2つの布袋様

古美術うみの庵という、古物商を営んでいます。

解体する築100年近い古民家で骨董展示即売会を開催しました。

なかなか盛況でした。

写真にも小さく写っています。布袋様！

即売会が終了してうちの倉庫にしまっていたのですが、お客様が欲しいと電話がありました。

もちろん、お客様にお届けして商いは、終了。

解体工事に取り掛かることにしました。うちは、建設業も営んでいます。

すると！

古民家から別の布袋様が現れたのです。解体工事を受注する際、残った家財は、古物商で買い取った経緯があります。

この布袋様も売っても良いのですが。

いや待て。

布袋様を、買っていただいたあのお客様に相談してみよう。

布袋様を引き取っていただきました。

なかなか味のある布袋様です。

お代？

もちろん、いただきません。

うみの庵

うみの庵は、古美術を扱います。

簡易分電盤

良い雰囲気の分電盤。

かっこいいですよね。

中もヒューズでかっこいい。

碍子なんです。

雨なので解体工事

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解体は、瓦からはずします。
午後から、雨なので解体には、最適ですね！

高千穂駅前に萱葺きの古民家発見！！

高千穂駅前に古民家があります。

入れそうな雰囲気はありませんが、もう少し、整備をすると立派な休憩所ができるのですが・・・。

もったいないと思うのは、私だけでしょうか？？？

渡辺節氏設計 現存する木造建築物

あるところには、あるんですね。関西を代表する建築家「渡辺節」



木造での現存する建物は、かなり、貴重と言えます。建築関係者なら誰でも知っている「東リ」さんの工場内にあります。



真ん中の木造２階建てですね。後ろの部分は、お風呂場のようでした。

村野藤吾の師匠になる人ですね。

建築費を惜しまないで建てることが、施主の利益に繋がるという今の建築家に聞かせたい信念を村野藤吾に伝えた人でもあります。

古民家解体 宮崎市

残る民家もあれば、壊される民家もあります。

お施主さんの話では、高鍋信用金庫のCMのロケに使われたとのことです。

私は、テレビを見ないのでわかりませんが・・・。

細島の古民家４

中々、状態の良い古民家ですが、全て大丈夫というわけではありません。

100年のツケがあちこちにきています。


　
壁には、割れなどもなく、良好ですが、瓦は、歪んでいます。雨漏りがしていると思われる箇所もあります。



最大は、この梁と棟桁のズレ！棟木は、動いていないようですので、両妻側の桁が下がっていると判断します。



これでも、部材が、大きいため、支障は少ないはずです。この程度は、修正が効きます。



妻側の外壁ですが、両サイドとも、波板のトタンでした。漆喰が割れているのがわかりますか？かなり、痛んでいます。
内部でも、壁が腰折れしていました。早急な補修が必要な箇所です。



写真では分かりにくいと思いますが、玄関の柱は、ケヤキです。ところどころに良い木が配置されています。

細島の古民家３

土台は、猫土台と呼ばれる工法です。現代の基礎パッキンでしょうか？





この細島の古民家は、昔は、廻船問屋だったそうで、すぐ近くまで海だったとのこと。






玄関周りに特徴がみられます。

細島の古民家

細島の古民家

なかなか、味のある古民家だった。

さて、どのようにこの古民家を残していくか？

やるべきことがいっぱいありそうな気がする。







正面に特徴がある。

大八車？！

どうでしょうか？

うみの庵には、こんなものまであります。



通常の骨董屋さんは、大きなものは少ないのです。

椎葉 神楽宿解体

残念ながら、椎葉の由緒ある神楽宿　屋号「春の下」が解体されることになった。



そこで、5月19日、20日に解体前見学会を開催する。

まだ計画中ではあるが、いろいろなイベントを行いたい。

こんな仕事がしたいのです。

＜宮川町歌舞練場＞車寄せの建物は法金剛院にあった　京都

良いと思うのモノを何とか残そうとする努力。

私もこのような仕事がしたい。

もちなが邸 石垣門

もちなが邸の改修工事が完了した。



結構、長かったが、門は、弊社の自慢の作品になるだろう。









オーナーは、所有されていた持永氏に「写真を送ってお見せしたい」と話されていたが、製作者冥利に尽きる。