夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

ヘジンさん最後の韓国料理は「タットリタン」

2010-02-16 09:12:25 | 私と福祉とであいの旅
 へジンさんの「タットリタン」作り
 
 タットリタンは鶏の手羽元を野菜で煮る料理であるが、味付けの主役はコチュジャンである。
 ★材料
 ①鶏の手羽元(一人2本)
 ②キャベツ
 ③にんじん(大きめに切る=カレーサイズ)
 ④ジャガイモ(同上)
 ⑤長ネギ(やや大きめに)
 ⑥たまねぎ
 ⑦にんにく(皮を剥いて刻む) 
 ⑧春雨(1袋)
 その他の調味料
  ・コチュジャン
  ・ごま油 
  ・塩
  ・醤油
  ・酒 
  ・砂糖
  ・ゴマ
  ・一味唐辛子

 1.下ごしらえ
  ①鶏の手羽元を茹で、酒で絡めておく。
  ②春雨も煮ておく。(切らない)
 
 2.料理
  ①鶏の手羽元(下ごしらえ済み)を鍋に入れる。
  ②砂糖、ごま油、にんにくなどを入れたコチュジャンのペーストを鍋の中の手羽元に絡める。
  ③切った野菜をにんじん、ジャガイモ、長ねぎ、玉ねぎと順に入れ、コチュジャンになじませ、点火していためる。
  
  ④春雨は最後に入れる。
  ⑤いためた後、水を加える。余り入れすぎない。(ひたひたになる程度)
  ⑥ふたをして煮る)
  ⑦味見をして、コチュジャンの辛味、塩加減を調節する。
  出来上がり。

 コチュジャンの辛さと砂糖の甘さが絡んで、とっても体が温まる料理です。
 ヘジンさんの母国ではもっとコチュジャンが入らないとおいしくないといわれますが、辛さの文化の少ない私たちは、中辛よりももっとマイルドな辛味を好むかもしれません。ご飯にも合って、食が進みます。ジャガイモも溶けかかるくらいで、もっちり感が出て鶏肉もおいしく感じられました。そして最後の方で投入した春雨が、またなんともいえないくらいに食感が良かったです。


ヘジンさんの最後のハングル教室 

2010-02-16 06:41:25 | 私と福祉とであいの旅
 旧暦ではまだ1月2日。昨日は2月15日(月)だが、日中はいくらか暖気で、道路は少し雪解けで走行しにくくなっている。
 韓国の留学生 金 恵珍(キム・ヘジン)さんの、離日の日(2月21日)が近づいている。私は休みの日なので、ゆっくりとした朝を迎えた。
 昼近くにあうんへ出かけると、きょう歓送迎会を行う予定だった韓国の留学生二人からメールがあったという。一人はヘジンさんで、朝5時まで何か作業をしていて朝方から眠ったので遅れるという。もう一人のテホさんはヘジンさんの後を引き継いでくれるという男性で、ビザの交付手続きで来れなくなったという。
 結局スタッフで休みだったKさんに迎えにいってもらって、午後からの送別会が開催された。ヘジンさんは今まであうんのみんなと一緒に写真を取りまくっていたが、その写真を大きな紙に貼って思い出の写真集を朝方まで作っていたらしい。
 ヘジンさんは昨年8月ごろからあうんにアルバイトで毎週やって来て、あうんの利用者の支援をしてくれた。夜は私たちスタッフへのハングル教室を開催し、韓国の様々な文化を紹介してくれたのである。
  おなじみの韓国(ハングク・ユリ(韓国料理)の食後は、いよいよ今夜で最後となった「ハングル教室」です。
 「~を好きですか?」というテーマでした。
 「~は」「~が」と習ってきましたが、きょうは「~を」の使い方です。
 名詞の後にパッチム(子音)がつかない時と、名詞の後につくときの使い回しを学びました。「ウル」はパッチムがつくときで、「ル(ル)」はパッチムのない時に使います。
 参加者間での会話をし、いよいよ最後は「私は愛されるために生まれた」を、ヘジンさんのピアノとみんなで合唱をして終えました。

 一年間の交流期間は、本当に短い感じです。きっと再会しようと、握手をして別れを惜しみました。朴さん、ミンジさん、そしてヘジンさんと続いた交流は、韓国という国が親戚になったようなそんな身近な気分が強くなっています。

 ヘジンさんの代わりの方はテホさんで男性ですが、4月以降にあうんのボランティアを担ってくれることになっています。