夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

冬の入口

2013-11-27 06:59:53 | つれづれなるままに
11月27日(水)

 昨日は職場の歓送迎会が職員会議の後あって、往く人来る人を囲んでの食事会。
 往く人は故郷沖縄へのUターン。
 送別の挨拶は良寛の言葉。

 「鮎は瀬に棲む、鳥は木にとまる、人は情けの下に住む」だ。

 意味はこうだ。混沌とした世相の中で、人はどうかすると、果てしのない自己の欲望の上に仕合せを築こうとする。あらゆる生命の共存、他人へのいたわりや思いやりこそが大事。

 私の解釈はこうだ。鮎が棲んで仕合せな場所は清流の藻の繁茂する川瀬である。鳥が止って落ち着く木の枝は危険のない見晴らしの良い場所、人が幸せを感じられる場所とは、金銭欲や物欲の世界、競争の社会ではなく、お互いに思いやりといたわり合いの感じられる場所なのだよ。