夢発電所

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演劇鑑賞・ミュージカル「アプローズ」

2010-02-10 07:33:55 | つれづれなるままに
 映画「イヴの総て」よりという副題付のミュージカルを、弘前市民劇場で家内と共に鑑賞した。主演はマーゴチャニングに前田美波里が扮していた。
 このミュージカル鑑賞は「弘前市民会館」の主催で会員制の演劇鑑賞を年間を通じて計画実践している。私は会員でないのだが、ポスター掲示協力をしている関係で、年に一回だけ無料で好きな演劇に招待していただけるという。今回は今年最後の一番大きな演劇だったようだ。弘前市という地方都市では、なかなか演劇などの生の臨場感を感じる場面は少ない。学生時代は「俳優座」の会員制度があって、中台多雨屋の「ハムレット」「どん底」などを見た記憶がある。
 1,200人を収容する弘前市民会館をほぼ満杯に生めたミュージカルは2時間30分(2幕)で、その舞台ワークの素早さ見事さに圧倒された。知っている俳優は倉石功程度で後は、知らない俳優ばかりではあった。しかし、ダンスの若々しさと、きびきびしたリズム感はさすがに訓練されていることが実感できた。
 人生には様々な困難があり、名誉と共にある欲望もまたある。その困難があるからこそ本当のものがその困難の後に見えてくる。そんな印象のミュージカルでした。