夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

農場巡り

2011-07-05 05:17:34 | マロン農場


「しらとり農場」には先週開墾後の再度の重機(ユンボ・トラクター)の投入により、植物(フジなど)の根や笹竹の根が畑を縦横に走っていたので総て抜去した。その上から後援会長のトラクターが、土を起こしてようやく畑の体をなすことができた。ここにこれから「大納言」という小豆を植える。そして9月には小麦の「ユキチカラ」の種を撒くことになるが、すべてはパンの材料である。
 しらとり農場は変化し続けている。4年ほど前には水道も電気も、トイレすらなかった。そこに三階建ての立派な手作りの家が建ち、水も山から引いてきたし、電気もついて、暖房もある。もちろんトイレはバイオの水洗で、オガクズを仕込んで定期的に肥料に回している。今は玄関先にレンガのかまども立派に機能しているらしい。
 オーナーの子供たち二人も順調に、そして明るくスクスク育っている。今は畑の他にも農場の入り口から道路脇には、水田も棚田として水を張っている。有機農法から、今はしっかりとした「自然農」に進化した。これから夏場にはいよいよ会員のもとへと野菜の新鮮なセットが届けられる。鶏の鳴き声や、ジャージー牛の鳴き声もこだまして、なんだかずっと佇んでいたい憩いの空間でもある。
 さて、その後は法人のマロン農場へと車は向かい、122本の栗畑を視察した。

 今、栗の畑には白くて細長い花(写真)が満開で、栗の花独特の匂いが充満していた。
 昨年初めての栗畑の手入れをしたが、まだまだ枝切りを進めないと栗の実がお日様に当たらない場所も多い。放っておけば栗の木はどんどん高くなってしまうので、剪定は欠かせない。
 その次に向かったのは、今年から大豆栽培をしている畑である。もともと後援会長が水田として使っていた場所で1.700坪(5反5畝)もある。このところの大雨続きで水が溜まって、スタッフも毎日大忙しのようだが、それでもなんとか順調に育っている。大豆は水が多すぎるとたちまち枯れ始める。8月になれば水田の水がなくなるので、少しは水の心配もなくなるのだが・・・。

 法人事業では、間もなく味噌に続き豆腐作りが実習計画として組まれている。先日の災害ボランティアでの野田村の地は「野田塩」で有名だが、豆腐作りに必要な「にがり」も手に入れて来たので、こちらも期待できそうである。安全で美味しい食品づくり第2段の「あうん豆腐」乞うご期待だ。