昨夜長崎県のT・Tさんから電話で、「M君が死にました」という連絡を受けた。
2年前に三重県からわざわざ青森の我が施設に、胃の摘出手術を受けた後の身体でやって来た。TさんとMさんとは大学時代の後輩で、彼らは本当の意味での親友だったといえるのだろう。
T君は朗らかな性格でひょうきんさもあって、仕事をしたいという熱意があうんのペンキ塗りをかつての経験を生かしてやってくれた。そしてあうんでもたちまち人気者になった。
しらとり農場にも一緒に行き、楽しく過ごした記憶が鮮明によみがえってきた。 いつも自分ですら大変なのに、ぼくの支援をしようと病院の関係者までつないでくれた。いつも希望を持ち続けていることが、彼の時々の賑やかなはがきに表現されていた。最近ペンキが薄くなってきたので、また着てくれないかなあと心待ちにしていたのだが、こんな結果を知ることになって本当に残念に思います。
ぼくは彼の残像を胸に持ち続けられる気がしています。葬式などに参列できなかった分、いつも明るく冗談を飛ばす彼の笑顔を大切に記憶していようと思います。
Mさんありがとうございました。そして安らかにお眠りください。合掌