これが私の生きる道

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トラブルの対処

2011年07月03日 15時47分09秒 | 思うこと
昨日からBSで「鈴木先生」の再放送がはじまって
早速、拝見しました。
あるコラムニストの人が絶賛していたのが
興味をもった発端ですが
いわゆる学園ものとは違うものは感じました。

画質からして月9の煌びやかとしたものと比較すると
ひどくざらついたような画質で
内容もそれと同様の質感を感じます。
中学2年生が同級生の妹(小学4年生)と肉体関係をもち
それが相手の母親にばれて、学校に抗議にくるという
何ともやりすぎな出来事に
事の重大さに比べて拍子抜けするほどあっけなく解決してしまうご都合主義は
他のドラマと同じですけど
自分が目をつけたのは鈴木先生の分析力です。

トラブルが起こったときに、自分がどう御するか
素早く頭で計算して
その為にはそこに関わる人たちのパーソナリティを
事前に分析できてなくてはなりません。
1+1は全世界共通で2というのは不変の真理だけど
トラブルの対処にはその人には正解なことでも
ある人では間違いだったりします。

仕事をしていると、トラブルを未然に防ぐ類の作業や
トラブルを対処する作業というのに
かなりの時間を引き裂きます。
逆にいうと、これができていれば仕事の大半は
終わったともいえる重要なことです。
この両者は綿密に絡み合っていますが
より大事なのは前者です。

しかし実際は普段の仕事にかまけて
これを怠っていることが多くて
対応が後手後手に回ることばかりです。
(いい例が今の福島原発)
また、ミスを事前に防ごうという見せ掛けだけの
全くもって無駄な仕事というのも
信じられませんがたくさんあります。
その仕事に気をとられるせいで
余計にミスがでやすくなるというのが皮肉なものです。

大体こういうことを指示してくる人たちは
本質を全く見極められず
どうしてそんなことになるのかというと
現場で仕事をしないからです。
ライブや舞台、スポーツがなぜあんなに心をひきつけるかといったら
実際に本人たちが現場でその仕事をしているからということに
気づかされます。

そして不運にもトラブルが起きてしまっても
それまでにお客さんの信頼性を勝ち取っているか否かで
炎上の仕方が変わります。
確かにそれを得るには、契約している以上の仕事を
時にはせざるを得ず、
そんなことはするな、と言われることも多く
自分ひとりで仕事をしているわけではないので
他の人の負担にもなることもあり
そこらへんの按配は難しかったりします。

だからその為にも、この人にはここまでは任せられるだろう、とか
頼みやすいようにこの人の仕事も手伝おう、とか
そういう交換条件が通じやすい人かどうかなど
同僚、お客さんを含めて知っておくと
仕事がしやすかったりします。

鈴木先生に話を戻すと、ぐっさんの体育教師役はハマリ役だけど
彼女役の臼田あさみはもうちょっと純情そうな人(星野真理とか)の方が
合っている気がしますが
その配役も今後の伏線かもしれないので
期待してます。


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