夢発電所

21世紀の新型燃料では、夢や想像力、開発・企画力、抱腹絶倒力、人間関係力などは新たなエネルギー資源として無尽蔵です。

サマーワークキャンプ in 十三湖 その3

2009-08-07 07:05:42 | 福祉について
 サマーキャンプは本当に幸運なひと時であったのだろう。翌日はしっかりしたというかかなり強い雨降りだったし、前日も悪天候であった。アウトドアでは、その時々の天候で大きく行動が左右されるのだ。カヌー・カヤックができたのだが、昼食後はとても湖面に船を置くことすら難しい強風となった。
 そしてキャンプ終了後哀しいことだが、スタッフのお父さんが帰着翌日癌で急逝されたのだ。合掌
 人生であるとか運・不運というものの不可思議さが、まさにそこにある気がする。「一期一会」とはよく言われることだが、その時々を大切に生きることが如何に大切なことかを実感する出来事でもある。

 ともあれ私たちのメンバーさんが参加した今回のキャンプは、本当に充実した1泊2日であった。みんなで一生懸命蜆を採り、持ち寄れば10kgにもなった。朝食の蜆汁を全員がいただいたほか、メンバーさん一人ずつのお土産となったのである。私自身も本当に久しぶりの、十三湖での蜆採りである。2、30年近く前になるだろうか、障害のある子どもたちを連れてやって来たことがあった。中ノ島というキャンプ場やコテージのある場所に行くためには、木の橋を渡らなければいけない。その橋も今はすっかり老朽化して、バスの乗り入れを禁じていた。11月以降は一般車両も危険なために、通行禁止となるらしい。
 僻地の村は、どんどん寂れていくばかりである。
 観光客の誘致アイデアがどこかポイントがずれている。橋だけが、島へ渡る手段ではないだろうと思う。近年は団塊世代が大量退職して、時間やお金をもてあましているのだから、ターゲットを絞ることも一つかと思ったりする。
 昔学生時代に佐渡島で体験した漁(大亡網)の体験などは、新鮮そのものだった。蜆漁などは体験できないモンだろうか。