夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

試みの口語短歌 「いのち」20110108

2011-01-08 19:22:44 | 創作(etude)

 ・咲かぬまま朽ちて行くいのちよ冷たき汝の細き指使われぬままに

 ・凛とした生きざまを背中で見せて逝った女百歳の歴史ひ孫見送る

 ・昨日まで確かにあったぬくもりあのうずらの巣に残されしほのか

 ・父母の胸に残されし君のいのち輝き重き日々今も動画のように

 ・いなくなって初めて気づく存在飲み残しの碗にぬるきコーヒー

POEM 雪

2011-01-08 10:06:14 | 創作(etude)


 雪が舞っている
 私の時だけが
 止まっている
 小鳥は
 さえずりを忘れ
 風は
 窓ガラスを打った
 リンゴの木の
 枯れた葉も
 なぜか
 木から逃れることなく
 風にゆすられて
 かさこそと
 わめくしかない
 雪はやむことなく
 降り続けていた
 まるで
 すべてを
 包み隠すかのように
 私の時は
 まだ止まっている
 

厳寒続く津軽

2011-01-08 09:32:09 | つれづれなるままに
 1月7日(金)は最低気温-7.2℃最高気温-3.2℃だった。雪は横殴りであり、場所によっては地面から巻き上がった雪が、目測1メートル以下まで視界を妨げる「地吹雪」状態であったようだ。
 しらとり農場の窮状を救うために、後援会長と昨日から仕事の仲間になったSさんがショベルを積載車に積んで出かけた。結局5時間以上かかって農場と剣道までの道路を開通させたようだ。寒くて大変だったと労をねぎらった。

 1月8日(土)最低気温-4℃ 最高気温0℃ 積雪は平地で40センチくらいになったのだろうか。朝方玄関先駐車場の除雪をしたが、道路の除雪はかなりいい加減なもので、日々道路の幅が狭くなって来ている。私の前を通る道路は、バスの通る道路なので少しでもせまくなると渋滞の原因になるのである。せめてもの協力として、私の前の道路は少しでも幅を広くしようと努めている。

 家内が昨日から発熱し、38℃を超え、朝方は37℃まで下がってきている。私は丈夫にできていて、体が痛いほかは風邪も引かないのでありがたい。私はきょうと明日は公休で、そしてきょうは夕方娘たちが帰宅する日である。娘たちも元気で幸いである。
 
 我が家の建物構造は平屋であるということと、急こう配の屋根が雪を四方に落とす構造である。少し日が差してくると、ザーッという音が続くことになる。以前は二階家でひと冬3,4回は屋根の雪下ろしが必要だったが、今ではその必要がなくなってとても楽チンである。
 庭先もアスファルト舗装しており、さらには除雪機械が活用できるようになった。ますます私の冬場の運動量が少なくなって、肉だけが腹周りに付いてしまうのである。

 こうしたことを心理的な背景にして昨日は出勤時に、私の町会の黄色い目印の旗が表示されている独り暮らしの方の除雪を行っている。玄関先に除雪車の行った後の雪がうず高く積まれていたので、車に積んでいるスコップで除雪をしながら出勤した。そういう機会を与えてくれている方々に、むしろ私は感謝すべきだと思う。