夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ふんばろう東日本支援プロジェクト

2012-04-03 16:36:28 | 東日本大震災
 4月3日(火)

 今朝がたNHKラジオ深夜便で「ふんばろう東日本支援プロジェクト」西條剛央氏が話しているのを聞き感心しました。

 「ふんばろう東日本支援プロジェクト」とは、2011年3月11日の東日本大震災を機に4月1日に立ち上がった被災地支援のボランティア組織です。仙台市出身で、自らの親族も被災した早稲田大学院(MBA)専任講師の西條剛央氏が、宮城県南三陸町に入り、被害の規模の大きさや物資が不足している現場を目の当たりにしたことをきっかけに、ボランティアでの物資支援活動を開始したことから始まりました。

 私も現地入りして初めて痛感したこと、それは救援物資がなぜこんなに滞留してしまっているのかということでした。西條氏はインターネットを使って、直接支援者から必要としている方を結び付けて効果を上げています。この方式では救援物資をいちいち集める必要がありません。今までの物資の送り方では、せっかく送ってもその送ったものがどうなったのかすらわからなかったのです。でも西條氏のやり方でいくと、救援物資をいただいた方から送られた方へのお礼が直接届くのです。送った側も役立ってよかったという喜びがありますし、送られた側も、必要としているときにそのものがゲットできることで大助かりなのです。
 西條氏の出した書籍をさっそく注文して学習することにしました。「人を助けるすんごい仕組み」という本です。この書籍の売り上げが被災者支援の費用として蓄積されるのだそうです。自分に簡単にできることを、このプロジェクトはいろいろ提案しています。
 少し関心を持ってみたいと思っているところです。皆さんもいかがでしょうか?