私には施設管理者という肩書きと、親という肩書きの両面性があり悩ましい。施設職員となっていつも感じるのは、サービス提供者側とサービスの消費者側との軋轢であり、ジレンマでもある。より良いサービスを提供できるように努力していても、完全なことなどとは程遠い環境がそこにはある。国の職員は一基準の低さ、それに伴う経営力の脆弱さはサービスのほころびを誘引する。
リスクマネジメントのなんと多いことか。「施設内での事故」それは利用者間のトラブルや他害、職員の不適切なケアと負傷事故。もしくは不祥事。不適切な判断や不適切な対応、不適切な発言や態度など・・・あげればキリも際限もない。
そういうことが起きれば、ひたすら謝罪と二度繰り返さないための内部の事実確認と再発防止のための話し合いが必要となる。
そして私には親としての立場がある。重度の知的ハンディキャップの娘を預けている。信頼して預けてはいるが、これまで職員のケア上の不手際や、利用者からの他害によって幾度も娘たちは痛い目にあってきた。二度と起こらないように注意しますと記事はあるものの、再発は必ずある。経営者側の立場から言えば娘には申し訳ないが、利用者の他害事故は娘でよかったと思うときがある。ごめんね痛かっただろ?と思いながらも、ほかの利用者にもしそれがあったら、どんな抗議を受けるだろうかと気が気でない経営者が居る。
そこで迷言「○○さんに傷つけられても、○○さんには決して傷つけてはならない」という言葉となるのである。
悲しいかな、そういう思いの日々がある。
リスクマネジメントのなんと多いことか。「施設内での事故」それは利用者間のトラブルや他害、職員の不適切なケアと負傷事故。もしくは不祥事。不適切な判断や不適切な対応、不適切な発言や態度など・・・あげればキリも際限もない。
そういうことが起きれば、ひたすら謝罪と二度繰り返さないための内部の事実確認と再発防止のための話し合いが必要となる。
そして私には親としての立場がある。重度の知的ハンディキャップの娘を預けている。信頼して預けてはいるが、これまで職員のケア上の不手際や、利用者からの他害によって幾度も娘たちは痛い目にあってきた。二度と起こらないように注意しますと記事はあるものの、再発は必ずある。経営者側の立場から言えば娘には申し訳ないが、利用者の他害事故は娘でよかったと思うときがある。ごめんね痛かっただろ?と思いながらも、ほかの利用者にもしそれがあったら、どんな抗議を受けるだろうかと気が気でない経営者が居る。
そこで迷言「○○さんに傷つけられても、○○さんには決して傷つけてはならない」という言葉となるのである。
悲しいかな、そういう思いの日々がある。