迎洋園」で私たちは、「あやべ」と呼んでいました。

ゴザを敷いて、ご馳走は、一年のなかでも楽しみな行事でした。

大学のときに先輩が「花見をしよう!」と市ヶ谷から法政大学沿いの堀を歩いているときに「なぜ?」と言う思いでした。

花見の花がないのです。

なのに皆さんゴザを敷いて花見の宴会をしているではありませんか?

そうです。私の花見は、つつじで眼下なのですが、東京の花見は、全て頭上の桜なのです。

今思えば、笑い話ですが、桜で花見をするようになったのは、大学以降でした。

私の地元でも桜は、いっぱい咲いています。

しかし、花見をする時期が、どうしても東京より早いようで、今は、葉桜です。
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東京駅のスレートを使ってください

2011年04月16日 17時00分19秒 | まちづくり・ボランティア
東京駅の屋根材を

九州保健福祉大学の山内准教授からメールをいただきました。

各位

東京駅赤煉瓦駅舎は、旧高千穂線の綱ノ瀬橋梁を
設計した国鉄の技術者椋本修造が、終戦時に焼け
野原から復興させました。

旧高千穂線の数々の橋梁は、極めて実験的な技術
を使っている所が多く、この東京駅のように、戦後日
本を復興させた技術につながっているとも考えられます。


ところで、現在、東京駅はJR東日本によって創建当初
の姿に復原されようとしておりますが、下記の通り先の
東日本大震災によって、材料供給がピンチに追い込ま
れています。

下記の文章をお読みの上、賛同下さる方はお名前と
肩書き(または所在地名)を山内までお送り下さい。

署名として集めて送るようにします。


-----------------
山内さま

東京駅の件、転送します。
もしほかにも賛同いただけるような方いらっしゃれば
転送いただいても構わないと思います。
よろしくおねがいします。


岡 建司
okakenji@b-hozon.co.jp
--- -*- *- -*- * -* *--- **


Begin forwarded message:

> From: 丸谷 博男 <h.maruya@a-and-a.net>
> Date: 2011年4月10日 20:45:26:JST
> To: 新建東京支部 <nuae_tokyo_m@freeml.com>, 北から南から通信new <h.maruya@a-and-a.net>, 新建全国 <shinken-zenkoku@egroups.co.jp>
> Subject: 丸谷より緊急のおしらせ
>
> 津波がこんなことにまで!
> 東京駅の屋根葺き天然スレートは北上川河口の雄勝石で施工を!
> JR東海へ要望書を!
>
下記に賛同する方は、地域建築空間研究所 小林良雄氏までメールをお送り下さい。 ckk-so@nifty.com>
>
> 北上川の河口は良質な葦の産地でした。そこは、雄勝町。良質な葦がとれる理由は、真水と海水が混じりあうことからでした。
> しかし、今回の東日本大震災では、津波が押し寄せ、海の恵みを生業にしていたところは、荒れ狂う海によって生業のすべてを大破してしまいました。
> この雄勝町のもう一つの宝は、雄勝石。この石は天然スレート。良質の硯を産出するとともに、洋館の屋根石として使われてきました。
> たった一つの屋根材工場が、雄勝町雄勝石にあります。
> 昭和6年に石盤・スレート製造業として故木村金次郎氏が設立しました。
>
> http://www.shurakumachinami.natsu.gs/03datebase-page/miyagi_data/ogatsu/ogatsu_file.htm>
> この雄勝石に魅了されたアーティストがいます。齋藤玄昌實さんです。
> 私のギャラリーで梅ヶ丘アートセンターでも「雄勝石絵の世界」として個展をし、またウィスコンシン州の美術家協会との交流展でもご一緒させていただきました。
> http://www.geocities.jp/ogatsustone/profile.html
>
> また、はじめにご紹介しました北上川河口の良質な葦は、最近では全国の茅葺き屋根の材料として使われるだけではなく、職人とともに施工まで請け負っていました。それが熊谷産業でした。熊谷産業は、はじめは芦野材料屋さんでしたが、茅葺きの職人が減少する中、次第に施工まで請負、最近では茅葺き屋さんとして全国の茅葺き屋根を施工していました。
> 東京芸術大学の講義や、建築のセミナーでは、自然素材と言えば熊谷産業の茅素材と茅葺きの話を毎年、お伝えしていました。
> 私が知り合ったきっかけは、雑誌「チルチンびと」の連載の取材でした。
> http://www.kayabukiyane.com/>
> そして、今回初めて知ったのですが、東京駅の屋根葺き工事を請け負っていたようです。
>
> 北上川を襲った津波は、約50キロの地点までさかのぼっていたことが、東北大の田中仁教授(水工学)の分析で分かりました。
> 水位計データを分析したところ、津波は追波湾の北上川の河口で7メートル以上の高さだったようです。河口からさかのぼった津波は、旧北上川との分岐点を越えて、河口から49キロ地点で11センチの水位変化を記録していました。その上流の60キロ地点では計測されなかったということです。国内に記録が残る津波の遡上(そじょう)は、河口から十数キロであることが多く、今回の津波の規模の大きさは計り知れないものと言えます。
>
> 雄勝町も、この津波に飲まれました。幸い、熊谷産業の皆様は、避難することができたようです。そのことは、大沢匠さんが、新建のメールで伝えてくれました。
>
> この被災を受けて、JR東海は、東京駅の屋根材が後期に間に合わないと判断し、スペインに発注したということが伝わっています。
> 技術者としての判断だと思います。我々も、技術者としては同じような判断をしていたかもしれません。
>
> しかし、ここからが社会的な判断が必要とされます。
> そこで、JR東海に対して、緊急に添付の要望書を提出することになったということを皆様にお伝えします。
> 赤レンガの東京駅を愛する市民の会(事務局長 前野まさる)が提出主体です。
> 前の先生は、私の恩師。森まゆみさんも芸大の奏楽堂の保存で皆さんで協力した仲間です。
>
> 「賛同者名簿にお名前をいただける方、お名前と肩書き(または所在地名)を書いてご返信をください。また、スレート洗いボランティアの場所についての情報提供もお願いいたします。多児貞子s_tani@t.toshima.ne.jp」
> ***************
> 谷根千工房の森まゆみです。
> 熊谷産業では赤煉瓦の東京駅の修復のため、屋根瓦をていね
> いに外して、北上に運び、使えるのと使えないのを選別して、汚れを取
> り、結束して東京へ持っていく直前でした。この瓦のほとんどは戦後の
> 修復の際の登米産の良質なものです。それが津波に洗われ泥だらけにな
> りました。しかし調べたところ、2万枚は回収が不可能でしたが、4万
> 5千枚は洗って塩気を取ればじゅうぶん使えると熊谷さんは言います。
> ところが残念なことに、JR東日本の設計部と施工会社(鹿島・清
> 水)は工期が遅れないよう、スペインにスレートを発注すると言ってい
> るそうです。
>
> そもそも東京駅は建築学会、建築家協会、「赤煉瓦を愛する市民の会」
> を始め、大正三年竣工した辰野金吾設計の建物を愛する人々によって、
> ひろく結集した力で保存が決まり、重要文化財にも指定されたもので
> す。その運動に際しては登米や雄勝からも多くの署名や協力をいただき
> ました。自分のところのスレートが東京駅に使われているというのが土
> 地の誇りだったからです。今回,打撃を受けた当地の人たちはスペイン
> 産のスレートに変わったとしたらどんなにがっかりなさるでしょう。反
> 対にJRがそれでも泥のなかからよみがえった登米さんの瓦を洗っ
> て使ったらどんなに元気が出るでしょう。JRは全面広告で新幹線
> の復旧や東北復興に全力を注ぐといっています。高い広告料を払うよ
> り、べつのかたちで東北を支援してほしいものです。
>
> 熊谷さんは「スレート瓦を一枚に付き2000円とか、3000円とか
> 寄付をいただき、一枚一枚に東北へのメッセージと名前を書いてもら
> う、それを東京駅の屋根に乗せ、集まったお金でぜひ、全壊した木村満
> さんの「雄勝天然スレート」の工場を再建することはできないだろう
> か」と相談に見えました。いまあるスレートで使えるものはとにかく使
> い、足りなければ雄勝のスレートを使うなり、スペインに発注するなり
> すればいいと思います。登米のスレートを載せた東京駅が東北復興のシ
> ンボルになる、大変素晴らしいプランだと思います。
>
> なぜ心配かというと「雄勝天然スレート」が復興できないと、これから
> 日本の文化財洋館は国産のスレートで葺けなくなります。登米の方は掘
> り尽くして天然スレートの岩盤が露出して取れるのは木村さんのところ
> だけです。私も前にお訪ねし、戦争直後、東京駅の応急処置をした職人
> さんのはなしも聞きました。
> 熊谷さんの方はどうするの?と聞いたら、僕の方は自分でどうにかしま
> すよ、と意気軒昂でした。でも熊谷産業も会社の形で文化財の茅葺きを
> している日本で唯一の会社です。応援したいです。
>
> 今日聞いた話で情報に多少まちがいなどもあるかもしれません。でも保
> 存に関わったものとして、自分を度外視した熊谷さんの義侠心にお味方
> 申さないわけには参りません。JRにパイプのある方、メディアに
> いる方、アイディアのある方、お金のある方、どのようにでも御協力く
> ださい。何ができるかなど具体的にメールをくだされば嬉しいです。
> さっき、千駄木安田邸へいって『赤煉瓦の東京駅を愛する会」の中心メ
> ンバーである多児貞子さんとも相談しました。そこにあつまった女性ボ
> ランティアたちはみんなでスレートを洗おう、スレート洗い観音を作っ
> たら、と盛り上がりました。みなさま、いろいろの形で被災地支援され
> ていると思います。お騒がせして申しわけありません。でもこれもはっ
> きり顔の見える支援先であることは間違いありません。
>
> http://blogs.yahoo.co.jp/akanef0118> ***************


--
コンフォルト4月号
特集「家はやさしく」発売中です

多田君枝
アイシオール コンフォルト編集部

〒103-0003 東京都中央区日本橋横山町4-10
大原第五ビル4B
tel 03-6667-6107 fax 03-6667-6108
tada@iseeall.co.jp
http://www.iseeall.co.jp/
【CONFORT official site】http://www.webconfort.jp/



-----------------
以上。

九州保健福祉大学
山内利秋




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震災後・・・ 透明な自粛

2011年04月15日 07時42分05秒 | ビジネス
震災が発生してから1か月が過ぎた。

振り返って、冷静に分析してみると・・・。

鳥居は、問い合わせも注文も激減した。

私は、「透明な自粛」と名付けた。

誰も口に出さないで…。ことを止める。そのことにひとまず、触れないでおこう。

そんな感じだ。

私も、鳥居は、町の人が、「造らなければ!」と感じたときに問い合わせてくれば良いモノと思っているので何も慌ててはいない。

宮大工の棟梁は、「普段は、農業をして生計を立てる。営業なんかいかない」と言っていたが、寺社仏閣は、人々の気持ちが一つにならなければ出来ないものだということだと思う。

心から、被災された方のお見舞いと早期の復興を祈念しています。

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