田舎の道草

田舎の道草徒然日記

ボッチは「老いてきたのではない子供に戻っているのだ」

2020-11-22 | 日記
この歳になると、「老いているのではない子供に戻っている」
という言葉が妙に気になり出してくる。
子供の頃の出来事がやけに想い出されてくるのも
これも子供に戻り始めて来たことへの証となるのだろうか。

子供の頃、炬燵に入り、背に親の温もりを感じながら
手袋で指人形を作ってもらい、遊んだことを想い出した。
その人形は、毛糸の手袋で出来ていて、手袋のどの指だったかを結び
手首の部分を折り返してかぶせ帽子としていた。
そんな指人形を2本の指で操って遊び、人形との会話は
子供心におおいに盛り上がっていたことを想い出す。

「てぶくろ」の反対は何~だ、と親に問い
「ろ・く・ぶ・て」の返事に、6回肩を叩いてやり
小さな親孝行と得意気になって繰り返したことも想い出す。

YouTubeの動画で指人形の作り方を確認することが出来た。
他にもいろいろな指人形の作り方が載っていた。
子供の頃に、これらの指人形で遊ぶことが出来たのなら
話題は限りなく広がりをみせていたに違いない。

実際に軍手を持ち出して指人形の作り方を真似てみた。
帽子の後ろから手袋の中指を出してみたら
髪の毛一本縛りの女性が出来た。
この指人形と大人の会話が楽しめそうな予感がするのは、
こんなボッチは、また子供にも戻りきれていない
ということになるのだべか。


手袋人形の作り方