私の娘Nは今朝も食事が済めば、車椅子から降りて腹ばいで移動を開始する。距離は12メートル。歩けばすぐにつく距離だが、彼女は歩けないので腹ばい移動である。それに上腕を使うだけで両下肢は使わないので、ぴかぴかの廊下を進むのはかなり大変なエネルギーが要る。私が同じ姿勢をとって移動するとしても汗だくである。
そういうことを彼女はほとんど欠かすことなく毎日実行している。この彼女のエネルギー源は「キーボードは楽しい」という強い思いである。この思いこそが彼女を引き寄せ、突き動かす力である。このことによって彼女の体力は維持され、背筋や腹筋、上腕筋などが鍛錬されることになり、肺活量も自然とついてくる。お腹がすけば今度はまた居間まで戻ってくるのだから、相当な運動量を維持していることになる。
4月からは果たしてこういう運動量が、減少しないかを心配している。彼女の廊下はケアホームには存在しないのだ。毎週土日帰宅はしても、決定的に運動量そのものが減ることに違いはないだろう。新たな悩みがそこにある。
そういうことを彼女はほとんど欠かすことなく毎日実行している。この彼女のエネルギー源は「キーボードは楽しい」という強い思いである。この思いこそが彼女を引き寄せ、突き動かす力である。このことによって彼女の体力は維持され、背筋や腹筋、上腕筋などが鍛錬されることになり、肺活量も自然とついてくる。お腹がすけば今度はまた居間まで戻ってくるのだから、相当な運動量を維持していることになる。
4月からは果たしてこういう運動量が、減少しないかを心配している。彼女の廊下はケアホームには存在しないのだ。毎週土日帰宅はしても、決定的に運動量そのものが減ることに違いはないだろう。新たな悩みがそこにある。