海杉ブログ 木材を中心に書き残したいことを投稿します

日々、気づいた事、エクステリアウッドのテクニックを書き綴ります。やりたい時、書きたい時だけ、疲れるので笑笑

杉コレクション終えて2

2008年10月20日 08時31分47秒 | まちづくり・ボランティア
日本の林業が、このように衰退したのは、なぜか?

確実に言いえることは、「消費者を見ていない」と言う点だ。

杉コレクションは、木材で十分消費者を呼ぶことができるという証明をしているイベントだ。

では、なぜ、「消費者を見なくなったのか?」

海杉は、林業や木材業が、すごい景気の良い時代があったからだと考える。

言い換えれば、業界全体が宝くじが当たったような時代が確かに存在した。

「夢よ、もう一度」である。

何度も言うが、そのような時代は、二度と来ない。それよりも着実に小さくても、一歩、一歩歩む努力と向上心を忘れてはならない。

この一歩が、必ず大きな力になる。

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1 コメント

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なぜ消費者を見なくなったか (トニー)
2008-10-22 22:06:49
林業は、もともと消費者を見ていなかったのでは?見る必要がなかったから。消費地から遠くて見ることができなかったから。分業も発達して問屋に木材を裁いてもらえた。昭和の時代になって、交通の発達と情報通信の発達で他産業は消費者中心に成長した。農業も遅ればせながら、1980年代当たりから消費者中心の販売を展開してきている。情報通信の発達により、第6次産業とまで言われるようになってきた。林業はどうか。木材は農作物と違って、短時間で変質しないのである。保管に工夫しなくて変質しない。山から切り出さなければ成長する。農作物は時期が着たら収穫しなければならない。
われわれ林業関係者は、その木材の特質を生かして、加工流通に工夫をしなければならない。失敗もあるかもしれないけれど、やってみなければならない。木材で考えれば、待っていても減少することはないけれど、産業として考えれば衰退する。
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