海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

杉コレクションを終えて3

2008年10月20日 20時35分38秒 | まちづくり・ボランティア
杉コレクションが、大きな目標を持った。

杉コレクションの作品の製品化である。

毎回、杉コレクションの作品が製品化されれば、これほどうれしいものはない。

必ず、製品化をしたい。

しかし、いくつかのネックがある。

それは、ノウハウだ。

コンペを主催するノウハウは、十分身につけた。イベントで多数の人が集まるテクニックも身に付け、どんなイベントでもうまくやれるようにメンバーみんなが習得した。

でも、肝心の製品化するノウハウや製品を売りさばくノウハウはない。

お祭りだけでは「ダメだ」ということだ。

今回のやまんかん祭りではノウハウやテクニック、システムの習得を一番に持ってきた。

チェンソーアートや木工教室、積み木、木の砂場、プレカット上棟式など学んで欲しい木のイベントに技術を体験してもらう方法にした。

ステージイベントでも、民謡や神楽、太鼓を入れた実際に受けるか心配でしたが…。

写真は、内藤廣氏がスギコレの入選者にお配りする審査委員の方々のサインを杉板に書いていただいているところ。

杉コレクション終えて2

2008年10月20日 08時31分47秒 | まちづくり・ボランティア
日本の林業が、このように衰退したのは、なぜか?

確実に言いえることは、「消費者を見ていない」と言う点だ。

杉コレクションは、木材で十分消費者を呼ぶことができるという証明をしているイベントだ。

では、なぜ、「消費者を見なくなったのか?」

海杉は、林業や木材業が、すごい景気の良い時代があったからだと考える。

言い換えれば、業界全体が宝くじが当たったような時代が確かに存在した。

「夢よ、もう一度」である。

何度も言うが、そのような時代は、二度と来ない。それよりも着実に小さくても、一歩、一歩歩む努力と向上心を忘れてはならない。

この一歩が、必ず大きな力になる。

杉コレクションを終えて

2008年10月20日 07時46分55秒 | まちづくり・ボランティア
杉コレクションが無事、終了した。

このイベントが、関係者に、一般市民にどのように映ったか、評価は、まだ先だろうが、事故もなく、良かった。

最終日の閉会宣言をした直後に、豪雨?となり、晴れ男の威力は、まだ健在だと実感した。

応援、協力していただいた方には、「感謝」の一言です。

私自身は、このようなお祭りイベントは、「あまり意味がない」と考えている人間です。実行委員長なのにおかしいと思うでしょうが、杉コレクションは、内藤廣氏が言うように『国際コンペ』を目指すべきなのです。権威・格式とかは、全く縁のない私ですが、杉コレクションが、日本の、世界の木材デザイン最先端を走る情報発信の場になれば、と考えています。

理想は、パリコレやカンヌです。コンペの中にお祭りがあるという雰囲気ですね。

もちろん、一足飛びにこれらに追いつけとは言いませんが、着実に歩んできているとは感じます。

五輪のように開催地を奪い合うような魅力的なブランドに育てる努力が必要でしょう。

そろそろ、名乗りを上げても良いのではとも感じます。

奪われないために宮崎が、その努力・向上心を惜しまないことも大切です。